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2022年を振り返ってみた

去年の今ごろ1人だったのが懐かしい

12月31日の時刻は15時(書き終えたら17時でした)みんなの目線が2023年に向かっている中、まだまだ今年をもがいてるサカキです。

社員たちに今年の振り返りをきちんとしろと言う身分なので、noteを使って文字で書き留めておこうと思います。

今年はYouTubeちゃんねるを開設したので、そちらでは社員全員の振り返りを動画でしています。これもぜひ見てほしいです。

見出しにもある通り、今年は「人」
会社名の通り、人材に懸けた一年でした。去年の今頃はまだ1人で仕事をしていたことを思うと、今こうやってたくさんの社員に囲まれて仕事をしていることがとても幸せです。

雇用して早々に味わった挫折

1月から後に社員になる2人がアルバイトとして入り、4月に正社員に。
その内の1人は、3ヶ月も経たずに退職届を持ってきました。

ジンザイという会社の名前にし、若者の可能性を広げると言っておきながら、社員の子を悩ませてしまったこと。今思うと、やったことのない仕事に向き合うその子に対して、可能性を広げるというビジョンを武器に押し付けていたなと感じています。

当時は結構落ち込んでいましたが、今でも連絡をくれたり、周りの方や本人もたまにSNSを見てくれることが嬉しかったりします。そしてあのタイミングで社員が退職する経験をさせてくれたことが、今の自分にとってはすごく活きています。ジンザイに入社してくれてありがとう。

そんな挫折もありながら、年末を迎えるときには合計9人の会社に。来年の1/6には事務員さんの入社も決まっているので、2023年には10人規模の会社になります。

この規模になるまで、どんな経緯があったか少し振り返ってみます。

求人倍率53倍。データで振り返る2022年の求人。

ジンザイの某求人サイトの2022年データ

2022/1~12月までのジンザイが掲載した求人サイトのデータです。
1年間で323人の応募があり、その中で選ばれたのは・・・
○広報事業部の5人(学生インターン含む)
○総務部の1人

倍率でいうと53.8倍と地方のスタートアップとしては、驚異的な数字を出すことが出来ました。おかげさまで優秀な方を採用することが出来ました。

メタバースを静岡県内でいち早く導入

今年一年「ジンザイさんってメタバースでテレビに出た会社だよね?」
この声をたくさんいただき、数々のメディアに掲載されました。国立大学の研究対象にもなりました。

今でこそメタバースという言葉をかなり耳にしますが、年初はこの言葉がまだまだ浸透しておらず、ましてや地方でこれをビジネスに紐づけているところはほとんどなかったと思います。そこに目をつけて、いち早くメタバースを社内オフィスに導入しました。その結果、たくさんの取材を受け、ジンザイの知名度を上げることが出来ました。

年初に立てた個人目標どうだった?

結論からいうと、数字はほとんど達成していません笑
ただ立てた目標の項目は全てクリアした1年でした。

年初に立てた目標シート

まず個人テーマであった「事業は引き算、人材は掛け算」
ここはかなり意識して1年向き合いました。そのおかげでジンザイの事業も3つに定まり「広報・保険・住宅」の3本柱で今後は展開していきます。

次に個人目標。

①ストーリーズで閲覧1000人
ここは全然。半分にも満たない数字です。発信を推奨している会社としてこの数字は来年もこだわりたい。数字は別として項目はいれていきます。

②支援団体を作って年間100万円の支援をする
こちらも団体を作る話は流してしまいましたが、会社や個人では、県内学生を中心に投資をする機会を何度も作りました。

クラウドファンディングで支援した静大生が運営するカフェ

来年1月にも、ジンザイ主催で学生に投資をするチャレンジイベントを開催します。来年以降もこの項目を残して「若者の可能性を広げる」が光る学生たちに積極的に投資してきます。

③1000万の出資をしてもらう
こちらも出資金額が届きませんでしたが、私がやる様々な企画や挑戦に賛同していただき、協賛してくださる方が増えました。
そういった出資もいただき、個人では来年1月に沼津市にレンタルスペース「YELL」をオープンします。

トレーナーやサロンを始めたい人向けのレンタルスペースを来月オープン

最後に個人価値。
「2022年のすべてをフリー素材に」ここに価値を置いてきましたが、ここは当たり前の領域になってきました。

正直未だにですが、自分は写真撮られるのも嫌いだし、動画なんてもっと嫌です(今でも笑)
それでもこうやって社員にスポットライトを当てる発信をして、社員たちも頑張って毎日発信しています。自分ばっかり恥ずかしがって出なかったら薄っぺらいじゃないですか。なので来年も先頭になって表に出ます。頑張ります。

人に注力し、人材が増えた2022年

こうしてダーっと書いてみると、今年もとにかく人に会った1年でした。採用の面接を考えると、人生で1番人に出会った1年だったかもしれません。

人数分の給料を毎月支払うのは、その後ろの家族まで考えるととってもプレッシャーで、1人で会社をやっていた頃とは給料日の重みが全然違いました。

それでもその分、毎月誰かが成長して誰かが悩んで、社内で誰かが助け合ってるのを見ていると「あーこれ一生やってられるな」って思えるので、僕は今のこの状況が天職なんだと思います。

最終日の写真漁ってたら奇跡的にみんな写ってた一枚

最後は大好きなこの言葉「ジンザイで働くことは成長痛」で締めようと思いますが、この記事を公開したあともまだまだ2022年をもがいて最後まで仕事をしてそうです。

自分がやろうとしていることは、誰でも出来ることじゃなくて、だからこそ誰よりも動いて、ジンザイと向き合うのが仕事です。
そんなワーカーホリックなサカキですが、来年も一つのエンタメとして見守ってくれたら嬉しいです。

1年間本当にありがとうございます。皆さんのおかげで走れました。
来年も宜しくお願いいたします。

良いお年を!

2022.12.31

ジンザイ代表 榊原

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