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きみは幸せになる努力をしているか?

 SNSで見たカズレーザーさんの言葉が心に刺さったので深く考えてみます。
 曰く「人間どうせ幸せになるのよ。理由を見つけて自分が不幸だなと思おうとしてるだけ。」

 思い当たる節があります。
 一日の始まりに嫌なことがあると「今日は嫌なことがありそうだな」とか、一日の終りに嫌なことがあると「今日は最悪な一日だった」とか。
 頭の中では幸せになりたいと思っているのについつい不幸なことばかり考えてしまう。こんなことはよくありますよね。
 
 頭では幸せになりたいと思っているのに不幸だと感じてしまうのは、”幸せになる努力が足りていないから”だと思うのです。
 つまり、幸せは努力しないと訪れないのです。
 
 例えば、道に咲いていた花が綺麗だったとか、雨上がりの虹が綺麗だったとか、ふっと吹いてくる風が涼しくて気持ちよかったとか、星や月が綺麗だったとか。本来私たちはこういうことで十分に幸せなのですが、現在のような物で溢れた世界ではそれを感じにくくなっています。

 そのことを言い訳にして、
 些細な幸せを感じる努力を怠ってはいないだろうか?
 忙しさにかまけて、人が本来持っている感受性を忘れてはいないだろうか?
 お金と引き換えに、人として大切なものを手放していないだろうか?
 20代、30代の働き盛りには関係のないことと言い聞かせ、幸せになる努力を怠っていないだろうか?
 その結果、歳をとったときに虚無感を感じ、「なぜもっと早くに幸せに気づくことができなかったのだろうか」と後悔するのではないだろうか?

 私たちは幸せに対して無頓着な気がします。生きるためには働いてお金を稼ぐ必要がありますが、過剰な仕事やお金が幸せをもたらしてくれるわけではありません。人生の最後に必要なのは、仕事で達成したことや莫大な資産ではなく、いかに幸せな人生を過ごせたかだと思うのです。

 そのためには日頃から”幸せになる努力”を怠ってはいけません。不幸なことを考えたり、不幸な未来を妄想したり、忙しさを理由に幸せになることを放棄したりしてはいけません。これらは全て幸せになる努力の放棄です。
 お金の使い方も、時間の使い方も、人との付き合い方も、生活習慣も、思考も、日常のあらゆるものを自分自身や自分の大切な人を幸せにするために活用する努力しなくてはいけません。そういう前向きな努力を重ねた先にこそ、本当の幸せが広がっていると私は思います。

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