見出し画像

前立腺癌物語 その4

手術後、一か月が経過し、経過確認の診断がある。 話題は、PSA検査の結果とか、血液診断などの結果を報告してくれ、特に問題なしとのこと。 この段階で、患者はホットする。 まぁ、何年生きるかわからんが 孫が成人するまで生きれればなぁとう感じ。 ところが、意外なところに担当医の興味があり、突然 ”勃起しましたか”と聞いてきた。 実は、わしも、この年で手術後 朝立ちしたので、”なんでや!”と思っていたのだが、とりあえず ”いや、先生ビックリしたわ。”と答えたら、彼は深くうなずき、”そうですか”、といって、カチャカチャと パソコンでinputした。 どおやら、ガンに侵されていない神経を温存する手術を、関係する医局で継続 研究しているらしい。 医者ってそんなもんかの。 さて、せっかくだから男性に忠告しておくが、男性の20%は死ぬまでに前立腺がんにかかるという統計報告が出ているらしい。 しかし、高齢になり発見された場合には、そのまま放置するケースもある。 このガンの恐ろしいところは、小便がやや近くなる以外は表立った症状がなく、気づかないうちに、転移しやすという点だ。これは、明らかに現代病だから、男性は気つけないかんよ。 とりあえず、土俵際で助かったようなので、またね。


前立腺癌を患い、孫に何か残そうと思い、この投稿をはじめました。子供のころの、絵心を思い出し、一コマ漫画で、過去から現在、未来へのつながりを残せたらと思っています。サポートをいただいた場合には、🖊やお絵かきソフトの補助に使わせていただきます。