JBCF 綾川ロードレースE3
VC VELOCEとして初参戦。
目標は表彰台、最低でも10着。(落車しない)
結果 2着。
乗鞍が終わってから休むことなく、こちらにターゲットを絞って練習する。
コースプロフィールは6分の登りの周回コースを5周回。ラストは1分弱の登りスプリント。
得意そうなコースである。
やった練習は乗鞍の反省からレース強度で走る練習。
L3ベースの水曜日はJZMR。週末は周回で上げる。
中強度から高強度を行ったりきたりするような練習をした。
機材については、乗鞍ではフロント36mmハイトデュラホイールだったところを50mmのデュラに。
登りの感じでは36mmの方が反応よく上れるのでは?と思ったが、飛び出したあとの下り、平坦区間で走りやすいことを優先した。
ここでもこーじさん、機材を貸していただきありがとうございます!
直前でフロントブレーキが調子悪くピンチもあったが、今回はハイランダー村上さんに助けていただき事なきをえた。
レースはE3ということで、単純にPWR なら上位に入れるだろうが、そこは未知数。
レースプランとしては、前目に位置して展開する。今回最低ラインは10着昇格なので、いけると思っても無理して逃げるのはなし。
当日チームに合流してから監督からも多少無理しても前に出る。後ろにいてもしんどいのは一緒だから落車リスクがある後ろでヌクヌク走るのはなし。
飛び出す選手の見極めを。と言われた。
E3は自分との2人がチームから出走。バッシーは上で走った経験もあり頼もしかった。
欲を出してホテルのバイキングをむさぼっていたため試走に間に合わず(アホ)
バッシーからは落車祭りが予想されるからやはり前で走ろうというアドバイスをもらった。
出走前にはマネージャーのななさんが氷を渡してくれる。
蒸し暑かったので、最高のサポートだった。
レース前には会えなかったが、まつけんさん、イケさんという猛者がチームにいることもかなり自分を鼓舞してくれた。
これまでの経験から走る前に大切にしてた心構えとして自分の力を過信しないこと、過信してしまうと想定外のケースが発生した際に焦ってしまう。
謙虚に安全に走る。無理せずいけると思ったら行く。有力そうな選手が飛び出したらチェックという感じ。
このあたりはズイフトレースがかなり活きた。
レース前に富士ヒルチャンプの真鍋氏と話してて、「かなりきついですよ。」と聞いた。
彼はエキスパートクラスでマーケン村田さんと2人旅で登り上げ上げやったので、そらきついわと思いつつ、富士ヒルチャンプがきついんだからきついんだろうと覚悟して臨む。
チャンプ真鍋はXの投稿からは分からない礼儀正しい好青年だった。
こんたろうさんにも会えたのは嬉しかった。
少し脱線したがよーいドン。
ローリングスタートなのでクリートキャッチも慌てずいけた。
リアルスタートしてからは、松山学院の井上くんの飛び出し。
あとで知ったんだが、彼はベルギーで修行帰りで、全日本ジュニア4位。しかも高校一年。
将来有望すぎる。写真を撮ってもらった。
飛び出しには反応せず、前目で展開する。バッシーとほぼ同じ位置取りだったら大丈夫だろうと先頭集団で進む。
下りは集団が随分セーブする感じで、コーナーも大分ゆっくり回る感じ。
インががら空きだった。美山ロードで走った感じからするとゆっくりに感じた。
2周目、3周目はかなりスローペース。相変わらず井上くんはアタックするが、下りで追いつくパターン繰り返す。
しかし何回アタックするんだこの子は、、、
「元気すぎるわ~。」とみんな呆れるくらい強かった。
6分弱の登りでは自分がペース作る感じでアタックしたら逃げれる?と思ったけど、どうせ下りで追いつかれるだろう。それなら無理せずラスト勝負まで待とうという考え。
4.5から5倍程度で先頭で引く感じで、もう少し力のある選手と一緒に引いたらすぐに集団崩壊するんだろうなって思いながら走る。
監督が登り途中で見てくれていて、いい感じだとジェスチャーをくれる。これがかなり精神的安定に繋がった。
4周目に入る前にバッシーが「そろそろ動きましょうか。」と。
ケルミスクロスの選手が井上くんのアタックに反応していたが、このアタックも決定打にならず、ペースで上っていたら追いついた。
下った後の登りで様子見ダンシングアタックを仕掛けたが、10人くらい反応。
ラストは10人以下に絞れるやろうと確信。
ラスト一周。
家族がゴール地点で応援してくれてたので、自分の余裕度からしたらなんとか優勝をとりたいという気持ちに変わる。おそらく勝負かけても10着は確実に残れる。
バッシーが登りでかける。10名ほどに絞られる。
「回しましょう!」と声をかけて後ろを放そうと動く。
しかし回してくれるのは、バッシーと井上くんとあと一人くらい。
肘クイしても回らない。おいおい追いつかれるぞ。
そのまま下りに入る。この時点で8名ほどに。
あとはラストスプリントに備えて。
下り終えた平坦では牽制のし合い。さすがの井上くんも動かず。さあラストの二段坂へ。
プランとしてはハナっから腰を上げずシッティングで状況見て二段目でダンシング開始を考えていた。
一段目からバッシーともう一人が抜け出す。
10m程離れたが、まだシッティング。
するとバッシーの後輪にもう一人の前輪が触れる。この瞬間はスローモーションに見えた。
もう一人の選手の前輪が横向きになり前輪が外れるくらいの勢いで落車。
スローに見えていたので、慌てず冷静に右側をかわす。
ヤバい落車だったがよくかわせたと思う。
ラスト150m位でバッシーをかわし、勝利が見えた。
明田の30秒インターバルを思い出して死に物狂いで踏む。ラスト100m。まだ先頭。来た!
ラスト50m右から緑のジャージ。井上くんだ。
後ろから勢いよく飛んできた。
もう一踏み。いけーっ!!!!!
と思ったが、若さには勝てなかった、、、
ダブルゴールを設定してたものの井上くんの後ろに位置していたらどうだったか。
あと一踏みできていたらどうだったか。
全てはたらればでしかなく、井上くんが強かった。
まだまだ修行がたりんってことですね。
VELOCEで2,3着とれたのは本当に嬉しかった。
バッシーに感謝しかない。
また丹後に来てください。
E2,E1ではまつけん社長が3着、池さんが10着。これまた灼熱の中すごすぎる。
大変なチームに入ってしまった。
監督が過去一暑く、熱かったレースと言われるように本当に熱かった。
JBCF初戦は優勝こそ逃してものの、目的であるレースを存分に楽しむことができたと思う。
苗村監督、ななさんのサポートには本当に頭が上がらない。暑い中ありがとうございました!
帯同してくれた家族に感謝。前日アンパンマントロッコに乗せられたこと、一緒に過ごせたことで全く緊張感なくレースに臨めた。
今シーズンはどのレースも遠方のため厳しいが、来シーズンはE2スタートできそう。
おきなわまでは皆さんの練習相手となれるよう、自転車も頑張りつつ、ランもぼちぼちやろうかな。福知山あるし。
あー自転車楽しいわ。
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