麻雀についてのボヤキ

遅ればせながら、オンライン麻雀も長らく趣味である。MJを高校生の頃に始めたと考えると、もう10年以上はやってることになるだろうか。

実際に卓を囲んだことはほとんどないから、サイコロを降って順番を決めたりというのはできる人に甘えているし、符計算なんかできやしない程度のクソザコナメクジではある。

更にオンラインだからと行って強いわけではない。MJの段位持ちの人には平然と焼き鳥にされるがほとんど。今やってる雀魂というアプリだが、さぼってるのもあってかいつまでも雀士にいけない。

そんな私だが、人口を増やすことには協力したいのだ。幸いVtuber達の配信のおかげか、麻雀に興味を持ってくれている人達が身内にも増えてきたから、教えることも増えてきた。そんな中で悩ましいのが、何から教えるべきか、ということである。


まず基本として、どうやったら勝てるのか?というところ。まず麻雀というのは、4人ないし3人で卓を囲み、牌という駒を14枚という限られた枚数を揃え、決められた引いて捨てる回数の中で、決められた形を作り上げ、その形から点数を計算して最も高い点数で最後の局を終えたものが勝ちである。

14枚の作り方は、3枚を一つの塊として4つの塊を作り、あとの2枚を同じモノで揃える。3×4+2の法則、これは誰もが教えることであろう。

それをどう最初に作らせるか。麻雀というのは、形ができていても役というものがなくてはいけない。ここからが悩みどころであろうと思う。


そこで私は、まずはこれを覚えなさいと教えている。それが、1と9の牌と字牌は捨てて作ること。これでタンヤオという役になる。

いやいや、最初は三元牌の使い方でしょとか、鳴き方も大事でしょという声も聞いた。確かに大事だ。

しかし、色んな人に教えていく中で、一番取っつきやすいのは、なんだかんだタンヤオだったように私は思う。

どんな形でもいい。1と9と漢字は捨てなさい。その中で、3つの塊を4つ作り、2つ同じものを持ちなさい。この3つの塊というのは、同じものでも、並びでもいい。この、考える幅の広さというのが、本当に勉強になる奥深い役だと感じた。


タンヤオがわかれば、まず形を作れるようになる。作れるようになれば鳴き方がわかってくるし、上がれるようになってくる。そして上がれるようになってくるということは、何が必要なのかわかってくる。この段階まで来て始めて三元牌や風牌を教えてもいいと私は思う。三元牌がわかれば、タンヤオのときにしていたポンを一つそれに置き換えるだけでいい、ということがわかってくる。


自分の中に打ち方を落とし込むことで、自分の力で上がれるようになる。この段階に来れば、後はいろんな形を教えればいい。メンタンピンとはなんぞやとか、そんなものはそれからでいい。

まずは苦手意識をなくしてもらいたい。入りは簡単なのだ。やればやるほど難しいゲームではあるが。


そして、そろそろ手積みでも自動卓でもいいから、そんな彼らと実際に囲むときでも打てるようにならねばならない。練習と勉強をせねば。

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