姿勢が変わる雰囲気づくり~翔コラム12~

【姿勢が変わる雰囲気づくり】

私がまだ学生の頃、あるインターハイ常
連校の監督と、こんな話をしたことがあ
ります。

「勝てる雰囲気じゃない。」

「雰囲気が悪くてあいつらの全力をまる
で出し切れていない。俺のせいだ。もっ
と動ける雰囲気にしてやらないと…。そ
れが俺の仕事だ。」

確かに、その日の試合は雰囲気が悪く、
姿勢の悪さから選手たちは体格のわりに
小柄に見える印象でした。

この監督が選手たちの雰囲気をよくする
為に使っていたのがミラー現象の応用です。

私たちの脳にはミラー細胞という細胞が
あり、この細胞によって感情が鏡写しの
ように影響しあっています。

例えば、相手がほほ笑むと自分もほほ笑
んでしまったことがあると思います。
誰かが悲しんでいる時、自分には何も起
こっていないのに悲しくなったこともあ
りますよね。

このように、ミラー細胞によって感情は
伝染します。

そして、感情は姿勢とリンクしています。

例えば、思いっきり胸を張って、両手を
大きく開き、青空を見上げながら落ち込
むことはできません。

逆に、身体を縮こまらせて部屋の隅でう
つむき、暗い部屋で最高に幸せな気分に
なるということもできません。

選手たちが身体を丸め、縮こまっている
としたら潜在意識的に何かから身を守ろ
うとしているのかもしれません。

恐怖や悲しみの感情は身体を縮ませ動き
を鈍くします。

そこで、

監督は決勝までの間、身体を張ってチー
ムを盛り上げ、明るい空気づくりに努め、
選手たちの気持ちを盛り上げたのです。

すると、

1週間後に行われた決勝では見違えるほ
ど堂々とした姿になり、アップだけで会
場を圧倒し、インターハイ出場を決めました。

というように、姿勢を左右するのは意識
だけではありません。心の在り方が姿勢
に現れパフォーマンスにも影響します。

選手たちの姿勢が悪い。

そんな時、あなたは何を感じとり、どん
な行動をしますか?


個別スポーツ塾
Jewel整骨院 院長
林 翔
http://www.jewel-seikotsuin.com


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