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リベンジ消費の波に乗れるかどうか

改善点が増えました。
そもそもコンセプトがなく、従業員の店舗作りに対する統率が取れていないことが大きな問題です。

近隣の住民に対してなのか?遠方からの来店に対するのか?
ベトナム人に対してなのか?日本人に対してなのか?
何をどういう形で売るのか?

社長の想いは「日本人向けの高級路線」という大まかな店舗コンセプトはあるものの、具体的な細分化ができておらず、従業員に共有されていません。

その環境下で、「とりあえずを売上を上げることが最優先」と言われているが、それは何も商品がないのに開店しているのと同じレベルです。

社長から経営会議の提案を頂いたので、会議の場でコンセプトと数値目標(主に損益分岐点)をハッキリとさせ、それに伴う運営方法と役割分担まで明確にさせたいです。

11月からパートナーのベトナム人が建築事業部に完全に戻り、新しいパートナーに変わります。
挨拶は交わしましたが、得意分野や経歴などがわからないので、そこが心配な部分ではあります。

しかし、ハード面はアドバイザーの方に任せているので、ソフト面だけならば僕だけでも十分効果を発揮できます。
痒いところに手が届かない部分をまずはパートナーに行ってもらい、そこから役割を徐々に突き詰めようと思います。

あとはアルバイトの存在です。言葉の小さな壁が、意外と大きな部分に響いています。
日本人の微妙なニュアンスや、空気などはなかなか一朝一夕で埋めることができません。
そこはマニュアル化できる部分があれば、全て行いたいですが…やはり骨が折れますね。

海外の店舗で弱いのはサービス力です。それは日本人があまりにもハードルを上げている部分があるのですが、僕はそれに対して素晴らしいことだと思います。
飛び越えられないハードルではないので、そこはしっかり飛び越えるつもりです。

めっちゃサービスが良く、コスパのいいベトナム料理店があれば行きたくないですか?
そうなんです!売上を上げることは簡単です。

しかし、そこに行くまでの道が開店の失敗により、かなり遠くなっています。
やりがいがあるのは良いことですが、道のりが遠いのがもどかしい部分です。
ドラクエモンスターズでダークドレアムを1から作っている感覚ですね。

まずは飲食店としての当たり前の徹底。その基準は以前の世の中よりも高くなっています。
"安心・安全"をどれだけお客様に感じさせられるか?
そこが基盤の部分です。

年明けのリベンジ消費に向けて、まずはどこまで利益を確保できるかが1つのカギになるでしょう。

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