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学校インタビュー 東海大学付属浦安高等学校中等部

2020年9月1日

千葉県浦安市にある東海大学付属浦安高等学校中等部を訪問しました。

この学校はJR京葉線の舞浜駅や新浦安駅からバス10分、もしくは東京メトロ東西線の浦安駅からバス10分の距離にあります。

中学は1学年約120名で4クラス、高校から更に280名くらいの入学があり約400名で9〜10クラスの生徒規模です。男女比は男子2:女子1。社会性、公共性を身につける「シティズンシップ教育」を推進しています。

今回、東海大学付属浦安高等学校中等部の宮嶌教頭先生と福島副校長代行にインタビューしてまいりました。宮嶌先生、福島先生、ご対応ありがとうございました。中等部に特化したインタビュー内容を私なりに「4つのトピック」と「その他」として以下にまとめてみました。

①大学付属

総合大学である東海大学の付属校であることが何よりの特徴です。中学から高校への内部進学率はほぼ100%。高校からは約80%が東海大学へ進学します。中等部からの生徒の利点は高校受験の時間を部活や学校行事に費やせることです。また、高校生になると東海大学の見学や研究室訪問などもあります。中だるみが起こり「希望学部などが明確でなく何となく大学へ行ければ良い」という考えの生徒には注意が必要です(と宮嶌教頭先生も仰っていました)。

②広々とした環境

千葉県ならではの良さとも言えますね。正門をくぐるとゆったりした中庭があり左手には立派な武道館と体育館があります。校舎の裏には人工芝の総合グラウンド、野球場、テニスコートがあります。

③部活動

1号館から入館するとエントランスに飾られているトロフィーや盾の多さに圧倒されます。特に柔道部、剣道部、野球部などは優秀な成績をおさめています。部活動に打ち込むべく進学したという生徒も多いです。

④大学の先にある人としての在り方、生き方の探求

「浦安人生学」というネーミングのもと、総合的な探求学習として土曜日の3時間を充てています。「自然科学系」「比較文化学系」「健康医学系」「社会文化学系」の4つのテーマから興味のある講座を選択して学習していきます。これらの発表、プレゼンに今後ICTを活用していけると面白いですね。

⑤その他

学校調査というアンケートを在校生とその保護者を対象に行っています。顧客満足に沿った学校運営が伺えます。

大学受験時のAO入試割合(約2割は外部受験)は不明です。今回は特に中等部のお話を伺ってきました。

2019年度からGTECを活用しています。現時点でのスコアは不明でした。これからデータ化されていくと思われます。

中学入試方式は、4科もしくは2科4科選択です。さまざまな入試方式を導入する私学も多い中、オーソドックスな科目の入試方式に変更はしばらくなさそうです。

中学入試の日程として12/1に推薦入試、1月後半に2回の一般入試、を実施しているが、入学者の9割近くは12/1の推薦入試組のようです(第一志望者だから当たり前ですね)。

在校生の分布として千葉県6割、東京都3割。東京は路線の兼ね合いから江戸川区と江東区が多いです。

Hawaii Tokai International Collegeという短期大学へ毎年10名前後進学しています。

以上、東海大学付属浦安高等学校中等部のインタビュー要約となります。

更に詳しく知りたい方は直接、学校説明会に足を運んでみてはいかがでしょうか?

最後に東海大学付属浦安高等学校中等部HPのURLを紹介して終わります。

https://www.urayasu.tokai.ed.jp/

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