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Q&A 今、感染者数が減っているのがドクチンや感染対策の成果ではない理由

Q.  現在、感染者数が減っているのは何故でしょうか?
この数字自体、あてにならないものであることは理解してますが、〇〇チン効果ととられるのが納得できません。

A.  感染者数は減ったのではなく、激増がちょっと一段落しただけです。

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感染者数が「減った」理由①「減った」「増えた」は基準の問題。

 まず実際の日本の感染者数の推移を見てみましょう。

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 2月17日に医療従事者に接種が開始されました。ちょうど感染者数が下がりきる手前での開始でした。

 その後、感染者数は増加に転じ、高齢者への接種が開始されてさらに増加。高齢者への接種が済んで6月には一旦落ち着きましたが、医療従事者接種時点の100万人当たり10.72人までは下がらず。

 7月に全世代へ接種が拡大されると、感染者数は急激な増加に転じました。

 9月16日現在、感染者数は100万人あたり52.95人で、医療従事者に接種開始前の約5倍です。

 感染者数は減ったのでしょうか?増えたのでしょうか?

 増えた・減ったというのは比較対象の問題です。

 最高点を基準にすれば全ては低くなりますし、最低点を基準にすれば全ては高くなります。

 飛行機は地上から離陸して空を飛び、地上に着陸します。地上を基準にすれば飛行機は飛ぶもの。空を基準にすれば飛行機は落下する乗り物と言えます。

 接種開始して感染者が激増してから減ったのはイスラエルでもみられた現象です。

 マスコミは感染者が「減った」、ドクチンや緊急事態宣言の「成果だ」と報道します。私はこれを信じる人々には『朝三暮四』の故事を思い出します。朝3個・夕4個のドングリでは怒って朝4個・夕3個と言われると喜んだサルのようにならないように気をつけましょう。

 まだ途中ですが、Twitterで #感染者の急減  がトレンドにあがってるのでいったんアップしちゃいます。

感染者数が「減った」理由②波は寄せては返すものだから

 もう一つ、同じ日付の感染者の推移を見ていただきましょう。

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 さっきのグラフと似ていますが、これは昨年2020年の9月16日までのグラフです。さっきのグラフで言えば、ココ👇を拡大したのが☝️上のグラフです。

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 (今から思えば、こんな程度の感染者数でもマスコミは今と同じよ〜〜に恐怖を煽り、人々は同じよ〜〜に怖がってっていたわけです。)

 2020年の夏にはドクチンはもちろんありません。緊急事態宣言も出ませんでした。それでもちゃんと8月9日をピークに感染者は「減った」のです。

 減った理由は、ドクチンでも緊急事態宣言でもないことは明らかです。

 波とは海の波のように、必ず寄せては返すものです。

 海の波が寄せては返すのはなぜでしょうか?様々な説明ができますが、第一に海の水量が一定だからです。バケツに溜まった水の水面をつついて波紋を起こせば、バケツの縁の水面は上がったり下がったりします。どんなにかき回してもバケツと水量が同じなら、バケツの縁の水面をずっと高く保つことはできません。(バケツに他のもの入れちゃダメよ)

 感染症の感染者数も、人口という上限がある以上、必ず感染者がある程度増えたら頭打ちになり、続いて下がります。

 死者数で考えてもらうとよりわかりやすいのですが、一度死んだ人が再び死ぬことはありませんから、死者数は人口以上に増えることはできません。

 弱い人が死亡したら、死者数は放っておいても下がるのです。(一度に全滅すればその後の死者はゼロになります)

 感染者数も、感染した人は免疫をつけることや、同じ人が再び検査を受けて「新規感染者」とカウントされるまでにタイムラグがあることにより、必ず頭打ちになって下がります。それは感染対策の効果でも人流の影響でもありません。

感染者が「減った」理由③そういう季節だから

 世界の感染者数の波と、日本の感染者数の波のピークを見ると、強く同期しているのがわかります。

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 感染対策は世界各国違うので、これを感染対策の影響とすることはできません。

 何が波を起こすのかわかりませんが、日照や気温など、地球規模の影響と考えるのが妥当でしょう。この2年間では1月の(北半球が)寒い時期、8月の(北半球が)暑い時期、そして4月〜5月に波ができるようです。(私流に言えば、日照が減り空気が乾燥する冬、ビタミンDが最も低下する春、暑いからエアコンの聞いた室内に引きこもる夏、ということになります。ただグラフは100万人あたりであることに注意してください。一番高い日本のこの夏の波でも、100万人に99万3000人は感染していないのです。)

 アメリカでロックダウンした州では、ロックダウンしなかった州に比べて死者数は変わらず、経済的に大きな被害を出しただけだったことが報告されています。

 マスコミ報道はドクチンやマスクや外出制限が有効であるかのように見せかける内容に溢れています。

 しかし実際はどうでしょう?

 効果が実感できるでしょうか?何か生活が改善したでしょうか?感染者数は昨年のピークがほとんど分からなくなるほど大きな波ができているのに、「感染者が減った」「〇〇チンの成果だ」「でもマスクは続けろ」「外出制限もイベント自粛もつづけろ」。

 一体何が良くなっているのでしょうか?

 どんどん息苦しくなっていないでしょうか?

 戦時中、暮らしはどんどん苦しくなっているのに人々は「大日本帝国は勝つ」の大本営発表を信じ「欲しがりません勝つまでは」と我慢を続けて敗戦しました。また同じ過ちを繰り返すのでしょうか?

 裸の王様の服が見えるフリをするのも、いい加減にしませんか?

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