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2023 東京UHFコンテスト反省会

※こちらは、「大学無線部アドベントカレンダー2023」12/14用の記事になります。

久しぶりのブログ更新です。

今からちょうど3週間前の11/23(木)、東京UHFコンテストに参加しました。

昨年は固定から参加しましたが、やはり200QSOくらいが限界で、「もっと呼ばれたい!」と思い、移動運用での参加を計画しました。

場所は茨城県石岡市。皆さまおなじみ、子授け地蔵駐車場です。
ロケーションはばっちりですが、東京まで少し距離があるのが難点。そのため50W連続運用ができるよう、発電機をお借りしました。TNX!

コンテストは9:00~15:00ですが、場所取り合戦?対策で前日の夜に向かい現地で一泊しました。
車中泊は7年ほど前にライセンスフリー無線の一斉オンエアデイに参加した時以来。ちょー久しぶりです。
しかも新しい車になってから初めての車中泊でしたので、しっかり寝れるか心配ですが、めちゃくちゃ快適でした!

アンテナはX-5000。ポールで6mほど上げました。

参加部門は「電信電話 都外オールバンドヤング」です。

前日の夜は430FMを運用。35局ほどに呼んでいただきました。TNX!

ではまずはログを見ながら、コンテストを振り返ることにしましょう。

コンテスト中の様子。

7:30。すでに周波数取りをしている局がいてすこし焦る。いつもお世話になっているJH1ASG局にお声がけ。とりあえず電波は出てるみたい。

7:50。432.96を確保して周波数取り開始。ぱらぱらと呼んでいただけ、このままコンテスト突入できればスタートダッシュに成功しそうと思っていたら、ここで発電機の燃料切れ。燃料のチェックをすっかり忘れていました。補充してCQを再開しようとすると、すでに別の方に取られています。しまった!
なんとか、433.14を確保してCQ。
7L1FFH/1局に呼んでいただいてびっくり。赤城山でしょうか。

9:00。コンテスト開始。4Q/mくらいいくかと思っていたら全然呼ばれない!


9:05。ようやく呼ばれ始め、平均3Q/mで進んでいく。コンテストでこんなに呼ばれるのは初めてでめちゃくちゃ楽しかったです。


10:00。430FMでrunを開始して1時間。まだ呼ばれますが、そろそろ1200気になってくる。しかし、ここで変にQSYするとレートが落ちると思い430FMで粘る。


10:50。まだ呼ばれるがそろそろ1200にQSYしないとだめ?あるいは一度S&Pを入れる?迷いが出てくる。山からコンテストに参加したことがないので、430FMでどれほど粘るべきなのか、全く感覚がありません。そんなことを思っているとJK1JHU局に呼ばれ、これはS&Pをするべきだと判断して軽くS&P。でもrunning局はまだ結構呼ばれている感じで、これはまだ粘った方がよかったなと反省する。


11:10。1200FMでCQ開始。430FMのようなレートを期待するが、まったく呼ばれない!10分で10QSO。runは切り上げてS&Pに行く。ここでも呼び負けること多数で、これはやはり飛んでないみたい。


11:56。430CWにQSY。JK2RCP/1局やJK1QAY局に呼んでいただく。でも思ったよりもレートが上がらない。「そうか、このコンテストは電信部門はないのか」と今更気づく。ここから12:30までCWをやりましたが、もっと早めに切り上げて電話に行くべきでした。
この後はしばらく各バンド、モードを右往左往…

14:30。マルチが少なすぎることに気づき急遽1200CWに出るとNEWマルチを沢山ゲット。一気に得点が上がる。ここで5万点到達。あとはできるだけ積み上げるだけ!

15:00。430FMでフィニッシュ。

得点・QSOレートを以下に示します。

得点


430MHz獲得マルチ
1200MHz 獲得マルチ

QSOレートグラフ

430MHz。千代田区、墨田区は出ていたようなので、これを落としたのはいたい。他もおそらく出ていたのでしょう。
1200MHz。こちらはマルチを落としすぎです。


改善点

①X-5000の1200MHz

やはり、1200の飛びが悪すぎるということで、コンテスト後に1200FMでCQを出してみました。するとこちらにはよく聞こえているのに相手にはカスカスということ多数。どうやら、X5000は山で1200で使う場合は利得が高すぎで、うまく山の下へ電波が飛んでいないようです。これは盲点でした。次回は八木を準備して、飛びの違いを見てみたいと思いました。

②PhoneとCWの比率

先述の通り、東京UHFコンテストは電信電話部門のみ設定されています。今回参加して分かったのは、PhoneとCWの比率は7:3くらいがベストではないかということです。次回参加する際はもっとPhoneに重点を置こうと思います。

③S&Pに重きを置きすぎた

固定からばかりコンテストに参加するときは積極的にS&Pをしないとレートを維持できないため、その感覚のままオペレートしてしましましたが、山からやるときはもっとrun中心の方がいいように感じました。

今回初めて山からコンテストに参加して、想定外のことばかりでしたが、とても楽しむことができました。やっぱりコンテストは楽しい!普段は電信ばかりの私ですが、電話も楽しいなあ~。
交信いただいた皆様ありがとうございました。また次回のコンテストでお会いしましょう。



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