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あれから20年

同時多発テロが起こって 20年。
あの時、NYにいた友人に 電話が繋がらず、ご実家のご両親にも
なんと言って良いか分からず、ただ ひたすら祈り続けた3日間。
3日目に ご実家から電話を頂いて「あの子が 生きていたの」と
泣き崩れたお母様の 電話の震える声を 今も 忘れていない。

あれから20年、彼女は 今もNYで働いている。
あの惨事を 本当に紙一重で免れた。
同僚だった人を亡くし、きっと心には 誰にも言えない傷を抱えて
それでも「生きている、私は 生きているのだから。」と
何度も何度も 自分に言い聞かせながら 今日まで生きて来たのよ、という
電話の声は 若かりし日のまま。

生かされている、と感じる。だからこそ、大事にしたい。
自分の人生を 生き切ることを。

サポートありがとうございます。自分の時間をゆっくり作り出すために、遠慮なく使わせて頂きます🙇‍♀️。