データエンジニアリングとは

これまで様々なところで話してきたデータエンジニア、データエンジニアリングに関する弊社(ゴーガ解析コンサルティング)の知見を、ざっくりまとめて置いておく。

データエンジニアリングとは

  • データエンジニアリングとは

    • データ利活用を推進すること

  • データ利活用

    • 既に使えているものは、データ利活用とは言わない

      • データと目的とが繋がり、運用されているなど

      • これはシステムエンジニアリングの担当

    • データ利活用とは

      • 使えていないデータの使い道をつくること

      • 目的のためのデータを集め、または作ること

データ利活用とデータエンジニアの担当領域

データエンジニアの仕事

  • データ利活用のために何でもやるのが「データエンジニア」

    • データ利活用のために

      • 「使えていないデータ」を使おうとする

      • 固まっていない「目的」、データと繋がっていないアドホックな問いに応える

    • スピードが重要な要素

      • 時間を掛けて確実な成功を指向するのではなく、PoCを高速に回す方に価値を置く

    • うまくいったらシステム化

      • そこから先はSEの仕事

  • データエンジニアと不確実性

    • できないことをできるようにするのがミッションなので、常に不確実性がある。

      • 不確実性のリスクを最小化するのではなく、リスク込みで全体最適化を目指す。

    • 不確実性下でのリスクコントロールには、なによりも経験知が重要。

      • 関係各所とのコミュニケーション

      • データ自体への知見、想像力

    • データエンジニアの部署が必要

      • 不確実性を織り込んだ評価ができないと、データエンジニアは活かせない。情シスとは評価軸が異なる。

AIとデータエンジニア

  • 2023~ 高性能なAIの登場

    • 「データ分析」は将来的にはAIの仕事になる。

      • これらの多くは、過去の膨大な蓄積の中から課題に合った手法を探し出し、当てはめる仕事。

        • 希に驚くべき仕事も存在するが、ほとんどの場合にそういったものは求められていない。

      • 形式知化されたストックの中から探索してマッチングするのは、AIが得意な分野。

    • AIにできないことは?

      • データになっていないものは知りようがない

        • データが乏しい

        • 観測されていない

      • ローカルな事象には比較的対応しにくい

        • あくまでも、「一般的にはどうか」を答えてくれるのがAI

  • データエンジニアとAIはパートナー

    • データエンジニアはローカル、AIは知識を担当する

      • AIが知り得ないことを知る、集める。

      • AIに目的とローカルなデータのことを伝え、膨大な知識の上で分析させる。

      • 結果の解釈についてAIと対話する。

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