銀河讃頌
2000年9月生まれ、内向型、アニメが好き。
共通点があるようでそんなに多くないかもしれないあなたに惹かれ、誕生日を一緒に迎えるのも3回目になります。
最初はこんなに長い付き合いになるなんて、ましてや人生の1部になるなんて思ってもいませんでした。
以降私的なことがかなり含まれているので嫌な方は次の線まで飛ばしてください。読んだら自己責任でお願いします。
ちょうど地球上で生物の絶滅サイクルがあるように、私には精神的な波が周期的に訪れます。それはいい方に行くか、悪い方に行くか、なってから気づいたり、なる前に気づいたり、いろいろです。
小学生で気づいてからはそういう物なんだと思うようにしました。それと同時に「普通」であることにこだわっていた私にとっては「普通じゃない」自分に気づいた瞬間でもあり、常に不安で自分自身が恐怖でした。
ハンジソンに出会ったのはちょうど悪い周期に入る直前のことです。何をするにも億劫で、もともと興味があった事にもいまいち関心がなくなり、音楽も聴けなくなり、ベッドとおともだち。
そんな風になる前に出会えて私はとても恵まれていたと思います。
好きになって初めてのカムバはソリクン期でした。その時"말할 수 없는 비밀"を聴いて、自分ってただそこにあるだけでも許されるんじゃないか、そんな風に思うことができました。ぽろぽろ涙が止まらなくて、歌詞を理解して泣いて、MVが出てまた泣いて、曲を聴いてこんなに泣くなんていよいよ人間としてやばいかな、なんて思って。
今思えば「作詞作曲ハン」だから琴線に触れるなんて当たり前ではあるんですけどね。
ベッドとおともだち期間が訪れ、音楽は聴けずともスキズのコンテンツ動画だけは見ることができました。そこで見られたのはいつも笑顔や愛嬌を振りまくハンジソンの姿だけではなく、チッケムで見ていた姿とは別の魅力がある人なんだと気づきます。
つい最近も例の状態になり似たように過ごしていました。スキズの曲も聴けなくて辛かったのに、大切にしてきた気持ちを失いたくないと思いました。このままどこかに葬るには燃えきらない、燃えさせたくないと思いました。
じめじめした自分には明かりなんて無縁だと思っていたけれど、暗いところにいたくなかったんだと今になって思います。
こんな気持ちにさせてくれたのはハンジソンだけです。本当にありがとう。冗談じゃなく本心で、あなたは命の恩人です。
先日、名古屋の公演へ行った時の感想は「生きていてよかった」しかありません。
ひとりの人間で、ひとりのアイドルで、ひとりの音楽家であるハンジソンはこんなにも多くの人に愛されているんだと目の当たりにできて、本当に幸せな瞬間でした。
私が惹かれたハンジソンは、人生を共にする盟友にしか見せない姿、才能だけではなく努力で壁を壊して突き進む姿、おいしいご飯に頬を緩ませる姿、内気だけど人と一緒にいたい姿、たくさんの輝きを見せてくれました。ステージ上で光を砕き撒くあのハンジソンが、裏では人の子らしく、泥臭く、曲がりくねりながら、走り続けている。
もちろん私が見たのはスキズのハンとしての動画であって、全部の場面が「ハンジソン」という人間を表しているわけではないかもしれません。しかし少なくともひとりの人の子である「ハンジソン」の一面でもあると感じています。
自分には何もないけれどハンジソンを慈しむ気持ちはあるということ、ただそれだけが何かの自信に繋がっています。
あなたを愛せたことでちっぽけな星のちっぽけな島国のちっぽけな田舎のちっぽけな人間に明かりを与えたという事実を、どうか誇ってくれたら嬉しいです。
自らの知識で自らの城を築くという名前の通り、培ったものたち全てがあなたの元にあること。それらに惹かれて人々が集い、絆を結ぶこと。これは紛れもなくハンジソン自身が人生で紡いできたものの結晶です。
追記として、「好き」という言葉を可能な限り使わずにいかに愛を表現できるか、なんて縛りを密かにこのnoteにかけました。それでもこれだけ言葉が出てくるということは、ハンジソンという存在が自らに多大な影響を及ぼしてるんだと実感しました。
以下はポエムのようなキモ愛を書いているのでマジ無理だよという方はここで止めておいてください。でも私が本当に伝えたいのは上の自分語りではなくてここから先の短い詩篇に書いてあることだけです。
そうです、あんな長い文章読まなくても最後に飛ばせば主旨がわかる仕様です。
線まで飛ばした方は内容が1ミリもないnoteを読ませてしまい申し訳ありません。
ここまで全文読んでくださった希有な方、本当にありがとうございます。よかったら仲良くしてください。
ハンジソンにも、読んでくださった方にも、多くの幸せが訪れますように。
遠い昔、当時の人類において異端児とも呼ばれたアリストテレスのように、空を見上げてあなたに思いを馳せるのです。遠く輝く恒星の集まりであるあなたのことを憧れる他ないのです。
どうしても私は地球からしかあなたを見ることはできないし、その光に耐えることはできない。だけどきらきら瞬き、ゆらゆらと揺らぐその輝きをこの目に収められるのはこの距離だからこそ。
どうかこれからも彼方からその燈の揺らめきを見届けさせてください。
あなたがこの世界で生まれてくれたことに心からの感謝と祝福を。お誕生日おめでとう。
今夜も私たちの素晴らしい銀河を胸に抱いて眠ります。
ぎんが・さんしょう【銀河讃頌】《造語》
[名]銀河への思いを歌に作り、また、言葉をつくして、ほめたたえること。
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