ブルーアーカイブ第二回開発者トーク(5)

イム・ジョンギュ(D)
ファン・インチョル(G企画P)
オ・ヒョンソク(シナリオチーム副チーム長)
キム・グッキ(2Dキャラチーム長 )
ソン・ジウォン(アート室副チーム長)

イム・ジョンギュ:学生達以外に印象に残ってるクーゲルパンツァーですが、これはどのように構想する事になりましたか?

オ・ヒョンソク:先紹介した3rdPV作業当時に担当の原画さんと「キヴォトス特有の荒々しい雰囲気が出る状況とは?」と言う事で話を交わして、よっぽどな事では驚かない学生達が驚愕する、大運動会に限って起こりうる統制不能の状況は何でしょうか?と言う質問を受けました。
それで最初はインディアナ・ジョーンズに登場する岩トラップのように運動会で使うデッカイボールが暴走して学生達に襲いかかると恐ろしくないかと言うアイデアが出ました。だが、デッカイボールだとインパクトが不足だと言う事でミレニアムを取り入れて見ようと話が進み、現実の球型軌道兵器をレファレンスとして提案しまして、
以後の発注も念頭において元とは違う色んな攻撃モーションや移動能力を搭載する事になり、いくらなんでもキヴォトスの女学生達でもトラックで戦車が襲いかかると怖がるのではないかと結論に至りこのようなイラストが完成されました。

以後、シナリオを作成する過程でこのボール戦車は案内ロボット、保安ロボットなど色々用途が変わりまして、最後に得た名前がトラック・クラッシャーです。何故このような名前になったのかは本編で直接確認してください。

キム・グッキ:そして、トラック・クラッシャーが登場するPVの一場面でも面白い要素が多いですが、暴走するトラック・クラッシャーと横に倒れている学生、その中で客席でバズーカを持って捕まっているシロコなど隅々にいろんな物語を散りばめております。
隅々に物語を入れる事が好きな担当者とコミュニケーションを取る事を好むヒョンソクさんとのシナジーで良いアイデアが多く表現されたと思います。

余談ですが、先生達はもしかして知っている方もあるかも知れませんが、ジュンコとセリカのSDを摘み上げた時の動きを先生達が走りで合成してくださった2次創作がありますが、そこでアイデアを得てジュンコとセリカを前面に配置したのも面白い秘話だと思います。

ミレニアムの特異なタンクを暴走させる為の説得力の為良く事件に絡まれる事で有名なエンジニア部のコトリを登場させた事も巧妙だったと思います。

オ・ヒョンソク:ああ、そういう人選だったんですね?僕は本当に知らなかったです。執筆をしていながら・・・

キム・グッキ:はい。話し合いで原画家達でこうやったら面白そう、こんなの入れたらこのように執筆に役立つのではないかと思って進行した事もあった気がします。

該当場面でラック・クラッシャーの原画を見たら、初期にはボールタングと言う仮称でしで、企画室で活用処と共にスキル企画過程を経てゲームに登場が決定されて、他の原画家からPVと要請内容をベースに素敵な図案を作ってくれました

ソン・ジウォン:このようにいつも平和(?)なキヴォトスの日常がリアリティーを持つ事にする要素がディテールにあり、今回の晄輪大祭熱気を表現する為多様なディテールを妥協なしに作業してくれました。
ミレニアム主催の行事である事でそれに相応しい要素を、各品、グラウンド、背景、客、UIエフェクトが詳細に作業されその臨場感を倍加しておりました。
そして、準備した物が先生達に正確に伝達される為にTAチームとプログラム室でも物心両面で活躍してくださり最善を尽くし作業したので楽しく遊んでくれたら感謝致します。

(最後の挨拶省略)

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