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事業家集団環境で学んだ「経営は継続してこそ価値がある」ことの重要性

お陰様で起業して十数年が経ちました。
その間、直近のコロナをはじめ、東日本大震災など、多くの危機を乗り越えてきて現在があります。
チームビルディングを基盤にしながら、事業家集団環境で学んできたお陰だと、心底感じています。

ここまでやってきて思うことは、起業することも大変ですが、経営を継続することも大変ということです。
しかし、経営は継続してこそ価値があります。

そこで今回は、経営の継続について書かせていただきます。


経営の継続の難しさを物語る企業の存続率

事業家集団環境以外で立ち上げた企業の経営を辞めることを連想させるようなドミノを止める女性の手

いろいろな統計がありますが、企業の存続率は以下のように言われています。

  • 10年で6%

  • 20年で0.4%

  • 30年で0.02%

いろいろな業界で、自分なら成功できるのでは?と独立起業をしている人がほとんどではないかと思います。
そして、お金と時間、情熱を注ぎ込み、寝食を忘れて挑戦した人が大半なのではないでしょうか。
ある意味そういった猛者たちが、どんな理由かはわからないが、10年経てばその内の6%のみ、実に16人の内15人が、経営を諦めたということになります。

20年でいうと、0.4%まで下がりますので、経営を継続しているのは250社に1社のみ。
そのままですが、250人集まった猛者たちの内、249人が挫折するということです。

さらに30年になると、0.02%。なんと5,000社に1社のみの存続ということになります。
5,000人の猛者たちの内、30年で4,999人が諦めることとなるとは、経営は本当に厳しい世界です。

昨今、SNSなどの発達により、起業家・経営者が身近に感じられることが多くなったように思うこともありますが、経営の継続・存続がどれだけ難しいかということが数字を見てよくわかったのではないでしょうか。

と同時に、経営は継続してこそ価値があるとも言えるのではないでしょうか。

いろいろな考えはあってもいいと思いますが、やはり数字をみると、経営は勢いでやるものではないと思います。
経営は継続してなんぼ、生き延びてなんぼだと思います。


事業家集団環境で徹底的に学んだことを活かして経営を10年以上継続

事業家集団環境で学んだことを徹底して経営を継続してきたビジネスオーナーのイメージ

私は、事業家集団環境のアカデミーで数年学び、準備を整えた上で起業した。
たまに、事業家集団環境で学んでいるアカデミー生を見て、何年も成果をあげてない人が結構いると思うという意見を言う人がいます。
確かに、一理あります。
ただ、経営というものの厳しさ、シビアさをわかってないから、そういう思考になるのではないかとも思います。

数百万・数千万のイニシャルコストをかけ、毎月、数十万・数百万のランニングコストをかけて、自分で起業してみたらわかると思います。
経営を継続させることがどれほど困難であることかが。

私は、事業家集団環境のアカデミー生時代に、徹底的に経営の継続の難しさを学ばせてもらった上で起業して本当に良かったです。
数年後の20周年を迎えるときは、多くの方々へさらにまた感謝の想いを伝えるための場を設けようと思っています。
役員・社員・スタッフをはじめ、多くの取引先の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

今後も関わる多くの人の、物心両面での豊かさに貢献できるよう、精進していく次第です。

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