見出し画像

みんなの開発環境 2022

2022年ももうすぐ終わりですね。今回は、社内のみんながどんな環境で開発しているのかを紹介しあう「みんなの開発環境 2022」を開催した話をします。

今年最後の開発共有のお題

毎週、なにかしらネタを集めて開催している「開発共有」という集まりがあります。12月22日の開催が今年最後となるのですが、ネタをどうしようかと思っていたところ、みんなが自由に書き込めるお題募集ドキュメントに「みんなの開発環境 (ターミナルとか, 拡張とか, ランチャーとかなんでも)」と書いてあったので、それを使わせてもらうことにしました。

1人1枚スライドに書いてもらうイメージで、表示と概要を用意して、火曜日の朝に Slack にペタリ。表紙の画像は Stable Diffusion に「everyone's development environment, macbook, browser …」などと入力して生成されたものです。

開催するのは木曜午後なので、スライドに書いてもらう期間は2日強でした。5人分ぐらい集まればいいかな〜ぐらいの気持ちでいたのですが、最終的に15人分が集まっていました!協力してくれたみんなありがとう!

15人分、表紙など込で17枚のスライド

十人十色の開発環境

発表の様子を写真で紹介します。こだわりポイントを熱く語ってもらったり、質問時間を設けたりしたいとも思ってたのですが、うれしいことに人数が多かったため、1人数分で、質疑なし、交代の間に軽くコメントするぐらいで進めていきました。

こんな感じで1人1枚にまとめて発表
おめでたいときに Command + Control + K を押すと
紙吹雪(Raycast の Confetti)が舞いますという紹介
トラックボールやキーボードなどの話も

全て紹介しきれないので、ジャンルごとに簡単に紹介します。

テキストエディタ

VS Code を使ってる人が一番多かったです。拡張は人それぞれでした。次に多かったのは Neovim でした。

ターミナル

iTerm2 を使ってる人が一番多かったです。他にも標準 Terminal や AlacrittyHyper を使っている人がいました。Alacritty を使っている人からは、描画の速さや、フォントのレンダリングの美しさを理由として上げてくれました。

そういえばここまで話してませんでしたが、弊社エンジニアはほとんど MacBook Pro で開発しているので、こういったターミナルのチョイスになっています。

シェル

こちらも MacBook Pro ユーザーがほとんどということもあり zsh が多数派でした。fish、bash、xonsh を使ってる人もいました。また zsh は zsh でも人によっていろいろカスタマイズしていました。

ウィンドウマネージャ

macOS は標準機能だけだとウィンドウを配置する能力が弱いため、ツールの力を借りている人が結構いました。特に yabaiskhd の組み合わせが人気でした。気になる方はぜひ「yabai skhd」で検索してみてください。Rectangle を使ってる人もいました。

ランチャー

macOS だと標準でスポットライトからアプリを起動したりできますが、ここを Raycast にしている人が多かったです。

その他

ほとんどの人が Karabiner-Elements でキー配置などをカスタマイズしていました。使ってないといっても、そもそも自作キーボードなので自由自在という人もいました。

開催を終えて

いろいろな開発環境、便利そうなツールを知ることができて、とても良かったです。以前にどんな開発環境か聞いたことがある人もいたのですが、アップデートもあり、新たな発見がありました。ここで知ったツールを早速インストールしてみたという人もいました。

話の中で、話題がキー配列に飛びそうになったのですが、これはこれで相当なカスタマイズをしている人がいて長くなりそうなので、また場を改めて聞いてみたいと思いました。

これでおそらく年内最後の記事を終わります。
Merry Christmas & Happy New Year 🎅


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?