臨時休校26日目

オンライン授業が二週目を迎えました。生徒たちもコンピューターの操作には慣れた感じで、ホームルームや授業に現れない生徒、提出物を出さない生徒が固定化してきた感があります。授業担当者と担任で情報のやり取りをし、担任から家庭に電話をしたりしているのですが、すぐには改善が見られないのが現状です。
学校に来ていれば、提出物のことで毎日声をかけるのはそれほど大変でもありませんが、生徒に直接声をかけるのが難しい状況で、毎日家庭に電話までするか?と考えると少し躊躇をしてしまいます。生徒にメールが送れる場合でも、毎日催促をすれば課題が出せるようになるのかと考えると、どうもそうではない気がします。学校に登校し周りのみんなと一緒に課題に追われる、ということで出てくるやる気もあるんだなと感じます。

6月に登校再開となったあと、この未提出の課題をどうするかも難しい問題だと思います。出席や課題の提出状況を成績に結びつけて圧力をかけるのは難しいと思います。かといって、課題を提出しないまま何のお咎めも無し、というのも違和感があります。確認できないまま約3か月の課題をほとんどやらずに今月末まで過ごしてしまうと、終っていない分を授業と平行して6月以降に進めるのはあまり現実的ではありません。自分の数学の授業では、問題演習は進めることができていたとしても、答え合わせの精度がどれくらいかが気になります。
分散登校をするのか、時差登校をするのか、といったことだけでなく、実際に授業をどうしていくかなど、次から次へと考えることは尽きません。

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