いくつになっても新たな才能は見つかる

自己啓発みたいなタイトルをつけてしまったんだけど、ちょっとした私のたわごとです。

30歳を過ぎるとある程度自分の限界がわかってくるもので、だいたいこれはできる。あれはできない。と自分の能力はこんなもんだろうとわかった気になっていた。

そんな中で結婚を機に同棲を始め、料理をする機会が増えた。それまでは一人暮らしが長くほとんど食事は外食か冷凍またはコンビニと料理には縁遠い生活をしていた。夫婦共働きだが、帰るのは私の方が早い、必然私が食事を準備するため料理をする。始めはどの調味料をいれたらいいのかもわからず、ネットに載っているレシピを参考に作っていた。

始めはあたふた試行錯誤していたのだが、だんだんと料理のやり方がわかってくる食材の日の通し方、味を入れるポイントだとか理屈で考えると、論理的で化学的でなんだか料理が楽しくなって、好きになってきたのである。今ではスパイスからカレーを作り、鉄フライパンが欲しくてしかたないと言った所まで行きついた。さらにはプリンなんかを自分で作るようになった。奥さんの料理がうまくなくて本当に感謝だ。

怪我の功名というのは当てはまらないかもしれないが、そんなことが機に自分の中の料理というドアが開いたのである。ずっと一人暮らしなら気づけなかったかもしれない。もしかしたら今は全く興味がないことに関しての才能もまだ自分の中で眠っているのかもしれない。

そんな経験からもともといろんなことに挑戦する自分であったのだが、さらに関心のないことでもきっかけがあれば挑戦してみるようになった。いつかまた新しいドアが開くことを楽しみに挑戦を続けていきたいと思った次第である。


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