アラフィフの転職に思うこと

いまのパートをきめるまで、全国的な自粛期間は、わたしにとって、就職活動の日々でもありました。

なかなか受からず

子どもたちも大きくなってきたから、今度はフルタイムでしっかり稼ぎたい、と思って、春ころから仕事を探しました。

派遣会社にもいくつか登録し、自分がいいな、と思ったお仕事にエントリーしてみますが、まあ返事が来ません。

長く働きたいと思うので、体力がいるのは厳しそうと思い、事務系で探しました。

小さい会社で、雑用からなにから、いろいろなことをしたことはあったし、パソコンもある程度は使えるのですが、事務という職種で働いたことはありません。

年齢も高いので、一度、派遣会社の営業さんに、「受からないのは、やはり年齢でしょうか」と聞きました。

すると、「それはあまり関係ないですね、それより、事務が未経験だと、どうしても最近まで経験していた方がいると、そちらで話が進んでしまうので…」　

ということでした。

派遣会社が紹介するお仕事のなかで、わたしは未経験OKなのばかりを選んで応募するのですが、それでもやはり、若くて経験がある方が応募したら、そりゃそうだわな、と思いました。雇う会社の立場になると、当然だと思います。

子育てが一段落したら、時間はできるけど、今度は子どもたちにかかるお金がどんどん増えます。増えるしかない。

そこで、さあ、フルで働こう、としても、なかなか難しいですね。わかってはいたつもりですが、本当に選んじゃいけないんだな、と実感しました。

結局、パートさんに

そのうちに手当や補助金のことなどを考えて、またパートに落ち着きました。フルタイムを諦め、パートで探しだすと、ますまず条件があうところが見つかったのです。

パートだと家事もある程度できるし、バランスは取れるかな、と思いますが

基本的にいままでと一緒じゃん、と自分に突っ込む自分がいます。子どもたちが大学に行くのに、このままでいいのかな、なんて。

これまでわりといろいろな職種を経験して、それぞれ自分にとっては得たものがあるけれど、今になって、履歴書や職務経歴としてはあんまりだなあ、と思います。

なんかやっぱり、ひとつ軸があって、それに基づいた職歴があるほうがいいのかな、と思いました。もうちょっと子どもが小さいころから、長い目で考えたほうがよかったのかもしれません。

でも実際は、頼れる実家も近くになかったし、仕方なかったかな、とも思います。

活動中、「パートか正社員か」「扶養内か外れるか」といったことを考えていると、選択肢それだけなのかな、多様な働き方なんて、やっぱり現実は難しいんだなっておもってしまいますが、仕事選びの際には考えないわけにいかず。

当たり前ですが、こっちをとればこっちをなくす、ということになり、なかなか大きく生活を変える勇気もでませんでした。

それなら会社勤めにこだわらなくても、自分でなにかはじめたら？などと自分でも思うのですが、とにかく毎日毎日いろいろとお金がいるので、やっぱり確実に収入を得られるパートをしています。

最終的に納得できるように

子どもが幼稚園の年長さんくらいから、徐々に可能な限り、家のことや子どものことをしつつ頑張ったつもりではありますが、

なんだかなあ、という気持ちがいつもどこかにある感じです。

自分がどうしたいのか考えながら、行動すべきことはちゃんと行動して、最終的に自分が納得できるようにしたい、今日この頃です。