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【LoR】あなたのお名前なんてーの? 霊峰に挑む者

レジェンド・オブ・ルーンテラに登場するフォロワー。その中には«クラウドフィールドのシスリア»や«アルバス・フェロス»のようにカード名に名前が記されているものと«退役の清算人»や«傷持つ乙女の略奪衆»のように二つ名や属性を表すだけのようなカード名を持つものがあります。

これは、そんなカード名に名前を持たないユニットの名前は何なのか。フレーバーテキストやセリフから拾って、キャラクターにまつわるお話を交えつつ紹介する記事です。
(もしどうしても名前がわからないときは、ケーキを焼いて「ケーキに名前を入れたい」と切り出してみるといいでしょう)


第3回目は霊峰ターゴンの登頂を目指す3人です。
……が、今回紹介する内容はユニバースにある物語、『旅人の星座』を主軸にしています。

こちらの物語を読めばこの記事は読まなくてもいいかもしれません。


以下要約

ターゴンの麓に住むラッコールである『ティヤーリ』は友人『ショーリン』とともに«ソラリの兵士»を目指していました。その生き方に疑問を持っていたところ、『ショーリン』も同じ悩みを持っていたことを知る。しかしその時は自らの思いを秘し«ソラリの兵士»への道を説く。

«ソラリの兵士»になる入隊試験まで2週間。その日の訓練中に『ショーリン』は崖から身を落としてしまい、足に大きな怪我を負った。数日後、見舞いに訪れた『ティヤーリ』は、実は見抜かれていたターゴン登頂への望みの背中を押されることとなる。そして神秘学者であり『ティヤーリ』の親戚でもある『ラドゥアク』に相談するように助言を受ける。
そこで『ティヤーリ』は星々から自らの顔に溶け込む女性の顔を見、『旅人』と心の内で呼ぶようになる。
『ティヤーリ』はいとこである『アヌア』にも自らの霊峰への思いを打ち明けるが、強く反発されてしまい和解のないまま別れてしまうこととなる。
いまだ答えの出ない問いを振り払うように訓練に打ち込む『ティヤーリ』。そこへ『ショーリン』が現れ『ティヤーリ』の霊峰への思いに最後の一押しをする。

霊峰への出立の日、『ショーリン』の見送り、そして『アヌア』からは祝福を受ける。人々が続々と出立する中、『ティヤーリ』は一人の女性を見つけ同行を提案する。さらに一人の男性を加え『ティヤーリ』は3人で霊峰ターゴンに挑むこととなる。


今回は時系列に沿ってキャラクターの紹介をしようと思います。


«旅人ティヤーリ»

「一緒なら、きっとできる!」

『旅人の星座』の主人公、『ティヤーリ』。
名前もありますしストーリーもあるので、ここではセリフを控えめに紹介します。

«ティヤーリ» 「踏み出す覚悟はできてる」(召喚時)
«ティヤーリ» 「なるべき自分になるんだ」
«ティヤーリ» 「歩み続けろ」(アタック選択時)
«ティヤーリ» 「諦めないぞ」(ブロック選択時)

«タリック»  「いよいよ始めるんだな」
«ティヤーリ» 「はい、山頂で会いましょう!」

«貴石の賢者» 「おぉー、お主の未来は紫に満ちておる」
«ティヤーリ» 「あぁ……ありがとうございます」

登頂を決めるまではたくさん悩んでいた«ティヤーリ»ですが、決めたことを揺るがずに進めていく強い意志を持っていることがうかがえます。これは、ターゴン登頂に必須である強い精神力が表されていますね。


«祝福を結ぶ者»

「ささやかな幸運を」

名前は『アヌア』。«ティヤーリ»のいとこですね。

※«アヌア»については、ゲーム内でその表記はなく、いくつかの特徴や言動から«祝福を結ぶ者»が«アヌア»であると推察されます。『豊かな赤毛』や«アヌア»が盲目であることがそれです(イラストでは瞳孔が白い)。
なのでわたしは100%の確信を持って同一人物であるとは言えません。

彼女が属する教団には、守護者=«タリック»(守護の神髄)が授けたとされる«ジェム»があり、彼女は旅の安全や幸運を祈りそれを渡してくれます。

ゲーム内のセリフでは

«アヌア»   「戻ったら、旅の話を聞かせてね」
«ティヤーリ» 「あぁ、山頂の話をね」

«ティヤーリ» 「この«ジェム»が助けてくれるの?」
«アヌア»   「えぇ、そう願っているわ」

と、«ティヤーリ»との会話はもちろん、イラストにあるように«霊峰の逗留者»にも

«アヌア»    「厳しい旅も、これが守ってくれます」
«霊峰の逗留者» 「きれいな石だけど、これは何?」

«霊峰の逗留者» 「登頂に必要なのは技術よ、お守りじゃなく」
«アヌア»    「持っていても損はありません」

と、効果を信じてはもらえてはいませんが渡しているようです。

また彼女の敬愛する«タリック»とも会話があり

«アヌア»  「守護者よ、お会いできて光栄です」
«タリック» 「君の祈りは……素晴らしい」

«タリック» 「君のジェムは……世界の美を映している」
«アヌア»  「あなたの名の下に作られました」

と、大絶賛されています。


«霊峰の逗留者»

「一蓮托生だよ」「あぁ!」

«霊峰の逗留者»とは『ヘイリー』と『エミール』の2人からなるユニットです。
女性が«ヘイリー»。彼女はノクサス人で、登頂成功により自らの力を周囲に認めさせようと考えています。

男性は«エミール»。彼はデマーシア人。幾多の山を制覇してきた彼は、霊峰の攻略という偉大なことを成し遂げるためにきました。

彼女らのゲーム内のセリフやフレーバーテキストからは、登頂の様子をうかがうことができます。

«ヘイリー»  「おいでよ、一緒に行こう」
«ティヤーリ» 「行けるとこまで行ってやろう!」

«ヘイリー»  「今日この山を制するんだ!」
«ティヤーリ» 「一緒なら、絶対にやれる!」

«ティヤーリ» 「一歩一歩前に」
«ヘイリー»  「アタシについてきて」
«エミール»  「任せたぞ」

«ヘイリー» 「みんな大丈夫?」(サポート時)

ストーリーでは«ティヤーリ»が声をかけてチームとして登っていくことになりましたが、«ヘイリー»がリーダーとしてみんなを引っ張っているようです。野心家である«ヘイリー»らしいと言えます。

途中で出会う«貴石の賢者»との会話は

«ヘイリー»  「教えて、アタシの未来は?」
«貴石の賢者» 「あー、よく見えんな。また来てくれ」

とのこと。未来が見えないとはどういうことなのでしょうか。

そしてついに«ヘイリー»と«エミール»は最大の危機に直面してしまいます。

«ヘイリー» 「まずい……」(相手の場に«怒り狂う燎火»召喚時)
«エミール» 「あれはっ!」

«ヘイリー» 「あいつだ……」
«エミール» 「なんで追ってくるんだ!」

«ヘイリー» 「どこまで追いかけてくるつもり!?」

«ティヤーリ»は«怒り狂う燎火»に反応しないので、どうも2人は«ティヤーリ»とは何らかの形で別れてしまい、その後«怒り狂う燎火»に襲われたと思われます。

ちなみに«タリック»との会話もあり

«ヘイリー» 「ヴァロランの守護者!?」
«エミール» 「デマーシアの面汚しめ!」
«タリック» 「そう……どちらもわたしだ……」

神髄となった後でもさすがにデマーシアには«タリック»をよく思わない人がいるようです。


-そして山頂へ-

「審判を下そう」

そしてとうとう«ティヤーリ»は山頂にたどり着きます。そこには«山頂の裁定者»が待っていました。

«ティヤーリ»  「ついに山頂だ」
«山頂の裁定者» 「待っていたぞ。勇敢なる旅人よ」

«山頂の裁定者» 「霊峰の最後の試練だ」
«ティヤーリ»  「わたしの心、全てお見せします」

ここで余談ですが、«山頂の裁定者»のカード効果を見てみましょう。

「頂へ至るものはわずか」

«ティヤーリ»と«ヘイリー»はどちらも『サポート』のカード効果を持っています。つまり、«ティヤーリ»らが助け合いながら山頂に近づいている様子が、«山頂の裁定者»のコストが下がっていく形で表現されています。また登頂前に受け取った«ジェム»も、ささやかですが山頂へ至るための手助けとなっていると言えますね。LoRはLoLにおけるスキルをうまくカードゲームに落とし込んでいる部分があり、チャンピオンではありませんがこれもそういった中の1つと言えます。


さて、«山頂の裁定者»は«ティヤーリ»にどのような審判を下したのでしょうか……


«旅の神髄»

「なるべき自分になれたのです」

«ティヤーリ»は«旅の神髄»となります。彼女こそまさに«ティヤーリ»が星々の中に見た姿でした。
まずは関わってきた人々の反応を見てみましょう。

«ティヤーリ» 「これが真の姿です」
«アヌア»   「私は何も見ていなかったのね」

«ヘイリー»  「あ……前に会った?」
«ティヤーリ» 「えぇ、違う姿で」

«ティヤーリ»  「すべて、あなたのおかげです」
«山頂の裁定者» 「正しき審判を下しただけだ」

«タリック»  「«生ける伝説»となったのだ……君もな」
«ティヤーリ» 「共に歩めること、何よりの誇りです」

«貴石の賢者» 「紫だ!言ったとおりだろう」
«ティヤーリ» 「えぇ、たしかに」


ところで«旅人ティヤーリ»と«旅の神髄»同一人物なのでしょうか?
その答えはフレーバーテキストにあります。

-「私たちはずっとひとつでした。霊峰とそれを巡る旅路、そして星の海によって分かたれていただけなのです」-

ゲーム内のセリフでも、一つになる前のような発言もあります。

«アヌア»  「前に、お会いしましたか?」
«旅の神髄» 「いいえ、今はまだ」

«旅人ティヤーリ» 「山頂へ至る旅路だ」
«旅の神髄»    「始めるのですね」

«旅人ティヤーリ» 「どうすれば、辿り着けるのですか?」
«旅の神髄»    「意志を貫くのです」

という感じで«旅人ティヤーリ»と«旅の神髄»の会話もあります。

しかしもともと1つであったという«旅の神髄»。では«ティヤーリ»の霊峰の旅路は運命づけられていたのでしょうか?

「ならば心の声に従いなさい」

だとすると、もし«ヘイリー»と«エミール»が命を落としていて、それも運命だとしたら悲しいですね。

«ヘイリー»  「あ、あれは……」
«エミール»  「«ティヤーリ»!?」
«ティヤーリ» 「私は旅人」

でもこんな会話もあるので«ヘイリー»と«エミール»は生きているかもしれませんね。


最後に«旅の神髄»とはなんなのかを考えてみます。

«ティヤーリ» 「すべての旅人に導きを」(召喚時)
       「旅とはすなわち発見」
       「これがありのままの自分」
       「なるべき自分になれたのです」
«ティヤーリ» 「向き合うのです」(アタック選択時)

«ティヤーリ»のセリフには『なるべき自分』というものが多く出てきます。上記のセリフも含めて勘案した結果、『旅』とはいわゆる『自分探しの旅』ではないかと思われます。自分が何者なのか、どうありたいのか、そういったことに真剣に向き合う者を助け導く、それこそが«旅の神髄»であると考えられます。
では、«ティヤーリ»にとっての『旅』とはなんなのか。
«旅人ティヤーリ»のボイスはやや中性的な感じですが、«旅の神髄»は女性的なボイスとなっていたり、ストーリーでは«ティヤーリ»の(«ショーリン»も)性別を特定するような言葉がなかったり(日本語では「少年」と一箇所だけ出てきていますが……)と、«ティヤーリ»の性自認について匂わせているように感じます。また、«旅人ティヤーリ»と«旅の神髄»の英語版の声を担当している方がトランスジェンダーであるというのもそのあたりを考えてキャストした可能性はあります。

公式から明言こそされていないと思いますが(調べきれていない可能性はあります)、それこそが«ティヤーリ»の『旅』であると言えるのではないでしょうか。


キャラクターの解説はこれで終わりにしようと思いますが、まだまだ気になることを2点ほど。

今回の登場人物を調べていると、ストーリーに出てくる学者«ラドゥアク»が«霊峰の占術者»であるという情報をいくつか見かけました。
ただ、確信に到れるソースを見つけられなかったため紹介をしていません。
また、ゲーム内では

«霊峰の占術者»  「そなたの顔、見覚えがある」
«旅人ティヤーリ» 「まさか、人違いでは?」

という会話があり、顔も知っている親戚であるというストーリーとの整合性が取れないとことも一因です。«ティヤーリ»と«ラドゥアク»が初めて出会ったと考えれば会話内容に説明はつきますが……

ですので、もし詳しい情報をお知りの方がいらっしゃいましたら、コメントなりでお教えいただけると幸いです。

もう一点。これも確信には至れていないのですが、«アヌア»のイラストの右奥にいる人物が、«タリック»なのではないか、ということ。

謎の人物

根拠となるものは、
1.登頂を始める前に«旅人ティヤーリ»と«タリック»の会話があること。
2.«タリック»のイラストに«旅人ティヤーリ»がいること。
3.この人物のファッションが«タリック»らしいこと。
です。

霊峰(の途中?)で出会う2人

1については、その場にいただけかもしれないということ。
2は、神髄となった«タリック»ならばターゴンに上から現れることも可能かもしれないことや登る理由が不明であること。
3は、右腕だけ開放的なファッションという共通点です。

エメラルド(LoL)
屈従の穢れ(LoR)

ということで、どれも決定的と言うには足りない根拠しか提示できません。ストーリーではこの時霊峰に挑んだのは«ティヤーリ»以外にもいたので«タリック»ではない可能性は十分あります。
ただもし«タリック»で登る理由を考えるとしたら、彼が『守護の神髄』だからでしょうか。霊峰に挑むという危険な行為に挑む者を守護する«タリック»。そして、«ティヤーリ»が«旅の神髄»となったので、その役目は«旅の神髄»に引き継がれるのかもしれません。



さて、最後になりますが今回はこの霊峰ターゴンを登るデッキを用意してみました。

モノターゴンサポート軸(エターナル)
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«山頂の裁定者»のカード効果に触れた通り、『サポート』や«ジェム»を使い«山頂の裁定者»に会いに行くことが目的です。

«運命の呼び声»を『オーバーパワー』持ちの«山頂の裁定者»や«狡猾なジーブル»、«世界の息吹 エスムス»といった『イルーシブ』持ちに使用して、さらに『サポート』で攻撃力を上げたり横並べして勝利するといったプランです。

«運命の呼び声»からの«山頂の裁定者»で霊峰登頂フィニッシュ

«ソラカ»は『サポート』を持ち«ジェム»の力を引き出すことができるので、相性がいいです(会話もありますし)。«ソラカ»のレベルアップを嫌って序盤お相手がアタックを仕掛けてこない、ターゴンの『サポート』は«タリック»を除いてラウンド限定ではないものが多いこと、そして«天翔ける幼星»のネクサス回復などの要素により、中盤まで安定してゲームを進められるはずです。

スタッツを上げて物理で殴るのが基本方針

勝利するための入れ替え候補として思いついたものは以下の2枚。
«水晶のアイベックス»→«イウラ»
『スペルシールド』付与の選択ができること、«運命の呼び声»を«イウラ»自身に使えるといった点が強いです。
«怒り狂う燎火»→«バスティオン»
ストーリーにおける敵サイドなのでシナジーがありませんね。『オーバーパワー』を付与することができれば『スペルシールド』を活かせますが……
デッキがキルスペルや『リコール』には弱いので、«イウラ»同様に『スペルシールド』付与目的の«バスティオン»がいいかもしれません。

『ディープ』持ちユニットにも引けを取らないスタッツ

しかし残念ながらこのデッキには致命的な問題点が2つあります。

ひとつは、«ターゴンの頂»の使い道がないこと。こちらも勝利を目指すなら«星の泉»に変えた方が断然いいですね。
もうひとつは«旅の神髄»が『天空』カードであること。ストーリーに沿った勝利を目指すのであれば、プレイヤーも«運命の呼び声»を聞く必要があります。

と、ストーリーの主軸である«ターゴンの頂»と«旅の神髄»が足を引っ張るというちょっと変な霊峰ターゴンの試練を感じることができるデッキとなっています。

ということでなんちゃって構築紹介をしたところで、今回の記事は終了です。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。


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