見出し画像

5年ぶりのFF14で気付かされた事

来る11月。ff14では、光と闇の決着が着く新パッチが導入されるとか、また、俳優等で大活躍しておられる神木隆之介さんが現役でやっているという事でTVでも公開されて、私の兄が久しく復帰した事と、工房での仕事がした事でお金は無くなり、時間が出来た事と、兄のつるんでいるとても温厚で知的なご友人も始めた事もあり色んな事が重なり合って、5年程禁じていたゲームの日課が出来上がった。

 ここからが、私の物語。
FF14でたくさんの事に気付かされた。

 まずは、どんなに小さな事でも、目の前にあるものから目を背けず人生をかけて向き合う事が、自分の居場所を探して転々と人脈を拡げようと必死になっている時間よりも、とても重要で利己的である事。

紅蓮のリベレーターで東の国の「ヒエン」というキャラクターの一言一句、表情全てに感銘を受けた。
現代社会ではこうしてゲームのストーリーを通して人間性の有り様に気付かされることが一般的になってきているのではないでしょうか。

そして、何よりも、なりたい自分をゲーム内では演じれる事で心の落ち着きを取り戻す事が出来るのだと感じた。

私は、ジュエリーやクリエイターとしての役割、会社員では役職上の人間性を演じて生きてこれた。

どんな場所でもそうだと思いますが、誰かを護り、護られ、思考と行動による努力を繰り返す。

私なんかは、“依頼”と言うものに生きているという感覚を感じて、それのおかげでかろうじて“生きよう”という意志が生まれる。

「これを待っている人がいる。」「あの人の驚く姿がみたい!」「これを身に着けて自分らしく輝いていて欲しい」

そう思いながら毎度と創っている。


それが最近は、依頼がなく、会社でもコミュニケーションは減り、演じる必要が無くなってきた。
それによって、自分の幸せはなんだろうと真剣に向き合う時間が生まれた。
そして見つけた事が、死ぬことだった。

何よりも、生きていることが辛い。昔からそうだった。
こんなことを言うと変に思わしてしまう事があるから、言葉には出さないけれど、実は基本的になにもしたくない性で、死のうとした所に丁度良く依頼が入ってくる。

だから運良く生きている。いや、生かされている。

けれど思う、その依頼をこなしている間に、生きていて良かったと思うことが多々ある。しかし依頼をこなし、納品が済んだ後、やはり終わってしまいたくなる。

きっとだれもが同じ考えを持っていると思う。少し偏ってしまうだけで、ほんの少しの考え方であらゆる方向に行動が変化する。


 話を戻すと、そんな依頼も、FF14の中ではストーリー上の依頼ではなく、フリーカンパニー上での依頼が発生する。
友人へのサプライズだ。

装備をサプライズでのプレゼントをする為に依頼をこなす事が多い。

やっぱり誰に喜んで貰いたくて何かに努力していることはとても幸せだと思う。喜んで貰えると期待を持つことはとてもリスキーな事だけど、そうやって勘違いして集中している間は、こんなにも死を忘れていられる。

けれど必ず終わりがくる筈だから、しっかりと前を見て地に脚をつけなければと、生きるチカラをFF14から学びました。


 リアルでは彫金をやってますが、FF14でも彫金師をしていて、ハイクオリティを作り出すために色々試行錯誤するのはとても楽しいです。
それに、ゲーム内の時代に合わせてマーケットで売れるもの売れないものがあるので、そこでお金を稼ぐのも教養が身につくし、他のクラフターのJOBを進める事で、素材から組み立て、下積みが学べて、リアルには到底及ばないけれど、色々考える楽しみが増えたのでした。

 戦うだけのゲームではない、アバターとしての生活がそこには拡がっています。

 それに、このコロナ禍でオンライン飲み等ありますけれど、FF14で一緒にオンラインプレイしながら話す事で、こんなご時世でもコミュニケーションによって色んな発見があるのは、とても画期的で感謝したのでした。

宜しければ、サポートお願いいたします! 活動費に遣わせていただきたく存じます!