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エクセルVBAとの出会い

仕事を始めてから数年経って、成績データの出力のためのエクセルファイルを更新する作業を担当することになったのが、エクセルのVBAとの出会いでした。
勤務校では、成績関係のデータは業者に委託したシステムで処理をしていました。各回のテストの成績表等はそこから出力していましたが、コンピューターに詳しい先生が、個人別に点数や順位の推移がわかるような資料を作ってくれました。テストが終わると新しいデータを取り込むのですが、初めに自分でやったのは、既にある表に合わせて列を整え点数データをコピペする程度のことでした。
学年があがったことで科目の数を増やしたいとか、新たにこのデータも一緒に見られるようにしたいとか、と希望が出てきたときに、それほど難しくないから自分でやってみるようにと言われ、コードの書いてある場所を教えてもらいました。そこから、同じパターンのものであれば既にあるコードを参考に修正ができるようになり、そのうち、自分でやりたいことを実現するにはどうしたらいいか挑戦するようになりました。もちろんゼロからコードを書けるわけではないのですが、検索して出てきたヒントを組み合わせ、少しずつやりたいことができるようになりました。

学校では、「一覧表の形で作業をした上で、生徒ごとの個票の形で出力したい」という作業が比較的多いように思います。ただ、ワードの差し込み印刷などもそうですが、難しいことを考えるより取り敢えず40人分手作業をしてしまう方が早い、と仕事を進めていて、やっていることが十数年変わっていないのが現実です。

昨年度末に、自分の使っていた所見まとめファイルを少し手直しして、校内で共有することができました。たぶん年度が変わってもそのまま使える形になっているはず。これでVBAの便利さに興味を持ってくれる人がいればいいなと思います。
それから、授業時間数のカウントとか時間割一覧をクラス別時間割に直すのとか、毎年修正が必要な物についても、他の人が見てやり方がわかるようにできればいいなと思っています。

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