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3月8日は国際女性デー

今日3月8日は国際女性デーです。

私は3月初旬から今日まで女性に関する記事をいくつか投稿しました。

2年前の今日、私はnoteに「私たちは着たい服を着る」という性暴力に関する記事を投稿したと思います。(現在は削除)
私自身が当事者ということもあり、現在もトラウマから抜け出せず、もがきながら生きています。


これだけジェンダー平等が世界中で叫ばれている中で、私たちが暮らす日本はどうだろう???と、時々考えることがあります。

表面的にはそういう理解が広まりつつありますが、未だに残る家父長制の社会、オリンピック・パラリンピック大会組織委員会での女性蔑視発言、選挙における女性議員の減少など、まだまだ男性優位な社会であることは間違いありません。国会中継などをたまに見ると、「おっさんばっかりやんけ!」と思って、ちょっとうんざりしてしまうのは私だけでしょうか?

もうおっさんたちに変えてもらうのを待つのはめんどくさいので、これからは私たち一人一人の考え方が変化をもたらすのかなぁと思っています。

女性、男性という性別での社会的な役割に捉われることなく、誰もが自分に出来ること、得意なこと、やりたいことができる世の中になるといいですよね。

もちろん出産は女性にしかできないことですが、子育ては両方ができる。

女性だからこうしなければならない、男性だからこうしなければならないと大人が言ったり見せたりすると、子供たちは「そういうものなんだな」と思ってしまうと私は思うのです。
性別に捉われることなく、沢山の可能性があるんだということを私は伝えていきたいですね。

私は家父長制度バリバリの田舎で育ちましたから、おそらく色々なことを遠慮させられてきたと思います。フランスに行くのだって「そんなに勉強してどうするのか?」と真顔で親戚から言われました。

なんせ田舎では長男が一番大切な存在ですから。女に学問は必要なし!というのを知らず知らずに意識の中に植え付けられてきたんだなぁと思うし、家父長制の影響が今も続いています。

最近『女性も色々と大変だけど、男性も大変だよね』と思うことがあります。
男性は男性で有害な男らしさ(Toxic masculinityというらしいです)を強制されたりして苦しんでいる人がいるのではないかなーと思います。

全然関係ないかもですけど、歌手の氷川きよしさんて同い年なんですよ!「箱根八里の半次郎」や「きよしのズンドコ節」でおばちゃんたちのハートを鷲掴みしたきよしくんですが…。
うん、最近綺麗になられて、性別すっ飛ばしてすごくキラキラしているなぁと思います。
自分らしいというか。同世代が自分らしく生きている姿を見ると、とても勇気をもらえます。

そして私が推している最愛のTXTは、お化粧したり、衣装でもスカート履いてみたり、ジェンダーなんて軽々飛び越えていきます。

韓国って日本よりもっと「女性はこうあれ!男性はこうあれ!」という社会からの圧力が強いんだなあと最近ドキュメンタリーを見て知ったのですが、そんな社会の中で、彼らはこれまであまりなかった爽やか、可愛いコンセプトでスタートし、時々キャピってしてます。兵役がある韓国社会で、これはどう受け止められるのだろうと私なんかは心配になってしまうのですが、男らしさはもう見た目ではないんですよね。

彼らは自分達の不安や弱さを歌で曝け出しています。個人的な意見として弱さを見せることこそ、今求められている本物の強さ、男らしさなのではないかと思います。
男は泣くな!弱音を吐くな!とは正反対ですよね。

そして彼らは見た目の美しさ、可愛らしさとは裏腹に、非常に男らしいなと。

真摯で優しい。

女性を下に見て強さを見せるのが男らしさではなく、優しさこそ本当の男らしさだなと思います。

以前こんな記事も書きましたが…

女性も黙ってばかりではないということ。
#metooは象徴的なムーブメントですよね。

私が好きな映画にRBGというドキュメンタリー映画があります。

ルース・ベイダー・ギンズバーグ氏は2020年に亡くなるまで、アメリカ連邦最高裁判事を勤めた女性です。
この予告編の冒頭の彼女の言葉が、本当にいいんです。

男性の皆さん、

私たちを踏み続けている

その足をどけて


私は稚拙な文章ではありますが、自分に起こったことや回復する過程を通してジェンダーについて問いかけていきたいと思っています。

全ての人に幸あれ!


(おまけ)この記事面白かったです^ ^



#国際女性デーによせて

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