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私たちの想い

「2020スマイルフラワープロジェクト」実施の背景
花の流通構造の激変
なおも続く、花き産業の危機的状況
市場での取引量が減ると生産農家さんはどうなるのでしょうか?
市場へ出荷する際の輸送費や箱代の負担は農家さん。価格の低下が続き、出荷するほどに赤字となる状況が発生しています。

また、市場価格の下落を防ぐためには、意図的に出荷量を調整するという手段に踏み切らざるを得ません。
需給バランスの崩壊の中で、生産されたお花の約30%が、誰の目に触れることなく農家さん自らの手で廃棄処分されています。

収入の得られない中、栽培施設の電気代燃料代も払えず、次の作付のための資金もない。
廃業を迫られる農家が増えているのが現状です。

行政が農業団体を通じて花を買い取り、公共施設などに無償で提供したり、生産農家へ補助金を出したりといった対策も一時的な措置にとどまります。

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