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【渡美塾 2021年第2講 第2回開講!】

先月休講となってしまった渡美塾ですが、コロナ対策をしっかり行った上で1カ月ぶりの開講となりました。

 今回も盛り沢山の内容でしたが、特筆すべき内容は「コロナ後(2022年)の経済状況がどうなり、如何に備えるべきか?」という講義です。

再三に渡り塾長が強調しているのは「本当に怖いのはコロナショック自体ではなく、コロナ後に起こる円安・物価高・財政破綻である」という点で、この指摘はいよいよ現実になってきていると痛感しています。

その上で2022年の経営の前提として
①自己資本比率を守る
②コロナは続く
③2023年にスタグフレーションが起こる
という3点を挙げており、この流れをしっかり掴んだ上で「攻め」と「守り」の具体的な経営戦略を練る重要性を説いています。

渡美塾③


尚ワタミさんでは
●守り=小さな本部、赤字店の撤退
●攻め=宅食の食数を増やす、海外進出
このような戦略をどんどん進めており、具体的な内容についてはメディアで報道されている通りですが、現在進行形で進んでいるワタミさんの経営戦略が題材であることは、本当に貴重すぎて感動レベルです。(まさに「実践経営塾」!)

この3つの前提はシンプルなのですが・・かなり重要であると断言できます!

私はリーマンショック&東日本大震災の渦中で上場を目指した経験&倒産をした経験があるので銀行がどのように中小企業を評価するか、その評価がどのように変わるか?をリアルに経験しているのですが、今回のコロナは同じような流れになっていると感じています。

銀行は融資先企業の業績が厳しくても2年間は静観しますが、2期決算が終わるとかなりシビアに企業を見る傾向があります。

コロナの発生から丁度今で2年、本当に厳しくなるのはこれからなので・・この後如何に経営のかじ取りをしていくか?が本当に超重要になるのです。
よって今回の講義(正確には今回の講義につながる今までの一連の講義すべて)はかなり重要で、個人的には出来るだけ多くの中小企業経営者の方々に共有させて頂きたいと切に感じています。

そして午前中は塾生からの個別経営相談会があり、目の前のピンチを乗り切るための相談から上場を目指す相談まで多岐に渡る内容でしたが、いつも印象的なのは何かの経営判断に迷った時に相談出来る方がいる経営者は本当に少ない中で、必ずしなくてはいけない意思決定の材料として渡邉塾長のアドバイスが本当に貴重であるということです。

渡美塾②


勿論最後は自己責任なのですが、自分では気づかない点を指摘頂いた上で最終的な意思決定が出来ることには大変大きな価値があり、この個別経営相談は渡美塾の最大のウリの一つであると確信しています。

これから時代の大きな変化がやってきますが、この波を乗り切る覚悟と熱意を持った多くの中小企業経営者の方々に渡美塾に参加頂き、塾長・塾生の皆様と共に新しい時代を切り拓いていきたいと改めて感じる渡美塾となりました。

塾生の皆様、今回もお疲れ様でした!
これから大きな波がやってきますが、共に頑張っていきましょう!

※次回の渡美塾は5月10日開講予定です!(塾生募集開始しました) 


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