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接種者のウイルス価251倍

世界5大医学雑誌の一つと言われるランセットのプレプリント(査読前論文)を紹介する。

(以下、まず☝️の邦訳です。解説は後で)

ワクチン接種を受けた医療従事者のデルタ変異株感染:ベトナム

要約
背景:
デルタ変異株のブレークスルー感染についてのデータは限られている。

方法:我々はベトナムの主要な感染症病院における医療従事者のブレークスルー感染について研究した。我々は対象者のワクチン接種歴とPCR検査の結果を臨床データと共に収集した。我々はSARS-CoV-2(中和)抗体を診断時、1週間後、2週間後、3週間後に測定した。我々はARTICプロトコルを用いてウイルスの配列を決定した。

知見:2021年6月11日~25日の間(2回目接種から7~8週間後)に、69人の医療従事者がSARS-CoV-2陽性となった。
 うち62人がこの臨床研究の対象者であった。
 49人は(前)症状があり、うち1人が酸素吸入を必要とした。
 全員が無事に回復した。
 23人から完全ゲノム配列を観察できた。
 それらは全てデルタ変異株に属していた。
 しかし生物系統発生的に市中感染で見つかる当代のデルタ変異株配列とは異なっていた

 それは(ワクチン接種した)医療従事者同士での感染が起こっていることを示唆する。


 デルタ変異株に感染した(ワクチン接種済みの)症例のウイルス価は2020年3月〜4月に観察された系統より251倍高かった。


 診断からPCR陰性になるまでの期間は8〜33日間(中央値:21日)であった。
 ワクチン接種後である診断時の中和抗体レベルは感染していないコントロール群の人々より低かった。
 ワクチンによってつくられた中和抗体レベルとウイルス価や病状に相関はなかった。

解釈:デルタ変異株のブレークスルー感染は、高いウイルス価、長いPCR陽性期間、ワクチンによる抗体価が低いことと関連しており、これらはワクチン接種者間で感染が起こっていることを説明する。
 SARS-CoV2デルタ変異株感染を減らすためには身体的距離を取ることが重要なままである。(意訳すると「ワクチンでは感染減らせません」

(☝️はこの論文を紹介した記事。以下邦訳します。)

研究:完全にワクチンを受けた医療従事者は251倍のウイルスを運んでおり、患者と同僚に脅威をもたらす


 著者 Peter A. McCullough, 医学博士,公衆衛生学修士

 名高いオックスフォード大学臨床研究グループによる査読前論文が8月10日にランセットで発表された。
 ワクチンを接種された人はワクチンを接種されていない人に比べて251倍のCOVID-19ウイルス価をその鼻腔に運んでいるというのだ。

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 革新的な査読前論文が、名高いオックスフォード大学臨床研究グループから8月10日にランセットで発表された。COVIDワクチンの販売を打ちのめす驚くべき発見を含んでいる。

 この研究は、ワクチン接種を受けた人は受けていない人の251倍のCOVID-19ウイルスをその鼻の穴に運んでいることを発見した。

 感染の症状を和らげるとうたうその注射は、打たれた人に異常に多いウイルスを運ばせ、最初は症状を起こさないことによって、彼らを発病前のスーパースプレッダーにするのだ。

 この現象は世界中の多くの人がワクチンを接種されたところで起こっている衝撃的なワクチン接種後の感染拡大の原因となりうる。

 この論文の著者、Chau氏らは広く普及したワクチンの失敗とベトナムのホーチミン市のロックダウンされ厳重に管理された環境にある病院での感染を実証した。

 この科学者らは2週間病院を出ることを許されない医療従事者を研究した。そのデータはオックスフォード/アストラゼネカのCOVID-19ワクチン(AZD1222)を約2ヶ月前に完全に2回接種された医療従事者が、デルタ変異株に感染し、運び、おそらく他のワクチン接種された同僚に感染させたことを示す。

 彼らはほぼ確実にデルタ変異株を自分たちの患者など感染しやすい人々にも感染させた。系統分析で医療従事者がウイルスをお互いに感染させたことが確認された

 これはFarinholtらのアメリカにおける観察と一致し、「COVID-19枠珍はSARS-CoV-2の感染を止めることに失敗した」というアメリカ疾病管理センター(CDC)長のコメントにも一致する。

 2月11日、WHOはアストラゼネカのAZD1222ワクチンの症状のあるSARS-CoV-2感染に対する効果が63.09%であると示した。
 Chau氏らの結論は先駆的な医学専門家による「3つの悪名高き『漏れる』COVID-19ワクチンは部分的で役に立たない免疫によってワクチン接種が始まる前の2020年に比べ251倍のウイルスの運搬を可能にする」という警告を支持する。

 これによって、私たちはなぜデルタ変異株の大流行がこれほど圧倒的なのかというパズルを解く鍵となるピースを手に入れた。 接種者はCOVID-19患者になると同時に、強力な『チフスのマリー』型のスーパースプレッダーになって人に感染させるのだ。(*訳者注『チフスのマリー』:20世紀前半に無症状で腸チフスを53人に感染させ長期隔離生活を強いられた女性。無症状キャリアの象徴。)

 接種者は濃縮されたウイルスの爆弾を自分のコミュニティーで爆発させ続け新しいCOVID感染拡大を引き起こす。
 接種された医療従事者はほぼ確実に自分の同僚と患者に感染させ、恐ろしい巻き添え被害をもたらす。

 ワクチンの継続はこの問題を悪化させるだけである。特に弱い患者を扱う最前線の医師や看護師は。

 保健機関は今すぐワクチン義務を取り止めるべきだ。
 そしてCOVID-19から回復した医療従事者を確保すべきだ。自然感染から回復した者はデルタ変異株にも強い免疫を持っている。そして現在の接種済みの医療従事者はハイリスク患者や同僚にとって潜在的脅威とみなすべきである。

 この記事中の観点や意見は著者らのものであり、必ずしも『Children’s Health Defence』の意見を反映しない。

(☝️訳者の意見とも必ずしも一致しません。)

訳者解説

 この研究から、現在起こっているデルタ変異株の流行は以前から私が言っていた『ワクチン・パンデミック』であることが実証されたと言っていいだろう。

 メディアや政府はずっと、流行の原因をドクチンを打っていない人やマスクをしていない人、酒を飲む人、外を出歩く人になすりつけようとしている。(たいがいにせぇよ)

 しかし何のことはない。デルタ変異株を高濃度でばら撒いているのはドクチンを打たれた人々であり、だからこそドクチンを打つ人が増えれば増えるほど、感染者も重症者も増えるのだ。

 もし打ってない人がばら撒いているなら、すでに日本人の半分が打ったのだから少しは感染者や重症者が減って然るべきだろう。それがうなぎ上り。

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 そもそも打ってない国ではコロナ死はほとんど出てない。

 2020年の死者が前年より8000人少なかったことでも分かる通り、ドクチンが始まるまで恐ろしい感染症など流行っていなかった。コロナは優しいウイルスで、ただPCR検査とメディア報道だけが脅威だった。寿命を迎えた高齢者だけが亡くなった。(だからコロナ死者の平均年齢はどの国でも平均寿命とほぼ等しかった)

 ドクチンが始まってから、実際に1か月に万単位の人が死に始めた。コロナ死はドクチン死の一部に過ぎない。

 すでに打った人、ましてや打つことを人に勧めてきた人は、この事実をとても受け入れ難いだろう。

「そんなわけない!感染拡大はデルタ変異株が病原性を増してるからだ!」

 と言い張るだろう。しかしちがう。

 デルタ変異株は病原性を増したのではなく、接種者の体内で濃縮されていたのだ。

 もう一つはっきりしたことがある。

 接種者が排出していたのは、スパイク蛋白だけではなく、ウイルスそのものだったのだ。

「生物系統発生的に市中感染で見つかる当代のデルタ変異株配列とは異なっていた」ということは、接種者、というかドクチンが独自のデルタ変異株を作り出したことを意味する。

 私のこれまでの記事を読んでみてほしい。全て予想通りだ。

 それは私が賢いわけでも何でもない。起こっている事実を素直に見れば、誰にでもすぐにわかることなのだ。

 それをテレビとか専門家とか大臣とかが、歪曲して伝えていただけなのだ。

 撤退を「転進」と呼び、全滅を「玉砕」と呼んだ戦時中の大本営発表と同じように。

 いつまでウソを信じ続けるのだろう?

 全く成果の現れない感染対策をいつまで続けるのだろう?

 いつまで汚いだけのマスクで顔を隠し、人が呼吸することを、出会うことを、笑顔を交わすことを、恋することを、子どもの発達を、邪魔するのだろう?

 いつまで経済を停滞させ、ただの毒を買い続け、騙した連中を儲けさせるのだろう?

 いつまで真実に気づいた人々を無知をもって差別し続けるのだろう?

「欲しがりません、勝つまでは」

 そう言って大本営発表を信じ続けた日本人にやってきたのは、焼け野原で迎えた敗戦の日だった。

 また同じ過ちを繰り返すのか?

 そこまでバカか?日本人。

 もう打っちゃったからしょうがない?

 そんなことないよ。

 まだ約半分の人は打ってない。若い人を中心に。

 彼らが生き残れば未来はある。

 打つのをやめよう。打たせるのをやめよう。

 今すぐに。

(論文の紹介だけのつもりが熱くなっちゃいました(๑˃̵ᴗ˂̵)ぺろ)

追記:👇ロイターのファクトチェックをご紹介いただきました。

 要するに「251倍は今の非接種者との比較でなく、2020年春との比較だ」という指摘です。

 私もはじめそこを疑問に思いました。

 ただ接種者が多くのウイルスを排出しているのであれば、一緒に働いている非接種者(接種義務化されているなら存在しないのですが)が曝露されるウイルス量も増えるため、今の非接種者の鼻腔のウイルス価も上がると予想されます

 また温度・湿度・ビタミンD等によっても人の免疫力・ウイルスの感染性・増殖効率・環境中の残存時間は変化するため、1年前との比較には妥当性があります

 接種者からワクチン開始前より251倍のウイルス価が出た。それがこの研究の結果です。

 まずはそれを認めなくてはなりません。どんな(論文著者を含む)解釈や意見によってもその事実は揺るがないのです。(研究過程に問題がない限り)

 今現在の接種者・非接種者のウイルス価の差はもちろん気になりますが、この研究は非接種者を対象にしていません。そこはまた別の研究を待つべきであり、だからと言ってこの結果に意味がないことにはなりません。

 後は「ワクチンのせいではなくデルタ変異株の感染性が強いからだ!」という予想通りの言い訳。そこに何のファクトもない。都合の悪いデータが示す事実に対して、解釈や意見で抵抗するのは確証バイアスの常套手段です。

 以上から、ミスリーディングと断定するこのファクトチェックの方がミスリーディングと考えます。

 また論文・記事についてはあくまで翻訳であり、既に書いた通り必ずしも私の見解と一致するものではないことは改めてお伝えしておきます。


 追記:以下の追記は長くなったので独立した記事にしました。独立記事の方が校正されて読みやすいかと思います。

追記:コメントで「デルタ変異株は感染力が強いからウイルス価が高いのであって、ウイルス量が251倍になっているのではない」という主張がありました。

 これはウイルス価(ウイルス力価)の定義が混乱していることによる誤解と考えられます。

 ウイルス力価(Viral loads)には、ウイルスの核酸(遺伝子、DNAやRNA)の量を計った物理的力価と、一定量のウイルスが細胞に感染する能力や細胞を死滅させる力を持つか(何個のウイルスがあれば感染・細胞死が成立するか)を計った機能的力価があります。

 どちらも簡易的にウイルス力価と呼ばれますが、この二つはまったく別物です。

 単位も

物理的力価は VP (Virus Particle) /mL(1mlに何個のウイルスがいるか)など、

機能的力価はTCID₅₀/mL(50%の細胞を死滅させるウイルスの濃さ)など

と全く異なります。

 こちら👇の記事でわかりやすく説明されています。

 例えば「いつもより飲み過ぎて酔っ払った」と同じ言葉で表現しても、いつもと同じビールだけど量が多かったのか、飲んだものがウォッカなどでアルコール度数が高かったのかわかりません。

 今回取り上げた論文では、ウイルスの量(物理的力価)とウイルスの感染力(機能的力価)のどちらをウイルス(力)価(Viral loads)と呼んでいるのでしょうか?

 残念ながら要約には明記されていません。私は、被験者の鼻腔から検体を採取してPCRを行ったという研究手法から、文脈的にウイルス量を物理的力価を意味すると理解しました。

 感染力(機能的力価)を評価するには、少なくとも培養細胞に分離・定量したウイルスを暴露させる感染実験が必要です。さらに正確には実際に生き物に感染させる動物実験・臨床試験が必要になります。

 ところが、新型コロナウイルスというのはまだ分離も培養も成功していないと言われます。(ただ遺伝子情報だけが明らかになっているのです)

  分離も培養もできないということは、そもそも機能的力価(一定のウイルス量ごとの感染力)の評価は不可能ということになります。

 案の定、コメントで紹介いただいたベトナムの研究チームからの手記👇には、この研究で評価されたのは物理的力価であることが明記されていました

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 PCRは陽性になるCt値が変わってくることで、検体内のウイルス量を定量できるのです。

 例えるなら、目に見えないダニの写真を2倍拡大コピーを何回したら見えるようになるか?ということです。元々1匹の写真より1000匹のダニの集合写真の方が早く見えるようになります。

 その結果、昨春より今年の接種者は251倍ウイルス価が高かった。つまりウイルス量が物理的に多かったのです。鼻腔の検体サイズが同じなら、それはウイルスの濃さを表します。

 この研究で感染力つまり機能的力価の評価は全くされていません。

 それなのに、研究者らはわざわざこんな手記を発表して「ドクチン非接種者との比較ではありません」と言っています。わかってますよ、昨年春の検体との比較ですよね?(当時ドクチンは存在しなかったので、その被験者は非接種者のはずですよね?)

 ドクチンが存在しなかった昨年春より、多くの人がドクチンを打った病院にいるドクチンを打った人のウイルス価(ウイルス量)は251倍だったと言うことですよね?

 研究者らは懸命に弁解しています。

「中国、シンガポール、イギリスでもデルタ変異はウイルス価が高い、中国では1000倍のウイルス価も報告されている」(「ウイルス価高いって言うのは僕らだけじゃないよ!僕らばっかりいじめないでよ!」って感じです)

 面白いですね。

 中国・シンガポール・イギリス、いずれもドクチン先進国ではないですか!

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 以前もご紹介した通り、そもそもデルタ変異は、ドクチンを開始した国で急速に広まり、支配的になります。

 逆にドクチンが進まない国では、デルタ変異の流行はみられません。

 ということは、ドクチンこそがデルタ変異を起こしていると考えるのが自然ではないでしょうか?

 同じ環境にいる接種者と非接種者の気道でデルタ変異のウイルス量に大きな差がない?当たり前です。接種者が吐いた空気を非接種者も吸っているのですから。

 マスクをつけて空気中のウイルスを捕獲し溜め込んで繰り返し吸っていれば、同じ空間にいる人はほとんど差はなくなるでしょう。

 おならを考えてみてください。した人もしてない人も同様に臭いですよね?(本人は認めたがらなくとも同じ量吸ってますよね?お尻と鼻の位置関係にもよりますが時間が経って部屋に均一に拡散したなら)


 またこの手記には、ドクチン接種者はウイルス価が早く下がるというシンガポールの研究も紹介されています。

 あれあれ?

 接種者は早く下がるのに同じウイルス価ってことは、やっぱり元々多かったんじゃん!

  ってことになりませんか?底に穴の開いたバケツと穴の開いてないバケツに水を入れた時、同じ量溜まっているなら、穴の開いたバケツに多くの水を入れたはずです。

 先にも書いた通り、この研究はまだドクチンが存在していない昨年春との比較だからこそ明確な差が出たのであり、その比較対象は妥当なのです。

 以上、

この研究で評価されたのはあくまでもウイルスの物理的力価(ウイルス量)であり、機能的力価(感染力)ではありません。

 本文中に書いたことをもう一度コピペします、

 接種者からワクチン開始前より251倍のウイルス価が出た。それがこの研究の結果です。

 まずはそれを認めなくてはなりません。どんな(論文著者を含む)解釈や意見によってもその事実は揺るがないのです。(研究過程に問題がない限り)

 今後、デルタ変異株は機能的力価(感染力)がやっぱり強かった、という研究がでるかもしれません。新型コロナウイルスの分離・培養ができればの話ですが。しかし、仮にこれから分離培養できたとしても、比較すべき変異前のウイルスは保存してあるのでしょうか?これまで分離・培養できなかったのに、すぐ変異をつづけるRNAウイルスをどうやって?

 もし持っている人がいるとしたら、きっとそれは新型コロナウイルスを作った人々がもう一度つくったのでしょうね^^ 

追記)
 修飾ウリジンmRNAワクチンによる感染拡大の機序。


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