50歳になっても脳は成長する
40代も半ばになると、
「最近記憶が・・・」など頭脳の衰えがあるかのような発言をよく耳にします。
記憶力が落ちた、ということですね。
実際、新しい情報を記憶するのは年々苦手になっていく、という常識があります。実際、単純に記憶する力は衰えていくようです。
ただ、さほど知られていなさそうなのが、脳は50歳になっても発達するという現実です。
新しい情報の記憶は苦手でも、情報と情報の間のつながりを見出す能力(脳力)は発達していきます。
情報と情報と間のつながり発見です。言い換えると、物語(ストーリー)を見出す能力です。
あの出来事と別のあの出来事、何か関係しているぞ!と気づく知性です。
こういう「つながりに気づく」と、「あー、あの人、頭いいわ!」と感心されがちですよね^^
中年期以上になると、学生時代の試験のようにただ記憶力を問われることはあまりありません。それよりは、ストーリーを見出す力のような
「視野の広さ」
「気づく洞察力」
を求められるものです。実際、40歳以上になって成功している人というのは、ロジカルな知性だけでなく、そんな「直感的スキル」もあわせ持っておられます。
では、そういう視野の広さや洞察する能力/脳力はどう鍛えるのか?
実は、新しいことを記憶することなのです。新しい体験をし、衰えていく単純記憶を、それでも刺激していくことです。
ストーリーを見出す知性は、確かに年をとっても発達するのですが、発達する人と低下していく人で2極化します。2次元思考ですいません^^
新しい経験や体験を年をとっても若い頃のようにどんどんしていく人と、しない人に2極化するのです。
どんどん経験する人は、経営者のようなご活躍する方に多いです。新しい経験を積むことで、新しい記憶もどんどん入ってきます。
そうやって新しい経験を積むと、年齢を重ねてきた人は、単に記憶するだけでは終わりません。過去の経験と関連付けて理解することができるのです。これがストーリーを見出す「気づき」の能力・脳力になります。
では新しい経験をあまりしない人はどうなるか?
これも、はっきり特徴が出ます。「細かい情報」が気になります。
論理過多・理屈一辺倒になると言い換えてもいいです。過去の経験や自分の常識・価値観と少しでも違うところを見つけると、それが非常に気になるという傾向です。
もちろんそうした細かいチェックが必要な職種・職業もありますから、これはこれでひとつの才能です。
とはいえ、折角鍛えられるなら鍛えていきたいと思うもの。年をとってもどんどん新しいことにチャレンジして、脳を活性化していきましょう!
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