「なりたい自分」までは大袈裟だけど、「なってみたい自分」になってみれるバーチャルの可能性
僕は建築の設計やデザイン、メタバース空間の建築デザインを生業としています。ここ数年バーチャルの世界が躍進しているのを感じています。とはいえメタバースがそこまで社会に浸透しているかというとまだまだな気もしています。メタバース空間の制作側はある程度マネタイズ出来る段階まできていますが、一部のマニアックな人が入り浸っているというのが一般の方からみた心象だと感じています。
もっと一般の層に裾野を広げることが必要で、それを戦略的にやっているのが「にじさんじ」なのかな。専門的な話ではなくメタバースで普通のお喋りをして、ゲーム実況をして、歌を歌って、キャラクター自体を作り込んで、ファンを増やしていく、そういった戦略で徐々にマネタイズしていく。V-tuberからメタバースに移行していくのも恐らく当初からの戦略にあったと予想出来ます。
「そこは現実では出来ないことが出来る空間」というのは大袈裟過ぎで、自分の推しがいる、楽しそうにお喋りしてる、自分も少しの間だけそんな風になってみたい、そういった気軽なスタンスや身近なキャラクターで裾野を広げていくことで経済も自然に活発になっていくんだろうなって感じています。
とりあえずこんなことやってみたい、こんな自分演じてみたいっていう遊びや趣味を少しづつやっていくのが重要なのかな。
とりあえずメタバースで歌ってみた!「カタオモイ」
※歌は素人なのであしからず、、、。