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故郷の土に還らずに 命を守って

ウクライナに対しての侵略戦争に対して 激しい怒りを覚えます。
自分に何が出来るのか 考えても考えても 何も出来なくて 辛いです。
とにかく 今 命がある人は どうか逃げて欲しいです。
確かに、大事な国です。故郷です。それを捨てるという事の辛さ、悲しさ
やるせなさは 遠く離れて危険が近くない人間からは言われたくない言葉かも
知れません。ですが 敢えて言わせて下さい。

どうか、逃げて下さい。今ある 命を守って下さい。

これからの時代を考える

時代は進んでいます。
全てのロシア人が 敵なのではありません。
多くのロシア人が 平和を望んでいるし、
ウクライナの人々と 親戚関係を持っているという話もあります。
何しろ 隣国です。経済的にも文化的にも血縁的にも歴史的にも 
濃い縁がある国同士、の はずなのです。

プーチンが行っているのは 完全にジェノサイドです。
自分勝手に ウクライナに対して恐怖を膨らませ NATOが侵攻してくるなどと
被害妄想を膨らませて、ロシアは強大な国家だから 他国を侵略しても良いのだ
などと 恐ろしいことを考えてしまうに至った、としか 思えません。

狂ったやつには 何を言っても通じない

狂った人間に対して出来ることは 武器を取り上げることだけなんです。
ところが、今回は すでに強大な武器を沢山 持ち過ぎていて 使いたくて
仕方ないのだろう、と 正直 諦めしかありません。
核兵器を使いたいですって? 冗談じゃない。
核兵器を使えば 自国さえも無事では済まないという事が 
どうして理解出来ないのか。
狂気に支配されている悪魔なのだろう、としか言いようがありません。
何を言っても相手を止めることは出来ないのだとしたら 彼を抹殺するのか
自分達が逃げるのか、それしかありません。

自分の頭脳を財産として

自分の頭脳だけを財産にして 逃げるという選択をしたのは ユダヤの民です。
遥か遠い古代から ユダヤの民は 何度も何度も迫害されたり虐殺されたりして
身一つで逃げる、という事を経験し、その経験を民族の歴史や 親から子への
大切な教育として伝えている事は ユダヤ人の友人がいるので知っています。

もちろん、自分達の国を取り戻したい。自分達の国、自分の故郷、自分の家
先祖代々の土地を放棄して逃げ出さなくてはならない、なんて
なんて苦しくて屈辱的な思いをすることか。
私も 命が大事で 着のみ着のまま家を追われたので その絶望感は事の大小は
違えど 理解できると思います。

でも、今 大事なのは 命なのでは無いでしょうか?

考えてみてください。
ロシアは ウクライナの土地を手にして どうしたいのでしょうか?
NATOに対して 防護策を張り巡らして 侵攻を食い止めたい?
何て愚かなことを言っているのでしょうか? 
そんなことしなくても野蛮人じゃないのですから 軍事侵攻なんて
有り得ません。
どんなに ロシアが勝手に妄想して 攻めてくる!と言っても 
NATOは攻めません。
では 広大で肥沃な土地を接収して 自分達が農業をする気があるのか?
いえ、きっと兵士らには 農業なんて出来ません。
自ら考えて働いて作物を作り、それを売ってお金を稼ぐなんて能力は
失礼ながら 彼らには有りません。

それに比べたら ウクライナの人たちは 自ら考え、自ら行動し 
自らの将来を築いていける能力を すでに持っているのです。
だから どうか 命を大切にして欲しいのです。
国を超えて どこかに逃げて 再起を胸に秘めて チャンスを窺って欲しい。
時間は掛かるかも知れませんが、ロシアがこのまま続くとは思えません。
プーチンを倒そうとする人間が きっと現れる。それを待つのです。

戦国時代の武将のように

戦国時代の武将たちは 華々しく活躍する時代の前は 暗黒の時代を過ごし
生きるか死ぬかの10年前後を過ごしています。10年は長いようで短く思えるかも
知れません。ただ言えることは 今 無駄に命を散らしてはならない、そう
思えるのです。どうか 命が助かる手段を探して下さい。
華々しく散っても 家族が恋人が子供たちが ずっと苦しみます。
故郷の土に戻るなら どうか穏やかにベッドの上で 
寿命を迎えてから に して下さい。
どうかどうか 故郷の土に還る なんて悲しいことは言わないで。
大切な人のためにも 命を守って 逃げるという選択を考えて下さい。
早く和平がもたらされます様に。
ウクライナの人々に 神様のご加護がありますように。

サポートありがとうございます。自分の時間をゆっくり作り出すために、遠慮なく使わせて頂きます🙇‍♀️。