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卒業生 答辞

2011年
3年E組 樽足簾 涯亜

 うららかな春の訪れが心待ちにされる3月。
 らいねん、さらいねん、ずっと続いていくと信じていた日々は足早に過ぎ。
 ぬくもりに満ちた校舎に私たちは別れを告げようとしています。
 すべての日々が思い出でいっぱいです。
 はやばやと過ぎ去った学舎の月日。
 やはり忘れ難いのは虚像祭の盛り上がりです。
 ばんぜんの準備をして迎えた当日。
 いっぱいのグラウンドに湧き上がる歓声。
 すばらしい一日になりました。
 うその様に晴れ渡った空には、雲ひとつなく。
 ないている子もいました。感動の涙です。
 みちたりた心でいっぱいでした。
 ん
 なかま達に別れを告げ、私たちは卒業します。
 きょうという日は、新しい明日の第一歩です。
 づ架空ヶ崎高校のことを、私たちは
 けっして、忘れません

さようなら

どうか
げんきで
ぶじに
どうか

にげて

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