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【随時更新】2023年予備試験合格マニュアル

お知らせ

注意

正確を期すように注意していますが、この記事によって不利益が生じた場合であっても、私は責任は負えません。
誤りには修正を加えますので、ぜひご教示ください。

なお、学習法は個人の思想が多分に映し出されるものだと思いますが、「短期合格」のためには染まることが必須だと考えており、強めの主張をしている部分があります。

これは何?どうして書いたの?

R5予備試験、R6司法試験に合格するジェシー(@Jessica_nao_law)です。
理系学部卒の初学者で、しばらく大学受験数学の講師をしていましたが、今はリーガルテック企業、MNTSQ(モンテスキュー)でWebエンジニアとして働いています。
アガルートの、予備試験1年合格カリキュラムにて、2022年6月下旬にスタートを切りました。

アガルートからも情報は大量に公開されていますが、一覧で閲覧できるところはありません。情報を集めるにも苦労しますし、私も混乱しました。次の目的でこのnoteを更新していきます。

  1. Twitterで一緒に勉強している人が余計なところで苦労するのを防ぐ

  2. 親切な先輩からTwitterでいただいた貴重な情報を、埋もれさせない

  3. 自分の試験に対する理解がずれてないことを確認する

  4. (おまけ)司法修習で一緒になる仲間に、認知してもらえるかも?

大学受験業界にはそれなりの期間いて成果を出し続けていたため、試験を突破するための戦略の立て方・取り組み方については元々自信がありました。

また、アガルートの工藤北斗先生(HKT先生)の、司法試験に対する考え方が、私の感覚と合致する部分は多く、予備試験・司法試験に関しても感じたことはどんどん書いていこうと思います。

試験日程

2023年/R5 予備試験 + α の日程です。
参照:https://www.moj.go.jp/content/001370809.pdf

下記画像の作成元:220629_予備試験から司法修習まで
※ 予備試験以降はあくまでも参考程度です

司法試験から司法修習まで

出題科目と、配点、合格者最低点など

(準備中。科目別の合格者平均点なども気になるところ)


申し込み前にやること 【アガルート】

  • サンプル講座を申し込む

    • 申し込みよりも前に学習を少し進めることができるため、必ずやると良い

    • 民法のテキストの一部も送られてくる点が嬉しい

  • 予備試験1年合格カリキュラム限定割引 をよく読み、受けられる割引を検討する

    • グループ割→友人紹介割の順で検討する。どちらも、Twitterでも探すことができる

    • グループ割(20%割引を狙う場合)

      • 10人以上集めるか、 集まるグループを見つける

      • 教材が発送されるのは、支払い済みの者が10人に達してからである

  • ポケット六法(最新版)を購入する(必須)

    • 毎年9月には、新しい版を買うのが通常

  • 不安なら、無料で受講相談!!!

申し込み直後【アガルート】

  • 教材が届いてからでも良いが、デジタルブックで学習を始めることは十分に可能である。とは言っても、テキストがあった方がやり易いことは言うまでもない

    • 基礎講座300のうちのメモは、ポケット六法にしてしまえば良い

    • 基礎講座300「法律の基礎知識」には紙の教科書はない

      • つまり、ここだけは、教材が届くのが待つ必要は全くない

    • 参考:PCでの受講(推奨)、スマフォでの受講(非推奨)

六法について

  • 判例六法は欲しくなってから買えば良さそう

  • 模試のときは、自分の六法を持ち込む

    • 判例六法だろうが、書き込みのあるポケット六法だろうが、通常問題視されない

    • 付箋も貼りたければ貼れば良い ref

      • 「借地借家法」など、六法の縁が色付けされておらず見つけづらいものに一瞬でアクセスできる

  • 本番(論文試験のみ)では、配布される六法を用いる

    • ポケット六法との違いは次 ref

      • 条項番号前にある、条文タイトルが消えている

      • 法律の配置が若干変わる

    • 不安な人の中には、前年度のをメルカリで買ったり、試験用の六法を購入する人もいる ref

試験の性質と学習戦略を、3本のガイダンス動画で理解

先に、重要だと感じた点をピックアップしておきます

  • とにかく論述式の勉強をする。コアになる知識の部分は、短答にも包含される(何度も言っていました)

    • おそらく、この教えに反して学習を進め、短答は余裕で通過するものの、論文で落ちる人が例年いるのですね。「短答だけ受かる」は、「担当さえ通らない」と、何も変わらないと思います

  • 予備校で用意された講座を、「それぞれ」「正しく」利用する

    • 各講座(そのテキストや音源)には、適切な順序・使用法があることを理解すべきです

      • 趣旨に沿った利用は、絶対に避けるべきです

      • 我々は、自分で学習内容・および戦略を立てる負担から解放されるために、お金で解決しているのだという気持ちを忘れてはいけません

    • このページの「本カリキュラムに含まれる講座」から、それぞれの講座の説明動画が見られます。ただし、次の節に簡単に掲載しています


論文を書く練習を始めるまでの講座【アガルート】

概略は次です

※ 前提として「科目別に独立して」次の流れで進みます
基礎講座300で、動画をたくさん見る → 10%に圧縮された、暗記のための復習講座を受ける(隙間時間でずっと聴く) → 書き方動画を見る → たくさん解いて、アウトプットにより知識を定着させる + 書き方のコツを掴む

より詳しく書きます

  1. 基礎講座300

    • とにかく見通す。テキスト2周と演習がある

    • 注意:「法律の基礎知識」には紙の教科書はない

    • 科目によって本数はバラバラ

      • 例:民法353本、商法160本

    • 民法のテキスト1周目は、185 / 353 で終わった

    • 民法の 186 / 353 で、論証集・答案構成・論述の解き方などの話を聴ける。気になる人は先に見ると良い

    • 1日あたりの絶対のノルマ本数を決めるのは悪手

      • 1週間あたりの目標本数を決めるぐらいがちょうど良さそう

      • 1本の動画は、3分の時もあれば、25分の時もある

      • 平均すると12分くらいか?(完全なる勘)

    • 「1周目で聞いた話を、2周目でもう一度聞ける」というわけではないため、1周目も当然ながら集中して聞く

  2. 論証集の「使い方」

    • 基礎講座300を10%に圧縮して、論述に必要なパーツ部分を理解・暗記するための講座

    • いつ始めるか

      • 公式:論文答案の「書き方」の次

      • 私の主張:基礎講座300 の1周目が終わった瞬間。あるいはもっと前からとりあえずラジオ替わりにする

        • 隙間時間を早いタイミングから埋められるようになる!

    • 専用のテキストに書き込みをしながら1周見通す

      • ラジオとして聞くだけなら、必ずしもこれを先にする必要はない

    • 2周目以降は、試験まで、隙間時間や睡眠前(or 最中!?)などに、ひたすら繰り返し音声を聞く

      • 音声はスマフォに入れておき、いつでもすぐ聴けるようにしておく

      • Audipo という音源再生アプリがおすすめ。参考:こんなイメージ

  3. 総合講義 1問1答

  4. 論文答案の「書き方」

    • 視聴する

  5. 重要問題演習

    • たくさん解く

      • アウトプットにより知識を定着させる

      • 書き方のコツを掴む

  6. 論述過去問演習

    • 予備試験・旧司法試験の問題で、なるべくたくさん演習

選択科目

次のような素晴らしいページがある。
9月ごろから申し込みを始め、10月に教材が届くのではないか。

選択科目は、短答式試験がないことに注意


マネオプ【アガルート】

金銭的、時間的余裕がある人は、当然に受ける方が良いと考える。
私は非マネオプ勢のため、詳しくは知らず、また書かない。
非マネオプ勢だからこそ、ユーザグループを作ったりした。
大きな違いは、次の2つがついていることか。

月一回のカウンセリング【アガルート】

2023年7月まで月1回 最大30分受けられる、司法試験合格者とのカウンセリングがあります。 ref
(現状、申込できる枠が足りていないようですが、これは改善されることを切に願います)
箇条書きで、話す内容を書き出しておくと良い!

模試

  • 大学受験とは異なり、出題範囲を絞っての実施はない模様

    • 繰り返し受けることが普通になっているためか

(追加の情報は準備中。直前期に一気にあるらしい)

シミュレーション

模試もどきの、シミュレーションというものもありました。
例えば8月のは、短答・論文で8,000円と安い代わりに、解説・成績処理がありません。全然学習は進んでいませんから、「試験の雰囲気を掴む」べく受けるだけ受けてくることにします。 ref

 

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