自分のヴァリアンツ構築の変化の流れ.その①基本の基(2022/)


始めに

この記事は身内にヴァリアンツを布教するついでに、最近触れていなかったので今までの構築を環境の変化と共に振り返る目的で書いたものです。初回は軽くヴァリアンツの紹介をしたいと思います。後今回始めて記事を書くので拙い部分もあると思いますが笑って流してくださるとありがたいです。

(※)あくまでも自分が組んできた構築や流行りの解説であり最強構築の紹介ではありません!

ヴァリアンツを握る意味

①環境デッキとマイナーテーマ

 皆さんはそもそもデッキを握る際に、何が目的でそのデッキを握っていますか?自分は大まかに分けて2つあると考えています

1:環境的に強い
2:好きだから

1はまぁ単純ですね。最強かつ圧倒的Tier1デッキを握れば勝つ確率は当然上がるでしょう。そして2。これも勿論あり。遊戯王はカードゲームで娯楽ですから楽しむことが大前提で、デッキパワーが劣っていても好きなデッキを握りたい。これも良いですね。そしてこれらは決して相反するものではなく、「勝率」と「好き」は両立しうるものと考えています。
 これは遊戯王の欠点でもありますが、先行有利が過ぎる所があります。そしてカジュアルやマイナーに分類されるデッキでも先行盤面が強力なテーマもあり、手札誘発を握れていなければそのまま展開を通されて負けるなんてことザラにありますよね。ですが総合的にみて環境デッキはパワーもあり自由枠が豊富だったりとマイナーでは勝てない要素が多いのが環境足る所以でしょうか。確かにマイナーで環境に勝つことは出来ますが厳しい部分もあるでしょう。故に大会など勝利を求める場で握るならそれ相応の理由が必要と自分は考えています。そのデッキを握る意味が本当にあるのか。

②ヴァリアンツの強み

 さて、今までぐだぐだ環境がどうのこうの言ってきましたが、ヴァリアンツを大会環境で握る利点について説明したいと思います。

  1. Pテーマ故の強み

  2. 誘発耐性

  3. 最終盤面の強固さ

挙げるとすればこの辺りでしょうか。
まず1ですが、これはPテーマを握っている人ならばわかるでしょうが、基本的に墓地メタをくらいません。魔術師や融合を扱うメタルフォーゼなど例外はいますが、これらテーマも墓地を封じられたところで機能停止になったりなどしません(セフィラはハリラドンなので除外)。これはPがフィールドとEXを行き来する性質のためです。(え?アトラクター?知らない子ですね)
また後攻での捲り性能ですが、Pモンスターはモンスターと魔法両方の効果を持っており、大会で通用するPテーマは大体メインで捲る効果を内蔵していたり、また対面の知識不足などからくる通しやすさなどは強みです。ヴァリアンツも例に漏れず。
そして2。ヴァリアンツの最大の強みであるフィールド魔法による泡影、拮抗、ライスト等のケアです。特に基本的にどの環境でも採用される、うらら、増殖するGに続く汎用手札誘発の無限泡影をケア出来るのは利点です。そして展開力の高さからうらら1枚ぐらいは貫通します。
3はデッキを握る意味として非常に重要で、手数が豊富でパワーが高い環境トップに対しメイン戦1本目でまず捲れないであろう盤面を作れます。そしてサイチェン後でもフィールド魔法により拮抗ライストは撃てず、盤面の強さから捲り札1枚程度では厳しいでしょう。

ヴァリアンツカード

次にヴァリアンツの主要カードについて説明します。デッキや展開を紹介する前にカードについて知っておいた方が理解も早いでしょう。

ヴァリアンツの巫女ー東雲

カワイイ

このカードはヴァリアンツというデッキにおける柱であり、このカードを握れているかどうか、効果が通ったかどうかで展開が決まるといっても過言ではありません。まず知っていて欲しいことはヴァリアンツではデッキに触れるカードが他テーマと比べて少ないことです。後述するソロアクティベートや、確定ではないですがマーキスぐらいしかモンスターに触れず、ハンドが良くなければ東雲が通らなかったために負けるなんてこと当然のようにあります。

VVーソロアクティベート

待望のヴァリアンツ新規。東雲以外で唯一デッキのヴァリアンツPに確定で触れるカードで、うらら等誘発をくらわない点も優秀。墓地効果も強くこれによりポジションチェンジを採用しなくても展開できるようになったこと、また東雲が一枚初動になった点も加味してこれ以上ないくらいの強化といえるでしょう。

VV(ヴァリアンツ=ワールド)

ヴァリアンツというテーマを象徴するフィールド魔法。効果も非常に面白く、展開と除去両方を担う中々の壊れカード。相手フィールドに表側表示のカードを置くという点で様々なケアが行え、また後手においても十分捲り札としても使える。懸念する点は相手も使えるという所で、片方を残さないなどそこはケアしましょう。また発動時の効果は強制であるため、盆回しで送りつければそもそもデッキに相方が入っていないと発動できないため退かせず、相手のフィールド魔法を封じることができます。しかしそれは自分も同じで、手札で引きすぎると発動できず腐り札になりやすいですね。

ヴァリアンツの忍者ー南月

ss条件やその効果から基本的に東雲と組み合わせて使うカードであり、東雲と南月により展開がスタートします。またモンスター効果①の移動させる対象は相手でも良く、このことを覚えていて損はないですね。

ヴァリアンツVーヴァイカント

南月と同じく展開では必須のカードで、基本的には東雲のサーチ先になります。ヴァリアンツPを魔法罠に置き、真羅万象と組み合わせて展開します。また現状先行でヴァリアンツのスケール10をPゾーンに置くことができる唯一のカードで(幻中を使わないなら始まりの地を含めた二種のみ)重要度は高いです。

ヴァリアンツMーマーキス

既に述べてきたようにヴァリアンツはデッキに触れるカードが少ないですが、このマーキスはその貴重な触れるカードの一つです。サイコロというランダム要素にデッキトップめくって回収というランダムが重なり欲しいカードはまず手に入らないです。ですがヴァリアンツモンスターはP召喚可能でかつ自前で出てこれるので基本アド+1になりやすいです。またVVの魔法たちもフィールド魔法やソロアクティベートなど優秀な魔法ばかりなのでこれらが当たると嬉しいですね。個人的にはお気に入りの一枚です。

終わり

今回はさわりだけ記しましたが、次回以降は構築について述べていきたいと思います。出来るだけ早めに書き上げるつもりですが待っていただけると幸いです。では

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?