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2023年テント泊千秋楽vol.2

テント泊続き。

魔女と生き急ぐ旅、
それはご来光ツアーがもれなくついてくる。

今回は涸沢からの、奥穂高岳山頂までアタックチャンス。
ピークをめざしながら、道中でご来光。

涸沢の出発は4:15。自分には遅いかなぁと不安になりながらもGO。

がれ場をガシガシ、いったい誰がうまくルートを作ったのだろうと思いながら。
だんだんと空が白んできて、そのうちオレンジ色になっていく様を何度も振り返りながら。

星が見えるよ
オレンジになってきたぁ

思わず、もう滑落してもいいな、と言ってみた。

これ見たら
そう思わんかね😁

でも滑落したらもう見られなくなるから、進む。
まずは山荘到着。

影が写ってしまったよ

ここで一息ついて、いよいよファイト一発サーフェイスへ。
その前に。

シルエットロマンス大橋純子な
あそこをめざすのねぇ
山荘の屋根がみるみる遠くなるファイト一髪サーフェイス

こういうサーフェイス、きらいじゃないのでワクワクした。
登っていく途中で知り合いが降りてきてびっくり。うれしいうれしい偶然でありました。

登り進めると、槍パイセンが!

来年はぜひ槍をヤリたいの。

わりとスリル満点のサーフェイスを登り切り、
奥穂高岳山頂へ。チョー嬉しい、チョー嬉しい。

奥穂山頂。諸事情により人無し写真

さて安全に登頂できたので、あとはまた安全に下山。
(私が遅いからだいぶ時間がかかった感。

山荘でお茶して、補給していざ。

下りはわりとあっという間。
無事おりてきて、
涸沢山荘のテラスでソフトクリーム🍦

ワッフルコーンだし。

さて少し早めの時間に下山できたかな、でものんびりしないでテント撤収。

さようなら涸沢ヒュッテ。また来るよぉ
最後にもう一度眺めておきたいと。

さてここからも安全に下山。
荷物は行きよりだいぶ軽いはず。

月曜日なのに登ってくる人がわんさかいて、道を譲ることが多かったな。

小休止を挟んで、横尾、そして徳澤まで降りてきた。
徳澤でおそばを食べよう〜とウキウキしていた。
で、おそばを食べながら、この先のルートとコースタイムを確認。

すると、なんだか様子がおかしく。
なんだか、時間がないのだ。
それはお風呂に入る時間がないし、
バスの時間もギリギリ?

今一度ルートとコースタイムを。
河童橋で荷物をおろしてお風呂にいけば時間も短縮。
ということで?
徳澤から河童橋までのコースタイム2時間をどれだけ巻くかということになった。

そうなったら、生き急ぐ2人はもう、
大きなザックをしょって、
ひたすらもくもくと、速報時々走るなど。
その様と言ったら、たぶん追い抜かれた人々やすれ違う人々は唖然。
(実際すごいガン見されたシーンがあった

もうね、人間は時間に追われるとここまで本気を出せるのかと思うぐらい。

いつも魔女の背中を追いかける順番だけれど、
今回は私がガシガシ、斜め後ろを魔女がポールをカツカツ鳴らしながらといった感じ。

明神で給水、休憩なしで急ぐ。
河童橋にたどり着いたら、コースタイムの50%以下だったという(空目
つまり一般的には2時間かかるところを、
1時間切っていたらしい。

それはもう、レースのゴールみたいな達成感と疲労感である。

河童橋のたもとにザックを置き去りにし、
お風呂へ。お風呂はちょっと離れていて、ここで重いザックを置いてお風呂道具と貴重品を、が大正解。
(よい子はマネしないでね

お風呂から出たら、飲みたくて仕方がなくて、
魔女と氷結でカンパイ!歩きながらまた河童橋をめざしたのでした。

お風呂時間も巻いたので、
バスの時間にも余裕が出て本当に助かった。

そして魔女も私も、
あの美しい景色の余韻と共に、
レース翌日のような筋肉痛と疲労感が数日続いたのでした。
(徳澤からほんとに生き急ぐ旅になったので写真なし😁

楽しくゼェハァ生き急ぐ旅。
(今回はほんと寿命が縮んだ
そして、生き急ぐ旅は続く。

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