見出し画像

2020 Smile Flower Project「2020スマイルフラワープロジェクト」とは

コロナ禍による市場縮小で生じたフラワーロス(ロスフラワー)や、規格外として廃棄されるロスフラワー(フラワーロス)を救いたい。
出来る限り多くのお花たちを皆様の元にお届けしたい。
そんな想いがこのプロジェクト実施の背景にあります。

新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて既存の花流通はいま、劇的に縮小してしまいました。

イベントやコンサートなどの催しの延期や中止、結婚式や葬儀などの式典の見送りや簡素化、輸出の停滞などにより、業務用花の需要は減少し、価格の低迷・取引量の大幅な減少が今もなお続いています。

コロナ禍の発生から一年経った今も、卸・仲卸業者の買い控えにより、花の消費は低迷したままです。

お花は適正な出荷時期を逃すと枯れてしまう、命ある存在。
大切に育てられ美しく咲いた花たちが、その行き場を失っています。

また〈規格外品〉として破棄されるお花も同様です。

見た目が「規格」に満たないお花たちは、農家さんのもとではねられて、出荷されずに破棄されてしまいます。その数、全体の15%。(※JA高岡さん参照)

葉っぱに傷がある、枚数が足りない、茎が曲がってる、花丈が短い…。
規格に満たない花たちは、出荷されずに市場にも、お店にも並ぶことはなく、生産者さんのもとで、破棄されてしまいます。(※一部は肥料となります。)

でも、そんな規格外品のお花も、生産者さんが大切に育ててきた
" いのち "、です。
規格品・規格外に関わらず、農家さんは毎日、水をあげ、栄養を与え、雑草をとり、昆虫から守り、育ててきました。

人が決めた見た目の「規格」からは外れていても、自然物としては十分、美しいはず。

そんな「規格外品」お花にも、咲く場所をつくりたい。

花を通じて、笑顔と感謝の輪が広がり、豊かなサイクルが巡りますように。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?