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難民に体育館を貸してあげられる?

今日聞いたこと。すごいこと。
ドイツの小学校で実際にあった話だって!

「難民としてドイツにやってきた人たちの住む場所がありません。体育館を貸してあげられるけど、みんながしばらく遊べなくなります。どうしましょうか?みんなで考えよう。」

先生たちからそんな問いかけがされて、小学生たちが、みんなで話し合ったらしい。

出た答えは、
「遊べなくなるのは、嫌だけど、それよりももっと大事なことがある。難民の人たちに貸してあげよう。」

制度の壁、言語の壁、
いろいろあるかもしれないけれど、
それよりなによりも、心の壁なんだろな。

世界にはびこる排他的な風潮の中で、身近な大人たちが、先生が、お母さんお父さんが、どんな姿勢を示すのか、子どもたちは見てると思う。

YES/NOの前に、想像力を働かせる機会を。
まずは子どもたちに。教育の中に。

難民だけの話ではなくって、自分と異なる人たちのこと、考える機会がもっと日常の中にあったらいいのかな。って、思いました。

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