自分の面倒臭さに辟易

夏休みも残すところあと少しとなり、
なんだか妙に焦ってきている。

帰省から自宅に戻ってきたあとは、
なんだか何もかもが色褪せて見え、やる気は起きず、意味もなくガッカリするのであった。

実家はいい。だが微妙に気も使う。
超マイペースな私が洗面所を占拠出来ない。
それらを差し引いても、実家は良い。
子供たちをみてくれる人の人数が多い。
友人が近くにいる。
母のご飯は美味しく、毎食用意してくれる。
洗濯もして頂ける。
義実家のように次々と嫌な事件など起こらない。平和。優しい。人権が守られている。夫もいない。

ヘブン。天国。楽園。桃源郷。

しかしずっといるわけにはいかない。
帰る日が来るのだ。

そしてまたワンオペ・義実家では事件が多発・夫が帰宅する。

現在の夫の行動には特に問題はないのだが、
過去の悪業が思い出され、
顔を見るたび腹が立ってしまう。

皮膚の傷跡を目立たなくすることができたとしても完全に綺麗にはならないように、
心の傷も元通り綺麗にはなってくれない。
それどころか、治りがかなり悪い。
まだ乾燥もしていないぐらいに。

まるで過去の自分とは別人のようだ。

じゃあどうして欲しいの?
と問われても、自分でもわからない。
誰にどうしてもらったら一体満足するのだろうか。謎である。非常に面倒臭い。

何が不満で、どうして欲しいのか?
自分の中で絡まりすぎていて全然わからない。

一つだけ確かなことは、
「1人の時間が欲しい」…それだけ。
他人に左右されない自由な時間が欲しい。
誰の世話もしなくていい、心配しなくていい、ぼーっとできる時間。
自分のことさえ考えていれば良い時間。

自己中だなぁと自覚しているが、ずっとじゃなくていいから1日の中で少し欲しい。

できれば「何かしなければならない」時とは別に…。
ぼーっとしたい。何か書きたい。リセットしたい。
そして日常に戻りたい。
今は寝る前に少しだけ。

いつかは子供達が大きくなり寂しさも発生するんだろうけど、それはわかっているけど。
その寂しい時に、今の1人になれなさを分けてあげられたらいいのにね。
人生はいつだってアンバランスだ。
まるで綱渡りをしているよう。


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