お笑い

とんねるずとダウンタウン

　私。生まれも育ちも京都で今も在住でございます。関西で育ちますとお笑いと言う言葉になぜか強い反応してしまうんです。コッチでは常にTVで関西芸人が出てきてボケまくる！と言うやり取りを見るのが昔から染み付いちゃってまして。ただ気をつけなといけないのが、関西弁＝面白い！と言うちょっとイタイ奴になるパターンね。大しておもろないボケに「なんでやねん」って食い気味でツッコミ入れて、ドヤ顔。これのイタさが理解できないとどこでもやってしまうので注意が必要！とはいえ笑いにも人それぞれ好みがあって、ベタな笑いやシュールな笑いなど、面白い！と思う基準が様々なのでお笑いって難しいんでしょうね。私なんかは、センスのなさに見る方専門ですが、意外と捉え方が人と違うみたいで誰も笑ってないところで爆笑してたり、スベってる感じが面白かったりと周りからはちょっとおかしいぞ！コイツ！って言われる、シュールな笑いが好きなんです。見る分にはあーだこーだと文句言うたり、このコンビ最高！などと推してみたり常に笑いのこと考える私です。

　そんな私が大好きなコンビがダウンタウンととんねるずなんです。世間的にも有名な接点の少ない俗に言う共演NGな二組。本人達は違うと言ってますが、本当のところはどうなんでしょうか？確かにもっと共演見てみたいですが、変な空気になってサブい雰囲気になりそうで怖いです。で、私は特に松本人志さんに特大で、特別な影響を受けました。現在金髪なのもそうなんですが、それまでは、ずっと坊主頭だった事も。見た目だけかい！じゃないですよ！話す内容や喋り方、ボケのパターンやスベリ方まで。あらゆるVTRを見てきました。まぁ出した答えは今の私の現状見れば分かる通り、真似してもできないのはみなさんの予想通りでした。しかしみなさんは松本さんの笑いは誰もが笑う王道なパターンだと思いますか？浜田さんのボール球でも確実にヒットにするありえないツッコミがそうさせているんですが、少し斜めから見てしまう私が惹かれたのは、ピンで出ている時、意外と伝わらずに多くの人がポカーンとしてる内容が多いと言う事なんです。まぁ今となってはそれまでもが、松本ワールドにしてしまっているわけですし、浜田さんの存在こそで、ダウンタウンなんですよ。昔、東京出たての頃はそんなところが受けずに流されている場面をよく見ました。その代表なのが本人が撮られた映画なんじゃないでしょうか？決して大成功とはいえない結果で、受け入れられなかったのは、やはり本人の笑いの基準と見た人のそれが交わらなかったのが、私には残念でした。そしてそんなところも私が惹かれる理由なんですけどね。

　一方、その頃もう一つ惹かれたのがとんねるずなんです。40、50代ならみんなが！って言ってもいいぐらいに、勢いよく出たきた頃から全盛期を目の当たりにしてきた世代のど真ん中に居た私は、ほとんどを観て、聴いてたし、この頃は自分たちの番組はもちろん、歌番組、ドラマや映画、観ない日はないほどで、まるでアイドルのような活躍でした。常にめちゃくちゃに暴れまくり、やりたい放題のタカさんをそっとフォローするノリさん。こんなやり取りが続き、タカさんの方が人気があったようなイメージだった気がする。しかし私はそんなちょっと一歩引いた感じのノリさんに惹かれてたかな？一歩引いた感じながら意外と後ろの方で悪さするノリさん。そんな一見見逃しそうなボケを見つけるのが好きな私。なのでとんねるずは好きな芸人と言うより、憧れのお兄さん的な感じだった。そんな中オールナイトニッポンが、一番ハマった。そもそもラジオ派だった私には当然な流れだったが、小学生の夜中ながらいつまでも聴いてられる時間だった。次の日の学校は最悪でしたけどね。

　今お笑いの世界はものすごくレベルが上がり、ちょっと面白いぐらいでは人気が出ないのが私にすると残念なんです。めっちゃおもろいのになぁ！って言うコンビやピン芸人はいっぱいいるのに。新たな面白い人達を探す趣味はやめられなさそうです。

　このシリーズはそんな私が面白いと思う芸人やイケてると思うミュージシャンを紹介できたらと、すごく真面目に紹介したいと思ってます。

ではまた明日