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レースレポ 乗鞍ヒルクライム

レースまで

乗鞍本番の備忘録を。

前日にハルさん、マサキと乗鞍入り。といっても近くの宿は埋まっており平湯に泊まる。
大人の修学旅行さながらで、レース前日特有の緊張感はなし。
FOJIさんとこーじさんの話題で盛り上がった。二人の影響力恐るべし。オーライ!!!

機材は前述の通り。
レースプランは先頭で勝負する。

補給など

前日昼食はすきやのうな牛。タンパク質、ビタミンB1が豊富な鰻。リーズナブルでおいしい。トレラン時代もうなぎで結果出てたしゲン担ぎ的なこともあった。

前日夕食は高山のスーパーで購入したおこわときしめん、追加でバナナ、大福二つで計1500kcal程度か。
睡眠中のたんぱく質合成を促すらしいグリナを飲んだがうまく寝付けず。でも朝快調だったのは摂取したおかげかも。

当日は5時ごろ会場入り。少し鼻声。7月に風邪ひいてから副鼻腔炎っぽい症状が続いていた。乗り続けてりゃ回復しないわな。
ドクターは風邪って言っていたが、コロナだったのかも。

当日の朝食は、おにぎり二つ、オレンジジュース、カステラ1.5切れ程度。レース直前にアミノバイタル赤、ブーストショット。
マグオンとアミノバイタル顆粒も摂取して、補給はばっちりだったと思う。食べ過ぎてるくらい。

レース

レース前はMARKENウインドブレーカー、ジャージのおかげで、おがわのゆーちゃん、くどうさん、ほりいさん、がんまさんに会えた。MARKEN社員と健闘を誓いあう。
こーじさんつながりで一緒に走った片さん、ともさんにも出会う。片さんは65分台だったらしい。すげえ。
レース後に爆弾たたみんさんに出会えた。

さてレース。
レースプランは、勝負に行く。年代別で先頭にどこまで食らいつけるか。先頭にいたら60分は切れるだろうと読んでいた。

スタート後は先頭パックで進む。一人抜け出していたが、集団形成されていたので、その集団で。
割と調子はよさそうで、5km地点までは余裕。三本滝も17分と60分ペース。
しかし、いい調子もつかの間。20分を超えたあたりから脚が重くなってくる。呼吸もいつもの感じではない。
23分あたりで、先頭集団から離れてしまった。そこからは、絶望状態。
呼吸は乱れ、ペダルも回せない。
30分付近で完走すら怪しくなってくるような感じ。

あとは、ゾンビのように3.5倍くらいで走る。通常だとL2ペース。自分が情けなくなってきた。
チームメイトのまさきに30分くらいで「オーライ!」とスルスルかわされ、ハルさんにも40分付近でスーッとかわされた。練習ではいつも先行していたのだが、ここまで二人との速度差を感じることはこれまでなかった。
自転車に乗ってて初めて、足をつくかもしれないと思った。
ただ、送り出してくれた家族。応援してくれている仲間のためにも足をつくことは許されないと思い、気力で踏む。が、3倍…

降りてくる先行組の人たち、スタッフの人たちの応援、ともに走っている人たちの姿に励まされ、ふらふらでゴール。
ゴールスプリントなんて、できる状態ではなかった。
71分もかかってしまった。

失速の原因は?

レース後、しばらく敗因は何かを考えていた。
①30分以上のSSTをやっておらず、長時間中強度の練習不足。
②高地順応できていなかった。
③前半つっこみすぎた。

まあシンプルに弱いというのが結論なのだが、どんなレース展開でも65分は切れると思っていただけに悔しい。
FOJIさんが言っていたように、先頭集団でレースするなら、40秒6倍-20秒3.5倍×10ののちSSTが重要だっていうことを実感した。おーらい!

見事な落ち込みぶり

惨敗だったので、本来は落ち込むだろうが、ハルさん、マサキがいてくれたおかげで気持ちの切り替えができた。
大人の修学旅行として、大変大きな学びを得られ、楽しい旅になったと思う。
一人で行ってたら悔しくて長野から京都まで自転車で帰ってたかもしれない。終わってから脚がある。出し切れなかった。メンタルの弱さが出たな。精進しないと。

おわりに

今の気持ちは、なぜか自転車ってやっぱ楽しいなってなっている。
低酸素トレーニングでお世話になったよしおかクリニック吉岡先生、進二郎コーチ、身体のケアをいつもしてくれる中村PT、メカサポートをしてくれた山本ゴリサイクルこーじさん、ブルドラのメンバー、MARKEN社員の方々、ひだまりの家メンバー、ありがとうございました。

次男が熱をだしていたにも関わらず気持ちよく送り出してくれた妻、には頭が上がらない。ありがとう。応援してくれた息子たちにも感謝。

今回は先頭集団でいけるだろうという慢心もあったと思う。次のレースであるJBCF初レースの綾川では赤本なみに傾向と対策を練って臨みたい所存である。目指せポディウム。

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