経済を回すことが最大の感染防御である理由
WHOは「夏に自然終息すると思うな」と警告を出した。(終わらせない気だな。クスリとワクチン売るために)
すでにシンガポールでもWARSが100例ほど報告されている。
一番の要因は赤道直下だろうが夏だろうが皮膚を露出して日を浴びなければビタミンD欠乏になるからだ。それは以前にもお伝えした。
今日はもう一つの重要な要因を見てみよう。
上は、統計探偵/統計データ分析家の本川裕氏による
「春・夏になればコロナは落ち着く」を疑わしく感じる「インフル統計」の真実
という記事に載っていた分散図だ。
確かに一見して、宮崎、鹿児島、高知など、暖かい地域でインフル死亡率が高い。
本川氏は
「暖かい地域でインフル死亡率が低いとは言えないから、新型コロナも春・夏になっても終息するか疑わしい」
と結論する。
しかしここに、別の要因を加味すると、全く違う側面が見えてくる。
別の要因とは『一人当たりの所得』である。
高齢化の要因を除くために、最もわかりやすい高齢化率11%前後の県に限って検討してみよう。
高齢化率が同じ11%前後の県で、インフル死亡率が高い県と低い県を比較すると、2つの傾向が浮かぶ。
①インフル死亡率が高い県は、一人当たり所得が低い。
インフル死亡率が高い県の1人当たり平均所得は2,536,700円
インフル死亡率が低い県の1人当たり平均所得は2,755,100円
その218,400円の差が、ざっくり言ってインフル死亡率を10万人に1人増やしていることになる。
インフル死亡率が高い県の1人当たり平均所得の都道府県別順位の平均は36.6位
インフル死亡率が低い県の1人当たり平均所得の都道府県別順位の平均は26.5位
と10位以上の開きがある。
インフル死亡率が高い県の人々は、全体に貧しいのだ。
(ちなみに、高齢化率の平均はどちらも11%でほぼ差がない)
②インフル死亡率が高い県は、1人当たり医療費が高い。
インフル死亡率が高い県の1人当たり医療費の平均は 373,100円
インフル死亡率が低い県の1人当たり医療費の平均は 337,700円
インフル死亡率が高い県の人々は1人当たり年間35,400円多く医療費を払っている。
インフル死亡率が高い県の1人当たり医療費の平均順位は 9.3位
インフル死亡率が低い県の1人当たり医療費の平均順位は 21.9位
インフル死亡率が高い県は医療費が高い県であることがわかる。
インフルなどの病が重症化しやすいから余計に医療費がかかるのか?
余計な医療費をかけるからインフルの死亡率が上がるのか?
それはわからない。(おそらく両方だろう。いわゆる悪循環だ)
貧しいのに医療費に多くを費やせば、ますます貧しくなる。
所得差218,400円 + 医療費差35,400円 = 253,800 円
インフル死亡率が高い県の人は毎年毎年この金額、経済的に不利な生活を強いられているのだ。
インフル死亡率が高い県では所得に占める医療費の割合は2%以上高い。
では、インフル死亡率を下げるにはどうすればいいだろう?
そう、所得をあげて、医療費を減らすことだ。
自粛なんかせずに経済を回すこと。
そして医療費がかからないようにすることだ。
コロナ自粛は、所得を増やす?減らす?
検査は?抗ウイルス薬は?ワクチンは?
医療費を上げる?下げる?
(え?何?聞こえないよ?)
(どこかの専門家)「有効だったら医療費下がるはずゴニョゴニョゴニョ...」
インフルの医療費が検査、抗ウイルス薬、ワクチンで実際にどうなったか?
統計を出すまでもないだろう。
うちはそのどれにも一切出費していない。
支出ゼロ。インフルエンザもゼロ。
お宅はいかがですか?
イランやイタリアが犠牲者が多いのは、経済的苦境が一因と考えられる。
貧しくて(あるいはクスリで下げて)コレステロール不足なら日光を浴びてもビタミンDをつくれない。
ビタミンDだけ摂ってもタンパク質や酵素となるミネラル、補酵素となる他のビタミン不足なら十分な抗微生物ペプチドはつくれない。
余計なクスリを飲んだらビタミンDがあっても身体は壊れる。
貧しい国と地域ほどその悪循環が繰り返されている。
ビタミンDを増やそう。経済を回そう。そして余計なクスリを飲むな。
この3つはどれが欠けてもいけないのだ。
夏になってもコロナWARSは終わらない。
もし引きこもって日を浴びなければ。
もし自粛自粛で貧しくなれば。(国が補償?誰の金よ?)
もし余計なクスリを飲み続ければ。
もし皆がビタミンDを増やし、堂々と経済を回し、余計なクスリを飲まなければ、最小の被害で夏前に終わる。
どっちがいい?
参考1
参考2都道府県別 国民医療費ランキング
参考31人当たり県民所得に関する都道府県ランキング
参考4 全国都道府県の高齢化率(65歳以上比率)ランキング
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