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プライベートと一緒に支出した経費は落とせるのか

個人事業主として活動する上で非常に大切な書類と言えば、レシート・領収書と言っても過言ではありませんね。


プライベートで必要なものと仕事で必要なものは一緒に買ってもいいのか。

本当は別々で支払いたいのにレジは混雑しているし、そんなときに「別会計で」とお願いすると注がれる後ろに並んでいる人たちの冷たい視線…。まとめて買っちゃえ!と買ったのはいいものの、一緒に買ったら経費に落とせないよね…。

なんて思ったことありませんか?

大丈夫ですよ!プライベートと一緒にお会計したものも、経費で落とすことができます。


経費で落とす品名に印をつける

プライベートで使用するものと、仕事で使うものを同じ店舗で一緒に購入した場合、もちろんレシートは1枚にまとめられますよね。この場合でも、仕事で使用した分に関しては費用で落とすことが出来ますのでレシートは捨てずに保管をしましょう。

この際に必ず行って欲しいのは、そのレシートの経費にかかる項目をマーカーやアンダーラインで印をつけ、プライベートの支出と区別をつけることです。基本ですが、プライベートの費用を経費で賄うことはできませんから、経費として計上する項目のみに印をつけましょうね。


領収書関連のこちらの記事も併せてお読みください。

経費として計上するものが複数ある場合は、裏面に支出の理由を記入する際に合わせて合算金額を書いておくとすぐに判別が出来るので良いと思います。



携帯電話をプライベートと併用している場合は?

携帯電話をプライベートと仕事と併用している場合など、プライベートと経費の区分がつけにくいケースがあると思います。こういったケースのときは「事業按分」という方法を使い、ご自身でプライベートと仕事の使用割合を設定することができます

この事業按分については自宅にてお仕事をされている方や自宅サロンを営んでいる方は「家賃」「水道光熱費」「車・ガソリン代」等も該当する場合もあります。


この場合の算出方法については、まず業務の利用頻度の計算が必要です。

 ・週の使用日数は?
 ・1日あたりの使用時間は?

これらを計算して、かかった総額に対して何パーセントが仕事で使用しているのかを考慮し計算していきます。
この事業按分は人それぞれで使用量等が違うので、正しい基準というのはありません。経費に計上する際に不明瞭にならないよう、自分のルールをしっかりと決めておくことが良いと思います。また、とても重要な部分ですので、実際に事業按分をする際は解釈等間違っていないか税務署や税理士さんに確認・相談をすることをお勧めします。

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