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沖縄県に見る『コロナ禍=PCR禍』の実態

 7月31日、沖縄県知事が夏休みを前に独自の緊急事態宣言を発令した。


 私の日照・ビタミンD理論が正しければ、とっくに梅雨明けしている沖縄県でコロナ患者・重症者・死者が増えることは考えにくい。
 本当に沖縄県でコロナによる肺炎発症が多発しているのだろうか?(コロナってPCRが陽性になる病気じゃなくて、肺炎を起こす呼吸器感染症だったの覚えてますか?)

 東洋経済のグラフでは、7月23日に突然PCR検査人数が2,111人に増やされた。7月30日にもさらに999人追加された。
 沖縄県のコロナ騒動が始まった3月からの累計検査人数が8,033人だが、何とそのうち4,881人の検査はこの2週間に行われたのだ。

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 急に4月の緊急事態宣言当時よりはるかに多くの人が発熱などの症状を呈して受診したとは考えにくい。おそらく無症状者へのPCR絨毯爆撃が行われたのだろう。

 その結果、陽性者数も増え、7月30日にピーク90人(たったの)を記録した。

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 これはPCRの検査結果が統計に反映されるまでに約1週間かかることを示唆する。
 
 実際の発症者・重症者・死者はどうなのか?
 死者は6月3日に1人亡くなって以来、ずっとゼロのままだ。
 沖縄県での死者は累計7人で、うち4人が4月、2人が5月である。

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 では発症者・重症者はどうか?これは東洋経済には県別のグラフがない。
 厚労省の元データを確認する。こちらの1日ごとの『別添1』および『別紙1』に各県ごとの生データが載っている。(参考2)沖縄県のデータを表にしたのが下だ。

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 グラフにすると沖縄県の1日のPCR陽性者数と「入院治療等を要する者」はピッタリ一致する。

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 つまり、『沖縄県ではPCR陽性者ほぼ全例に入院を義務づけている』
 コロナは2週間入院隔離で当然と思う人がいるかもしれないが、例えば7月30日と7月31日の東京都を見れば1日のPCR陽性者数367人に対し、「入院治療等を要する者 」は37人、陽性者の約10人に1人しか入院治療の対象となっていない。

 沖縄県では大半が無症状〜軽症の他都道府県と違い、実際にPCR陽性者は発症して入院が必要な状態なのだろうか?
 もしそうなら重症者も増えそうなものだが、7月の重症者は合計3人、7月以降の入院者数311人の1%以下である。

 そして先に触れたように7月の死者はゼロである。

 以上のデータを見る限り、沖縄で増えたのはコロナ発症者ではなく、PCR検査(だけ)であることがうかがわれる。

 日照・ビタミンDによって感染・発症・重症化・死亡リスクを減らすことができるという私の仮説は、4月からそれぞれを減らしてきた沖縄県のデータとも合致することがわかった。

 ところで、PCR検査は一時的に急激に増やされた。
 それは夏休みが始まる1週間前の7月23日だった。
 これは偶然だろうか?

 夏休みに沖縄旅行に来る人を止める『ために』 PCR検査数を増やし、(偽)陽性者数を釣り上げ、全員入院させてコロナ病床をいっぱいにして予定通り県独自の緊急事態宣言を出して第2波を演出した、と考えるのは邪推だろうか?

 好意的に考えれば、知事はじめ県の首脳部はそうまでして内地からコロナを持った人が沖縄に来るのを阻止したかったのかもしれない。

 しかしその結果、一年で最大の稼ぎ時の観光収入は失われ、県民の生活はますます苦しくなる。(キャンセル料を取れるようにギリギリにしたのかもしれないが)

 実際は存在しないコロナ被害を恐れて、架空のコロナ被害を捏造し、現実の県民生活を犠牲にしたとも言える。

 沖縄県知事は県民の人気が高いと聞くが、果たしてそれでいいのだろうか?

 PCRを使ったコロナ禍演出は他の多くの知事も利用している。(ドイツでは住民が反対し各地で大規模デモが起こっている:参考3)

 県独自の緊急事態宣言の報道に接し、
「デニー、おまえもか…」
 と一人呟いてしまった。

 追記、7月23日に突然PCR検査が増やされたのは、米軍基地で働く日本人に一斉に検査が行われた事情もあるそうです。(無症状者へのPCR絨毯爆撃にはちがいありませんが、夏休み観光客を止めるために県が恣意的に行ったのではない可能性もあります。あくまでも疑い、仮説です。)

追記2 今度はPCR減らす方針?コロナ禍=PCR禍と知っててやってるのを認めたようなものですね。

沖縄、100人感染でPCR対象見直し 無症状は検査せず リスク高い人を優先
8/8(土)

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