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【生き方】人生を変えた言葉はありますか?

福岡の片田舎で製造業リーマンやってます、よへいです。

みなさんは人生を救ってもらった言葉ってありますか?

よへいはあります。

素敵な考え方なので、短い記事ですが読んでもらえると嬉しいです。


前職では、とあるビール会社で働いていました。

よへいが入社したのは、福岡の飲酒運転の悲惨な事故により、ビール業界の風当たりが強くなった頃。

業績も右肩下がりで、ビールへの不信感はつのるばかり。

社内の雰囲気も悪く、働く目的を見失っていた。

「ビールって人を不幸にしてるだけじゃないか?人を傷つける飲み物を作っているんじゃないか?」

先輩からの執拗なまでの指導も相まって、仕事や製品に対する不信感は最高潮。

そんなおり、部長と二人で飲みに行くことになり、溜まりに溜まっていた思いを、部長にぶつけてみました。

「ビールは人を不幸にするのではありませんか?飲酒運転事故や、事件沙汰。人の暮らしを豊かにするという理念からは程遠いものだと思います。私たちは人の暮らを豊かにしていますか?」

すると上司は言いました。

「確かに、使い方を間違えるとそうなるかもしれません。ですが、私は必ずしも悪いとは思いません。現にこうして、よへいさんと楽しく飲めています。日頃話せないようなことも、お酒の席では話せるようになります。うまく話せない人も饒舌になります。一緒にいる時間が楽しくなります。お酒が悪いのではなく、お酒の使い方の問題なのです。」

という話をしてくださいました。

肩の荷が下りなようなすっきりとした気持ちになりました。

その部長が勧めてくれたのが、読書。

こうも話していました。

「読書は出会いです。」


最近、少しだけわかるようになってきました。

読書は筆者との出会い、言葉との出会い、自分との出会い、新たなコミュニティや媒体との出会い、そして新たな人との出会い。

今こうしてnoteという場に言葉を綴れるようになったのは、間違いなくあのとき部長の言葉があったから。

結局は、ハサミだって、包丁だって、車だって、核だって、お金だって、それに、言葉だって使い方を間違えればたちまち凶器になる。

だからツールが悪いのではなくて、それを「どう使うか」が大切。

いまを作ってくれた部長に感謝。

5月に10年ぶり?くらいに会いに行きます。

すごく楽しみです。




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