にっき。

日記です。
1ヵ月ぶりくらいかな。そこまででもないか。

現実にある私の身体はあまり調子は良くないのですが、頭の調子の方は昨夜やっと底をついて上向きになってきました。新しい目標に向かって頑張ろう!!
という気分になっているところです。よかった。

長年に渡るエンドレスなぐずぐずから、これで多分ある程度卒業出来るかな、と思っているのだけど、、いやしかし、、長かったな笑。
まあでも、だいぶ賢くなったと思うので、壮大な旅をしちゃったけど、これはこれで、良かったのかなと今は思う。

先日、とある小さな映画館に行った。実はその映画館には今までも1年に1回くらいの間隔で、なぜか私にとって節目になるような重要な時期に何度か行っていて、このnoteさんにもその映画館で観た映画の記事が、、もしかするとあったりするかも知れない。
何か迷っている時に、何故かふらっと行き着いてしまうような場所、なのかもしれない。

その映画館の1階には、カフェと小さな書籍売り場がある。なんともそれっぽい、、所謂そういう感じの、、映画、カルチャー、人文、社会、表象、言語、ジェンダー、哲学、、みたいな界隈の、旬な雑誌や書籍が集められていて、私はそれらを端から端までゆっくり読む。

本、書籍、というのは色々な読み方があるのだろう、ということを最近考えていて、ジャンルや分野、人によって読み方は異なるものだろうと思う。私は若いころ、自分の部屋の本棚を友人に見られるのが嫌だった。今は別に気にならない。むしろ、他人、、や本屋さんの本棚を「読む」のが好き。
本棚、というのは、、(というか、本棚、がない人も結構いるのだろうけど)その置き方や並べ方などなど、色んなことが見えて面白い。ある種のコラージュみたいなものだと思う。

まあなんというか、発行部数、「数」のことしか考えていないようなしょーうもないゴミくずのような内容のぺらぺら本ばかりが並んでいる本屋さんを見かけると、同情するしとても悲しい気持ちになるのだけど、そういうぺらぺらな本の隙間にオタッキーで骨太ロックな本がしれっと混ぜ込んであったりすると、心の中でニヤッと笑って応援している。

映画館の話に戻る。
数年前にその映画館に行った時、本棚の本は私にとって未知のものが大半で、タイトルや著者名を見てもよく分からなかった。私はその本棚を読めなかった。
先日、私はその本棚を読むことが出来た。一つ一つの本の中に書かれている内容は分からない。でも、「本棚を読む」ことはできた。

私が長年の泥沼を卒業し、次の目標に向かう準備をしていこう、と思えたのは、そういうこともあるのかもしれないと思う。
次はどの本を選ぶか。。(買うお金があるか、、笑)

ゆっくり考えて準備していこうと思っている。