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リストラされる年齢になって思うこと

たまに思い出します。

あ、俺48歳だ。

他人と比較しない脳みそで良かったと思うことしばしばです。

私の許可なく、私と他人の年齢を比較する人は不幸になりますよ。ご注意あれ。

普通の会社員の話だよ

会社員について書きましたが、社内のヒエラルキーを実力正面突破できたり、老獪に立ち回るスキルを身につけていたり、偕老同穴よろしく会社やいまの仕事が大好きな人にはまったく役に立たない記事です。
ご了承ください。

20年後、いま48歳から見る景色

早期リストラ、早期退職勧奨、初めてこの言葉を見たときは
「へぇ~。バブルがはじけたあと大変だな。こんな時代、いつまで続くんだろう」と思っていましたが、もう20年経ちました。いや30年経とうとしています。

きっと変わることはありません。

私は30代で会社を辞めて独立しましたが、独立の経緯は決して自慢できるものでもないし、望んだことでもありませんでした。

でもあのとき、昭和の価値観で作られた「大学発 会社員経由 定年行き」という列車から飛び降りて良かったなあと思います。

恐ろしい刷り込み

大学を出たら就職して定年まで勤めるという価値観の刷り込みはすごいです。

もちろんこの価値観を否定するつもりはないです。

ただ若者に向けて、ちょっとだけ伝えたいことがあります。


あなたの周りに、早期退職勧奨や早期リストラを切り抜けた40代50代社員っていますよね?

私はその年齢のまっただ中にいますが、切り抜けた40代50代社員が考えていることなんて

会社(月給をもらえる生活)から振り落とされないようにどうやって逃げ切るかがほとんどですよね。

もしあなたがいま20代、30代で、周りの上司や先輩がそういう逃げ切りを選択しているなら、あなた自身がどうするか考えたほうがいい。心から思います。


もちろん、逃げ切りを決め込んだ人たちの選択が悪いとは言いません。

ただ若者は、この「逃げ切りを決め込んだ人たちがいる景色」をどうするべきか考えるべきだと思う。

考えろって言い方、本当に申し訳ない。

ただあなたが、決断しなければいけないときは必ずやってくる。

あなたがいま、オフィスのデスクから見ている景色の中に、逃げ切りを決め込んだ人たちがいないだろうか。
そんな奴らのおかげで疲弊していないだろうか。

いつでも旅に出る準備はできているのだろうか。

私はとても心配になります。

でも心配であると同時に、応援したくもなります。

会社に尽くして得られるもの

会社に尽くして得られるものは、1枚のチケットです。

そのチケットには「逃げ切り選択権」とだけ書かれています。

あくまでも選択する権利ですから、権利を行使できる保証はありません。

あなたのチケットを奪う人は誰もいません。むしろ上司はそのチケットを握っておいて欲しいと思っています。

あなたがそのチケットを握っている間は、あなたを好きなように使えて、気に入らなくなったらチケットを取り上げてしまえばいいんです。

普通の会社員というのはそういうものになりました。

でも、会社員は必要な立場です。日本を支えているのは大多数を占める会社員です。

周りの人が会社員だからという理由で、会社員を続けてはいけません。

会社員という立場は、あなたの人生の選択肢のひとつに過ぎないことを覚えておいて欲しいと思います。

じゃあお前どうするんだよ問題

こういう感じで「偉そうな上から目線な文章」を書いていると、私は気持ち悪くなります。

いやもうね、ほんと無理w

でもさ、僕が20代の頃、こういうこと言ってた人誰もいなかったもん。いや、居たのだろうけど、せいぜい尖った社会学者が少数派としてテレビで発言してただけじゃないかな。

でもいまはインターネットもあるわけだし、こういうことを言うおじさんが居ても良いんじゃないかなと思う。てか、実際たくさんの人が言ってるよね。

ホリエモンとか、ずーーーーっと言ってる気がする。

んで?じろさんぽは48歳でどうするの?どうなったの?といわれると、身も蓋もないんだけどさ。

36歳くらいで会社を辞めて、転職して2年で辞めてからフリーランスやってる。

フリーランスを10年もやってるとほんと恥ずかしくてね。

ただね、めっちゃ楽しいよ。

人生はロールプレイングゲームだっていうけど、ほんとだもん。

フリーランスとして色んな人たちから仕事を請け負えたおかげで、もう請け負わなくても自分でできるじゃん!ってことで色々始めたわけ。

もうほんと、経営者ってすごいよ。

俺、できるのかなって思いながら、ガチの経営者目指して、いまはゴースト倒してる。バブルスライムはまだヤバい。ここまで1年弱かかったけどw

ほんと毎日が選択の連続で、でも選択しないと前に進まないし、前向きじゃないと死ぬ。いやまじで。スリルしかない。

食費や最低限のお金と競馬代を残して、あとは全部経費に回すのよ。

こんな人生考えたことなかった。まじ楽しいw

ほんとつらそうな感じだけど、意外と楽しいんだよ。毎朝進捗を見て、頭ひねって、行動できることを探して試して、始業の時間になったら収入確保の仕事を進める生活。

もう少し自分の仕事の時間増やさないとなって思うけど、HPやMP減ってきたら宿屋に戻らないといけないから、北の洞窟にまだ行けない感じ。

こういう生活をしてると色々気づくわけ。もうほとんど自分との対話で1日終わるから、自分と向き合わざるを得ない。

食事にも気を遣うよね。体調崩したら死にイベ始まるからね、まじ終わりだもん。

とはいえ48歳、恥ずかしい

おかしなテンションで書いたけど意外と事実しか書いてないし、楽しいのはほんとのところ。

でも48歳でこの生活というのは、いささかの恥ずかしさもある。

だけど、僕はきっと、逃げ切りを決め込んだ生活に耐えられるほど強くもないから、いまの生活も「生まれる前から計画されていたこと」なのかなと思う。

「あのときこうしていればもっと上手くできてたなあ」と思うことは、タバコは良くないってことくらいかな。
デタラメなことたくさんしてきたけど、結果オーライで全部OKと思えるんだよね。人には言えないけどw
そして全部、実になってるからOK。

年齢を言い訳にして何もしないってのは、なかなかのクズだからね。

クズにはならないように、今日もがんばろう。

時間はあるし、知性は人並みにはあるはず。
あとはお金だ←これな

最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

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