見出し画像

クロサキナオさんの本を、絶対に読んだほうがいい理由

「普通なら死んでる」

大袈裟ではない。
それほどまでに壮絶な人生だ。


7月にAmazonで出版された
クロサキナオさん初のペーパーバック
少しだけ昔を語っても?』

もう手に取られたでしょうか?

これは読んだほうがいい。

シンプルに、
「自分の人生なんて甘ちゃんだ」
そう思えてくる。

先輩(社長)との衝突、給料の未払い。
自主退社、起業、そして従業員の横領、
超理不尽な顧客の対応。

挙句の果てには、2023年6月27日におきた突然の契約解除。

その日、たった2時間のうちに
あっという間に売上の7割以上が消える悪夢。

そんな体験します?
普通そんな体験しないですよね??

それだけではない。

プライベートでは、
父親からの金の無心、勘当、そして最悪の結末。
さらには、あらたに親戚から金の無心。
そのとき初めて知る、父親の身に起きていた悲劇とは。

これ、1人の人生の話ですか?
俺なら心折れて再起不能です。


今回は本書を深堀りします。

クロサキナオ物語。

そんな遠い過去の話じゃなくて、
ほんの数年前におきた出来事。

クロサキナオさんが
こんな壮絶な人生を送っていたなんて
noteからはまったく想像もつかなかった。


話はクロサキナオさんの社会人1年目から始まる。

入社1年目。信頼する先輩が起業。
その先輩からの引き抜きで、転職。

新会社の売上は好調に伸びていった。
しかし、それに反比例して豹変する先輩。

飲み、買い物、遊び、女(多分)と、金遣いが傍目に見て随分粗くなっていった

著書引用

態度まで激変する。

頼りがいのあった先輩の面影は既にない。営業マンに電話をかけて、長々と尋問のように詰めていた姿を目撃し、直接咎めに入る

著書引用


営業マンをかばって、先輩と衝突。
実にクロサキナオさんらしい。

結局その矛先は、クロサキナオさんに向けられ、
給料未払いという仕打ちの末に、自主退社に追いやられる。

露頭に迷うクロサキナオさん。
社会人歴わずか数年で味わう理不尽極まりない洗礼に、こう思う。

「え・・・就職って、もしかしてヤバい?」

著書引用

ならんならん(ヾノ・∀・`)
ふつーはそうならんよ(ヾノ・∀・`)

そしてこうなる。

「自分でやるしかないかぁ・・・」

著書引用

いやだから、ならんって!

「善は急げ」ということで、とにかく拠点を確保しないと・・・といった感じでトントン拍子。結局最初に借りたのはワンルームマンション。

ぶっ飛んでる。
半ば強制的に辞めさせられたその日のうちに、
ワンルームマンションを借りて起業。

(え??その日のうちに??
いやおかしいっしょ、その日のうちにって。
しかも「善は急げ」なんて言っちゃってるし。
善なのか?そこ善なんか?イッちゃってるよ。)

でもこれは
これから始まるクロサキナオ劇場の序章に過ぎない。


「月30万円用意してほしんや」

著書引用

実の父親から金の無心。
しかも30万て。。。
いや、額の問題じゃないのよ。
辛いのはそこじゃなくて

厳格で曲がった事をしない父だった姿が、久々に会ってここまで弱々しくなってしまったのかと思うと涙が出る。

著書引用

ここだよね。このことが一番つらい。

この瞬間から、クロサキナオさんと父親の関係は
一気に音を立てて崩れていく。

金の無心は数ヶ月続いた。

「いつまでこれを続けるつもりなの?」そう何度も伝えているにも関わらず、まったく改善する意思を見せてくれないことに憤る。

著書引用

半年分を払ったタイミングで、連絡を断った。

無視をしたら家族の縁を切る

著書引用

とまで言われた。

「コレ、私が何かしたの・・・?」と言いたくなる気持ちを押さえて悩んだ。

著書引用

そしてついに、あってはならない悲劇が。

忘れもしない、10月28日。業務に勤しんでいた夕方頃。兄から電話が入った。

「もしもし、どうかした?」

「親父がもうダメかもしれんらしい、急やけど準備できるか?」

「え、どういう事?」

「詳しくは分からん、とりあえず準備できたら連絡してくれ」

急な話に頭が真っ白になる。「ダメかもしれんってどういうこと?」頭が回らない。とにかく業務を済ませて、あとはn氏に任せて会社を飛び出す。

著書引用

父親の身に一体何が!?

あー書きたい(。>﹏<。)でも、書けない💦
この書きたい気持ちわかってください!

ここから先は、実際に読んでみてほしい(。>﹏<。)


転落人生はまだ続く。

「お世話になっております。近日お打ち合わせの時間はありますか?」

著書引用

パートナー企業から突然の連絡。

「いいですよ、明後日の朝なら」

「それでは当日、お待ちしております。」

「了解しました。」

著書引用

パートナー企業からは、普通に新規案件が来ていた。
でも嫌な予感が拭えない。

「杞憂であってほしい」

著書引用

そして2023年6月27日。運命の日。

「率直に申しまして・・・」

著書引用

パートナー企業のK氏が切り出す。

「全然聞きたくないんだけど・・・」まるで裁判で判決を受ける被告人のような気持ちで姿勢を正す。心臓がバクバク高鳴り、背筋に汗が流れた。

著書引用

そして、

「ピー」

書きたい(。>﹏<。)
めっちゃ書きたい(。>﹏<。)

だけど、ここも自分で読んで(。>﹏<。)
それしか言えないのが辛い💦


クロサキナオさんとnoteの出会いはここから。

「あんた達は絶対に早まった事したらあかんで、無理せんでええ。生きてればなんとかなるんやからなぁ」

著書引用

母の言葉も脳裏によぎる。
「早まるな、早まるな」と自分に言い聞かせる。
涙が止まらない。完全にキャパオーバー。
時間だけが過ぎていく。

1時間か2時間か。気付いたら経っていた。ほんの少しだけ冷静になって改めて考えることにする。

著書引用

幸い、案件が消えるまで少し猶予があったクロサキナオさん。

帰ってゲームしている時間があるのなら、何かを始め出してから考えればいい。そう思い込むことに必死だった。

著書引用

そして、ふと、思い出す。

3年前に異業種交流会で知り合ったSNSマーケティングの男性から聞いたnote。当時は全く関心がなかったけど、1つだけ気になっていた「収益化」の仕組みがあったことをふと思い出した。

(私に出来ないものだろうか・・・)

著書引用

早速PCでnoteについて調べて、記事を書く。
そして、

初めてnoteを書いてみる。

そうタイトルを付けて、初めて投稿した。

著書引用

これがその記事。

震えたよね、この下り。

実はわたくしよへい
noteではクロサキナオさんとほぼ同期。

よへいは2023年6月10日。
クロサキナオさんは6月27日。

この記事をリアルタイムで読んでいたので、
この下りが出たときゾクゾクってした。

「マジか!ここに繋がるんか!」って。

長い長い1年越しの伏線回収
ビビりましたよ。

P.212ね。覚えてて。
飛ばし読みしちゃだめよ。


さて、ちょっとおさらい。

仕事では、給料未払い、裏切り、横領、超理不尽な顧客、そして契約解除による売上減少。

プライベートでは、父親からの金の無心、勘当、悲劇、そして
親戚からまた新たな金の無心とそのとき初めて知る父親の身に起きていたこと。


「不屈の精神」そんな生易しいものじゃない。

noteでの華々しい活躍の裏に、こんなつらい出来事があったなんて。

この本を読んだら、
「自分の人生なんて甘ちゃんだ」
そう思えてしかたない。

クロサキナオさんは、おわりにこう綴っています。

この本を通じて、勇気に繋がるきっかけになれば最高に幸せです。
ここまでよんでくれて本当にありがとう。あなたの輝かしい未来を願っているよ。それでは、また。

クロサキナオ

著書引用

勇気しかないよね。
こうやって頑張ってる人がいる。
まだまだやれることはある。

本当に勇気をもらえる一冊です。
ぜひ手に取ってみてください。


今夜、この記事の続編として
noteにも転用可能な本書からの学び
メンバーシップ記事で公開します。
(月額180円のスタートプランで公開)

投稿時間はわからないので
アプリのほうで新着通知ONしといてもらえると、嬉しいです(*´ω`*)
それではまた今夜お会いしましょう(*´ω`*)


この記事が参加している募集

サポートありがとうございます!これからももっともっと頑張ります(*´ω`*)