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美容部員さん達と熱くコスメについて語る

先日久しぶりにお出かけをして、百貨店に行った。

クリスマスと年末年始の準備のためかどのお店も混雑していていた。私は自分が使っているチークを使い切ってしまったので、詰め替え用を買いにあるお店に向かった。

彼女へのプレゼントなのか、外資系コスメブランドには男性陣が多かったような気がする。
なるほど。彼女に香水とかリップをプレゼントするのかな?なんて考えたりした。

さて、私は前職も化粧品を使う仕事だったことと、昔からデパコスが大好きなので、百貨店の化粧品売り場に行くとワクワクする。しかもいつもすっぴんで行き、あれこれ試してフルメイクで帰ってくることが多かった。しかしコロナ禍では美容部員さんがマスクを外したお客様にメイクをすることが難しくなり、私たちも色を試してみたいと思ってもできなくなっていた。

今日もそうなんだろうな〜と思っていたら、鼻の穴と口が見えないところまでマスクを降ろし、見える部分ならタッチアップが可能とのこと。
それは嬉しい!早速下地やファンデーションで整えてもらった。

実はこの日、昨晩から朝方までNetflixでヴィンチェンツォを一気見してしまい、2時間しか寝ておらず・・・。目の下に大きなクマを作っていたのだ(しかもすっぴんという勇気を我ながら讃えたい・・・)

「Netflix見てたら朝で、こんなコンディションが悪い顔でもファンデーションで綺麗になりましたね」と私がいうと、「え!?何見てたんですか???」と尋ねられた。
ヴィンチェンツォです、と答えると、「わかります!私も見ました!かっこいいですよね〜〜〜!そりゃそうなりますよ!」と美容部員さんが食いついてきてくれて大笑いしてくれた。
接客とはいえなんていい子なんだ・・・。そして私のクマをコンシーラーでそっと隠してくれている・・・涙。

その後は美容部員さんにアイブローのカラーについて質問したり、今使っている化粧品との相性、他ブランドの化粧品についてあーでもない、こーでもないと化粧品談義を繰り広げた。
私が質問攻めにしても、そこは美容部員さん、しっかりと丁寧に答えてくれる。そして最後は「やっぱりヴィンチェンツォはかっこいい」という化粧品とは全く関係ない話で盛り上がった。それにしてもこんなに初対面で盛り上がるものだろうか??

私が親切に教えてくれてありがとうと伝えると、「こちらもお化粧品の話ができてとても楽しかったです!」と言ってくれた。接客とはいえどこまでもいい子だ。
アイメイクについては隣のお店で探りを入れてみたら?と彼女からアドバイスをいただいたので、今度は隣のブランドAへ。

ここは男性の美容部員さんがアイカラーについて非常に的確にアドバイスをしてくれた。
40代になると目が窪んでくるけど、深みは出したい。しかし入れるカラーによっては疲れて見えるからどうしたらいい??という私の悩みに、すでに持っている同じブランドのアイシャドウカラーで色々と試してくれた。

このブランドはおそらく20〜30代がターゲットのブランドなのだが、とにかくアイシャドウが綺麗なので私は気に入っている。
年齢を重ねてくるとメイクアップで引き算ができなくなって、足し算になっていく恐怖があるという私のぶっちゃけトークにも、彼は「メイクの引き算てすごく大切なんですよ。引き算で品がよくもなるしそうでなくなることもある。」と。

私がCHANELの真っ赤なルージュをポイントにしていることを伝えると、だったら目元はこうした方がいい、ハイライトはこんな風に使ってみて、チークはこの位置だよ、と丁寧に教えてくれた。
私が他ブランドの製品を言っても、彼の表情は「任せて!」という自信に満ちているため、聞いたことの10倍のことが返ってくる。

私がここでも色々教えてくれてありがとうというと、「それが僕たちの仕事ですから。僕も久しぶりに化粧品について熱く語って楽しかったです!」と言ってくれた。
接客とはいえ、ほんといい子達に今日は出逢えた。

そして2人とも化粧品とメイクアップが本当に好きなんだな〜ということが伝わってきた。化粧品が好きな私もその気持ちがちょっとわかる。

さて、2人に教えてもらったことを自分の顔面でできるかどうかは乞うご期待といったところ。

今日の格言。
「メイクの引き算も心得るべし!」

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