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書籍「台形日誌」がとても良かったです🍮

4年前の話になりますが、2019年の3月にパタリーりえさんと国立にある台形さんというご飯屋さんに行ってきました🍮とても素敵な無国籍料理屋さんで、じんわりじっくり世界観を堪能してきました。(完全予約制で、現在は不定期営業中とのことです🦀)

先日、本屋さんに行ったら、あの「台形」さんの本が👀!!「イェイイェイ✌️」と思って購入したらとてもいい本でした📖

🍷日々が美しく創造的ですばらしい 愛おしい 羨ましい

もうね、本当に生活が…豊かでうつくしいです…(語彙力…)
ご夫婦でお店を営んでいらっしゃるのですが、生活のセンス、行動のセンス、感受性が本当に豊かで、愛おしくて涙が出ます。店主の伏木庸平さんの文章が、天&才で素晴らしい…!

旅に出ること、育てること、動物と暮らすこと。
その記憶や発見を料理に活かすこと。
一緒に暮らしていたサワガニのお名前が「ジョン」と「ヨーコ」と「サード・インパクト」なのもいい。サワガニちゃんたちが毎日おいしいものを食べさせてもらっていて愛おしかったです🦀(わたしも食べたい)

生活がうつくしい

🍮小さな実験の積み重ね

こちらの書籍で一番「興味深かった」のはお客さまから「何料理なの?」と質問を受けて答えるシーンです。

「日々の食事の中での小さな実験の積み重ねーーーーーーーというかそれはもう生活そのものとしか言えないんですけれど、そこからいつも料理は生まれるんです………。
 着想源も、これですと明確に答えられないのですが、旅がひとつのきっかけとなることはあります。土着料理というんでしょうか、各地の伝統的な郷土料理から着想の種を拾うことは多いかと思います。
 そうやって拾い集めた種が暮らしの中で熟成されるうちに、また違う場所で拾った種と繋がって、一本の線になるんです。でも線一本じゃ料理にならなくて、いくつかの線が繋がると、一つの図像として浮かび上がる時が来るんです。そうやってやっと一皿として完成するというか………。だから、いつもそれ待ちなんです」

書籍「台形日誌」P11より引用

なんて…!なんて素敵な文章なのでしょうか…!!!!

本の表紙にはこんなことが書かれています。
「料理はそんなふうに、幾重にも刺し重ねられた刺繍のようなものだ。」

「くはぁ!(吐血)」と思ってりえさんにも伝えねば!とおすすめしたら「もう持ってるYO〜✌️」と言ってました。(さすがりえさん🪡)

書籍紹介文に「暮らしの星々をつづった奇想で極上な初エッセイ&レシピ集」と書いてあって「暮らしの星々」「奇想で極上」のあたりの言葉選びがよすぎてクラクラと倒れそうになりました。

裏面もいい。

2019年の3月に台形さんにお伺いした時の写真

お店にお伺いした時の体験も、とてもよかったです…🍴
店内の雰囲気も、お料理も、味わったことがない唯一無二のお店でした。とてもおいしくてすごく好きです。
暮らしの中のいくつかの線が繋がると、一つの図像として浮かび上がるお料理。だからこそ他のお店には再現が不可能なんだなぁ。美学を感じて居心地が良くて、忘れられない経験になりました。

🍴🍴🍴
🍮🍮🍮
🥤🥤🥤

いやぁ、良い本でした📖
またお店にもお伺いしたいな🍮

〜おしまい〜

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