ストリップ の奥深さ

風俗産業の中でも、文化的存在として愛され続けているストリップ ほど稀有な存在はないと思います。イメージ的に似たようなバーレスクは、歴史は同じくらいですが、ストリップ に比べると知らない人が多く、ストリップ のように多くを語られていることもあまりないような気がします。実際、私もストリップ という言葉は知っていましたが、バーレスクは聞いたことありませんでした。

女性の裸という面においては、世間一般的には若い方が良しとされる傾向にありますが、ストリップ 界においてはベテランの踊り子さんも少なくありません。私の好きな踊り子さんもベテランが多かったりします。それこそがストリップ には裸だけではない魅力があり、その奥深さを物語っているような気がします。

では、その奥深さとは何なのか。人それぞれストリップ に求めるものは違うので、一概には言えませんが、私が思うには踊り子さんが醸し出す雰囲気や世界観なのではないでしょうか。つまり踊り子さんが持つ個の魅力です。

私にとってお気にの踊り子さんになると、その演目は好きになりますし、劇場で彼女達を目にする度に、私を別世界へ連れて行ってくれます。ただ。お気にの踊り子さんだからと言って、すべての演目が好きかと問われると、必ずしもそうではなく、あまり私に刺さらない演目もあったります。それでも、私を魅了するのは、やはり踊り子さんが持つ個の魅力で、それは踊り子さんの人生観だったり、人間性だったり、ストリップ に対する姿勢だったり、様々なものが融合して醸し出されるオーラであり、それが踊り子さんの雰囲気や世界観を形成しているように思います。

ストリップ だから、裸を観に行ってるのは紛れもない事実ですが、決してそれだけではない私を惹きつける魅力があり、それゆえにストリップ は奥深いと私が感じる部分でもあったりします。