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Cowboys 53人ロスター+α紹介 2023

23-24シーズンのCowboys選手名鑑を作りました。Cowboysファンも対戦チームのファンの方も是非チェックしてみて下さい!

表記

背番号 選手名
2022-23のstats
加入年•経緯
寸評

Offense

QB(3)

4 Dak Prescott
stats : 12G(先発12G)Passing: 261/394 66.2% 2860yd 23TD 15INT Rating: 91.1 / Rushing: Att 45 182yd 1TD / PFF grade: 71.8
2016 R4 135th

チームの大黒柱、フランチャイズQB。人格者で本物のリーダーである。昨年はWalter Payton NFL Man of the Yearに選ばれた。母を癌で亡くし、兄の自殺で彼自身も悩むところがあったと思うが、それを乗り越え、結腸がんの研究やメンタルヘルスなどの目的で慈善活動を行っていた。数々のフランチャイズ記録を持ち、年々安定感が増してきていた中で、昨年は親指の故障してしまい、WR陣の不調の低下でINT連発を連発してしまった。相棒で親友のZekeが去り、NFL Rookie of the Yearを獲ったのも大分前となった。30歳を迎える今年こそ自己ベストの成績を残し、ポストシーズンで勝ってスーパーボウルに導くことが必須。

10 Cooper Rush
stats : 9G(先発5G)Passing: 94/162 58.0% 1051yd 5TD 3INT Rating: 80.0 / PFF grade: 56.5
2017 UDFA→2020FA NYG→2020 PS DAL

万年開幕前Cut候補だった男が、しっかり仕事をこなすバックアップに成長。丁寧でやらかさないのが長所で、学習能力やIQの高さ、冷静さを兼ね揃ている。昨年は怪我のDakの代打で5試合に先発し、初め4連勝という勢いを見せた。流石にバックアップ以上を望むことは出来ないだろうが、息の長いキャリアを歩めそう。

15 Trey Lance
stats : 2G(先発2G)Passing: 15/31 48.4%, 194yd 0TD 1INT Rating: 55.0 / Rushing: Att 16 67yd 0TD/ PFF grade: 53.1
2021 R1 3rd SF→2023 trade

元全体3位の素質抜群のQB。高いフットボールIQや強肩、スピードと積んでるモーターは格別。何故こんな選手がうちに縁があったかと言うと、昨年の故障離脱でBrock Purdyが台頭してしまい、SFでの居場所が消えたから。カレッジとNFLの全ての試合を合わせてパス試投が492回しかないため、明らかに経験不足。どう評価すべきか悩むが、とにかく練習でも試合でもチャンスをモノにして経験を積むしかない。


RB/FB(4)

20 Tony Pollard
stats: 16G(先発4G)Rushing: Att 193 1007yd avg5.2yd 9TD / Receiving: Tgt55 Rec39 371yd avg9.5yd 3TD / PFF grade: 90.2
2019 R4 129th

最強の2番手RBからリーグ屈指のRBに大成長。一昨年までは知る人ぞ知る好選手という印象で一発長打という感じのRBだったが、去年は初の1000ydに到達し、オールラウンドなRBに。元々はリターンスペシャリストだったので、その爆発力とスピードを活かしてあっという間に抜けていくスタイルはそのままに、プレーの力強さが増した印象。また視野が広く、外へ逃げるランも上手いので、パワー勝負にならなければ弱点はない。元々レシーバーもやっていたようにレシーブも上手い。7年間チームのエースRBを務めたスターのZekeが抜けて、その後任として遂にエースの座に着く。タグでプレーする今季は故障からの復活を目論み、契約獲得を目指す。

23 Rico Dowdle
昨年は故障でプレーなし
2020 UDFA

昨年までは主にSTでプレーしていた選手。今年からRBとしての出番が増える予定で、開幕戦では早速RB2として起用されていた。可もなく不可もなくといった感じのランで3-down backになる素質はあるが、ファンブル癖と半端ないスペ体質、パスプロの悪さが評価を下げる。ここの上2つが特に改善されれば、より信頼を得ることができるはず。

42 Deuce Vaughn
ルーキー
2023 R6 212th

父はCowboysのスカウト。 ドラフトの電話は感動を読んだ。2003年以来最小の身長5-5のRB。とにかく小さくて、ブロックは出来ないが、カット力とスピードで、すばしっこいランとレシーブは上位級の実力がある。プレシーズンでは早速持ち味を発揮していたが、パワーレスな印象も否めない。体格のハンデは大きいが、果たして通用するのか??

40 Hunter Luepke(FB)
ルーキー
2023 UDFA

なんでもできる汎用性が強みの最強FB候補。シュアハンドでルートランに優れたレシーブ力はFBとして突き抜けている。ランも突進力がある。STとしての経験も豊富で、とても優秀。まずはSTメインでブロッカーとしてちょくちょく出る感じだろう。ブロッカーとしてより良くなれれば、出番が一気に増える。我々のKyle Juszczykになれ!

34 Malik Davis(PS)
stats: 12G(先発0G)Rushing: Att 38 161yd avg4.2yd 1TD / Receiving: Tgt7 Rec6 63yd avg10.5yd 0TD / PFF grade: 80.6
2022 UDFA

特段凄みがあるわけではないが、巧みなランが魅力のRB。去年は3番手でなかなかのプレーを見せた。ビジョンの良さと安定したボールセキュリティで前進する。STとしても奮闘する。プレシーズンでも結果を残したが、DowdleとVaughnに敗れた。実力はあるので、この2人序列をひっくり返しても何も驚かない。


WR(6)

88 CeeDee Lamb
stats: 17G(先発17G)Receiving: Tgt156 Rec107 1359yd avg12.7yd 9TD / PFF grade: 86.2
2020 R1 17th

過去にDrew Pearson、Michael Irvin、Dez BryantといったCowboysのエースレシーバーが背負った、栄光と伝統の背番号88を背負う、チームの現エースレシーバー。総合力の高さは随一で、外WRとslotをどちらも最高レベルでプレーできる。元エースのAmari Cooperがトレードで抜け、WR1番手に昇格した昨季は、ルートランのキレとstrengthが上がり、キャリアハイの1359ydを記録。セパレーションの速さと競り合いでも勝てる爆発力といった彼の持ち味もそのまま磨かれ、NFLを代表するWRとなった。プロボウルには2年連続で選ばれ、All-Pro 2ndに初選出。ちなみに、本名はCedarian DeLeon Lamb。おしゃれでパリコレにも出ていて、フィールド内外でスーパースター。今季はAll-Pro 1stを目指して、更なる高みに到達して欲しい。

3 Brandin Cooks
stats: 13G(先発13G)Receiving: Tgt93 Rec57 699yd avg12.3yd 3TD / PFF grade: 72.3
2014 R1 20th NO→2017 trade NE→2018 trade LAR→2020 trade HOU→2023 trade DAL

ショートヤードからのRACが強い、スピード派のベテランWR。長らくチームにはいなかったスピードに長けたレシーバーの加入は待望と言えるだろう。小柄だがディープも強く、現状のチームの必要なポイントに合致する。トレードされた回数は4回で、これは最多タイとして知られており、NO,NE,LAR,HOUと所属したどのチームでも1000ydを記録するなど、QBが変わっていく中で毎年結果を残し続ける実力は折り紙つきで、エース級の活躍を見せてきた。元から移籍を希望していたと思われ、念願が叶ってモチベーションも上がったはず。Cowboysでも今までの様に実力を見せつけて欲しい。

13 Michael Gallup
stats: 14G(先発11G) Receiving: Tgt74 Rec39 424yd avg10.9yd 4TD / PFF grade: 62.6
2018 R3 81st

巻き返しを狙うチーム最古参レシーバー。愛称はMGで笑顔が素敵な選手で、ベビーフェイスだったが、顔つきも凛としてきた。元々過小評価されていて、1000ydを記録したこともあるいぶし銀タイプ。ディープでとても頼りになり、フットワーク、足を残す技術はNFLでトップのものを持っている。シュアハンドで競り合いにも物凄く強い。そんな彼なら、昨オフ5y-62.5mで契約延長は今の市場高騰を考えると超お得契約になるはずだったが、ACL断裂からの復帰1年目の昨季は低迷し、目立つことはできなかった。ACL断裂からの復帰1年目の低迷は珍しくなく、2年目に状態が元に戻る例も多いことから、今季の復活に期待。

↓MGのプレーで1番お気に入り。これやばくない??

18 Jalen Tolbert
stats: 8G(先発1G) Receiving: Tgt3 Rec2 12yd avg6.0yd 0TD / PFF grade: 48.3
2022 R3 88th

雪辱に燃える去年のドラフト3巡ルーキー。1年目の昨季はキャンプまでは快調で良かったが、プレシーズンで苦戦し歯車が狂った。シーズンはインアクティブが主で、全く真価を発揮出来ず。本来は滑らかなルートランとボールトラッキング能力が高さが強み。今年はCooksを慕い、好調を維持。プレシーズンでは光るプレーを見せた。バスト候補から脱却を目指す。

9 KaVontae Turpin(KR/PR)
stats: 17G(先発0G)Rushing: Att 3 17yd avg5.7yd 0TD / Receiving: Tgt2 Rec1 9yd avg9yd 0TD / Punt Return: Ret29 303yd Y/R10.4 / Kick Return Rt21 508yd Y/Rt24.2
2022 USFL→2022 DAL

2022年のUSFLのMVPに輝いた選手。一年目の昨季、リターンスペシャリストプロボウルに選ばれた。トップスピードに乗るのが早く、爆発力とクイックネスと相まって、すいすいと相手を交わしていく。リターナーとしては尚、時々マフる。オフェンスではガンナーやランで起用されることが多い。今年は本職のWRとしての出番を増やすため意気込んでいる。あと、勝利のバック宙がかっこいい。

↓勝利のバック宙

83 Jalen Brooks
ルーキー
2023 R7 244th

キャンプで好調を維持し、ロスターに生き残ったWR。去年のNoah Brown枠としてみている。WRとしてはガタイの良いが、スピードはない。控えWRとして計算出来る様になれば当たり。今年はインアクティブが主でお勉強の一年だろう。少ない。チャンスをモノにしたい。


TE(3)

87 Jake Ferguson
stats: 16G(先発8G) Receiving: Tgt22 Rec19 174yd avg9.2yd 2TD / PFF grade: 66.1
2022 R4 129th

昨季は2番手、Schultz移籍で1番手に昇格の堅実な職人気質のTE。動きにキレはなく、スピードも遅いが、同じようなパスコースを走れ、安定感のある捕球力が持ち味。身体能力が高いわけではないが、ハードルもできるところを見せ、度肝を抜いた。今年は筋肉を付け、よりパワフルになって登場。その結果、昨年はいまいちだったブロッキングが、今年の開幕戦で目に見えて向上していた。プレーが終わるまでブロックし続けるしぶとさもある。頼れるターゲットへの成長に期待。

89 Peyton Hendershot
stats: 17G(先発2G) Receiving: Tgt16 Rec11 103yd avg9.4yd 2TD / PFF grade: 57.2
2022 UDFA

プレシーズンでのアピールに成功し、昨年UDFAから出番を掴んだ選手。3番手としてそこそこ出場した。フットワークが良くルートランに優れたレジービング寄りのTE。闘争心溢れるプレースタイルだが、メンタルかメイクアップに問題あるのか、要らないペナルティやヘマをやらかすことが多いので、そこを気をつけたい。今季は不安定なパフォーマンスで立場が危うくなりつつある。

86 Luke Schoonmaker
ルーキー
2023 R2 58th

今年の2巡。サイズがあり、今年のドラフトのTEの中でも高い運動能力も兼ね備えているのが魅力。どこにでもセット出来る汎用性があり、滑らかなルートランとフットワークに優れる。ランブロックはもう少しパワーが欲しいが、技術はあり、最後まで努力を止めない。怪我で出遅れ、ファンを心配させたがプレシーズンで復帰した。競り合いでの強さが懸念点なので、ここを鍛え上げて先発争いに参戦したい。

84 Sean McKeon(PS)
stats: 13G(先発0G) Receiving: Tgt3 Rec2 11yd avg5.5yd 0TD / PFF grade: 47.3
2020 UDFA

掴みどころがないが、体格に優れたTE。基本4人目のTEとしてブロッキング要員となるのだが、パワーが足りない。そのため、ロスターから漏れてしまった。ルートランも平均を下回るので、高いキャッチ力をアピールしたい。根っから真面目そうで好感が持てる選手。

49 John Stephens Jr.(IR)
ルーキー
2023 UDFA

キャンプとプレシーズンでアピールに成功し、ロスター入り確実なところまできていたが、ACL断裂でシーズンエンド。元々WRからTEに転向したばかりで体格はまだだが、TEにはない機敏さを持っている。来季また出直し。


OL(8)

LT  77  Tyron Smith
stats: 4G(先発4G)271snap / PFF grade: 60.9
2011 R1 9th

健康ならNFLを代表するLTの1人。将来の殿堂入り候補。その身体能力と肉体はバケモノである。去年はハムストリングを断裂し、Tyler Smithの台頭に加えてRTのSteeleがシーズンエンドの怪我をしたため、穴埋めでRTに回った。怪我明けかつ11年ぶりのRTであったためかLT程のパフォーマンスにはならず。それでもきちんとこなしていた。今年はLTに戻り、全盛期と変わらないプレーを見せている。防具だらけの見た目通り、満身創痍で常に故障のリスクがある。健康を維持し、1年でも現役を長く続けて欲しい。

LG  73 Tyler Smith
stats: 17G(先発17G)1144snap / PFF grade: 73.3
2022 R1 24th

Tyronの後継者として一巡で指名されたパワフルなOL。LGとして準備していたが、開幕直前ひTyronの怪我で長期離脱となり、急遽LTに戻ることになった。急なポディション変更だったが、1年目から期待以上のパフォーマンスを見せた。パワフルなランブロが魅力。元々、素材型としての評価で、パスプロやペナルティの多さは課題としてあったが、試合を経るごとに成長し改善されていった。まだまだ伸び代たっぷりな点も推せる。今季はLGに戻ったが、ハムストリングの不調で開幕に間に合わず。成長したパフォーマンスに期待。

C  63 Tyler Biadasz
stats: 16G(先発16G)1066snap / PFF grade: 60.5
2020 R4 146th

頭の良さと手のうまく使ってパスプロする選手。前任のFrederick様の電撃引退を受け、彼と同じWisconsin出身のBiadaszが後継者として指名され育てられてきた。彼の後任で荷が重いだろうが、昨年はプロボウルに初選出される程になった。一昨季、昨季ともにsackを許してないらしいが、パスプロで負けているのが散見される。Frederickと比べるとやはりパワーというか圧倒さに欠けているため、ランブロは微妙。結果としてそこそこのC止まりになっている。今季は契約延長を勝ち取れるかが掛かった勝負のシーズン。

RG  70 Zack Martin
stats: 17G(先発17G)1143snap / PFF grade: 72.8
2014 R1 16th

言わずと知れた現役最強G。Tyronと共にAll-Decade Teams-2010sの1人で、OLの選手として欠点がない。Pro Bowl 8回、All-Pro 1stに6回選出され、多くのOLの手本や目標として尊敬を受けている。ルーキーの頃から超一流のプレーを見せ、今も変わらないプレーを見せている。昨年はPFFを見て分かる様に常時80以上を叩き出すMartinにとっては不調の年。今年は開幕戦から圧倒的なプレーで盛り返してきた。そんな彼の実績、功績、タフさは彼自身のstatsだけでは計り知れない。どんなに強いDLでもMartinの前では無力化されているのを試合を見て感じよう。将来殿堂入りは既に確約されているも同然。

RT  78 Terence Steele
stats: 13G(先発13G)818snap / PFF grade: 73.9
2020 UDFA

UDFAからの成り上がり。アスレチックなOT。La’el Collinsがシーズンエンドとなった2020年、UDFAながら1年目から先発として出場。初めは見事なまでに回転ドアだったが、2年目に目を見張る程の急成長を見せ、La’elを押し退けて試合に出る程に。頼れる選手になった。 昨年は順調に持ち味を発揮していたが、巻き込まれる形でのACL断裂で無念のシーズンエンド。怪我からは順調に回復し、キャンプに間に合った。まだ、パスプロは若干怪しいが、ばか強いランブロと機動力を生かして、走路をこじ開ける。5年の契約延長を結んだ今シーズンは復活を目指す。

71 Chuma Edoga
stats: 2G(先発1G)55snap / PFF grade:
2019 R3 92th NYJ→2022 FA ATL→2023 FA DAL

アスレチックなランブロッカー。NYJでは1年目からRTの先発を任されていたが、パスプロがまずく、お役御免となっている。そのパスプロは3年経っても成長を見せられていない。ランブロックは高い身体能力を活かして、パワフルでなかな。腕も長く、フットワークも一定のものがある。控えOL1番手で開幕戦はLGで代打として出場し、控えとして十分なパフォーマンスをしている。

66 T.J. Bass
ルーキー
2023 UDFA

UDFAからroster入りした安定感が魅力のOL。パスプロが優秀でプレシーズンで一つもプレッシャーを許さなかった。フットワークをより良くし、ランブロでの強さが出てくれば先発も狙えるだろう。センターの練習も始め、控えとして貴重な存在になるはず。

76 Asim Richards
ルーキー
2023 R5 169th

パスプロが安定しているルーキーOT。プレシーズンではずっとLTを務め、その堅実なパスプロで居場所を確保している。パワーレスでランブロは力強さがなく苦戦。より上半身の筋力を増やしてランブロを強くしたい。

79 Matt Waletzko
stats: 3G(先発0)1snap / PFF grade: 60.0
2022 R5 155th

6'8''のも超高身長T。腕の長さを活かしたプレーとミラーリングの上手さが持ち味で、身体能力がOTの中で高い。プレシーズンはまずまずで他の候補が怪我で離脱したため、roster入りを確定させた。去年も今年も肩を脱臼している脱臼癖が気になる。


Defense

Edge(6)

11 Micah Parsons
stats: 17G(先発17G)65tackle(solo42) 13.5sack 13TFL 90pressure 26QB hit 3FF 3PD / PFF grade: 91.8
2021 R1 12th

Cowboysで1番の看板スター選手で、NFL屈指のモンスター選手。ずっとCowboysでプレーすることを夢見ていたので、ドラフトではそのお気に入りのチームから指名されて涙を見せた。1年目はLBながら82tackle、13.0sack、20TFLという神がかったstatsを残してDROYに輝き、ここから彼の伝説がスタート。2年目の昨季はEdgeメインでプレーし、13.5sackを記録。sack数は1年目とほぼ同じなのだが、プレッシャーの数は大きく増加。半端でない身体能力で、相手OTをぶん投げてプレッシャーをかける、250lbsあるのにWRのパスカバーを完璧にやってのけるなど、他の選手が出来ないことをやってのけてしまう。彼を見るとfootballが好きになる、そんな選手。まだ、歴史的な選手になろうとしている途中過程で、そんな彼の伝説を見れることに感謝。

90 DeMarcus Lawrence
stats: 17G(先発17G)65tackle(solo43) 6.0sack 9TFL 55pressure 13QB hit 3FF 3PD / PFF grade: 73.9
2014 R2 34th

Tankの愛称で知られる、毎年安定して結果を残すNFLを代表するEdge。3年目までは普通の選手止まりでなかなか評価を上げられなかったが、4年目に14.5sackの大爆発で大ブレイク。昨年はハットトリックを決めた試合もあったが、6.0sack止まり。ここ4シーズンは1桁sackに留まっている。しかし、何故彼がここまで信頼を得ているのかと言うと、ランディフェンスがトップクラスだから。アンカーとしての能力が格別に高く、パスプロテクションを上手く剥がすランストップは天下一品。勝利に直結するプレーを見せることも多い。それでもsackを期待しているファンは多いので、今年は二桁サック以上を目指して欲しい。リーダーシップに富み、今年もディフェンスの顔。

92 Dorance Armstrong
stats: 17G(先発5G)34tackle(solo17) 8.5sack 10TFL 40pressure 16QB hit 1FF / PFF grade: 61.7
2018 R4 116th

今年6年目になるベテランEdge。元々は控えでも微妙な実力の選手だったが、2021年に急成長。更に出番が増えた昨年はキャリアハイの8.5sackを記録し、キャリアハイを大きく更新。身体能力が飛び抜けている訳ではないが、手を上手く使ってパスラッシュをかけ、他のDLがプレッシャーをかけ逃げさせたQBを確実に仕留める堅実さが強み。STではキック、パントブロックの名手でよくブロックをしているのを見ることができる。今年は開幕戦から2.0sack、6pressureの大暴れ。昨季は終盤失速したが、今年はこの調子を維持できるか?

54 Sam Williams
stats: 15G(先発0G)22tackle(solo15) 4.0sack 10TFL 22pressure 9QB hit 1FF 1PD / PFF grade: 66.2
2018 R2 56th

昨年の2巡で指名された、スピードとパワーを兼揃えたフリークでポテンシャルの塊。カレッジ時代はテクニックはほぼ無で、身体能力だけでsackを荒稼ぎしていた。1年目の昨季は、全くだったテクニックも大分成長を見せ、4sack,10TFLを記録。とは言えまだまだテクニック、安定感、ランDが粗削り。より成長した姿を見せたい。フィールド外では素行は怪しく、2年連続でスピード違反で逮捕されている。Jerry Jones曰く、「66マイル?昨年より34マイル遅くなった、改善されている」とか。そんなことよりもう車運転するな。

56 Dante Fowler Jr.
stats: 17G(先発0G)27tackle(solo22) 6.0sack 7TFL 36pressure 9QB hit 2FF 2PD / PFF grade: 61.3
2015 R1 3rd JAX→2018 trade LAR→2020 FA ATL→2022 FA DAL

元全体3位。DC Quinnは大学時代のコーチ。JAX時代はSacksonvilleと呼ばれたディフェンスのメンバーで、 LAR時代の2019年に11.5sackを記録してブレイクしたが、直後に高額契約で移籍したATLではずっと不振で解雇されてしまった。19年の輝きを取り戻すべく臨んだ昨季は、ほぼ3rd downでのパスラッシュ要員での出場に留まったものの、多くない出番の中でプレッシャーをしっかりかけていた。今季も持ち味のスピードを活かしたパスラッシュでプレッシャーをかけまくっている。

93 Viliami Fehoko
ルーキー
2023 R4 129th

昨年のMountain Westの年間最優秀守備選手。がっしりとした体格の選手で、アグレッシブなプレースタイルが持ち味。Edgeとして運動能力には欠けるが、パンチが強くパワフルで、ブルラッシュで押せるのが強み。パスラッシュは多彩でカウンター、スピンムーブと豊富。EdgeとDTのtwinnerとして育成される予定で、技術的に向上の余地もあるので、学びの一年としたい。


DT(5)

97 Osa Odighizuwa
stats: 17G(先発17G)43tackle(solo27) 4.0sack 8TFL 38pressure 11QB hit 1FF / PFF grade: 68.2
2021 R3 75th

身体能力が高く器用で、過小評価されているDT。ハイモーターで、スピードとクイックネスを生かしたパスラッシュでコンスタントにプレッシャーをかけ、最後までQBを追い続ける。軽量ながら、ベンチプレスを25回持ち上げるパワーがあり、自分よりも大きいOL相手にも勝負できる。ランディフェンスは苦手だが、年々良化を見せている。高校時代は国内有数のレスラーで、州の選手権ヘビー級で3連覇、なんと131連勝している。陸上の経験もあるらしい。今年の開幕戦では2sackを記録し、常にプレッシャーをかけ続ける大暴れを見せた。今年は本格ブレイクの年になるはず。

58 Mazi Smith
ルーキー
2023 R1 26th

今年の1巡。Cowboysにとって、Russell Maryland以来のDT1巡指名となった。昨年のThe AthleticのFreaks Listで1位に輝く程の化け物級の身体能力を持っている。337lbsで20-Yd Shuttle 4.41秒、3coneが6.94秒という俊敏さ。物凄いパワーの持ち主で、低重心でランストップに優れている。現段階での課題は一貫性、スタミナ、出足の遅さ。特にキャンプで出足の遅さが指摘され、プレシーズンの最初の2試合では大苦戦してしまった。その後立ち直り、次第点のパフォーマンスは見せている。チームに欠けている凶暴なランストッパー選手を目指したい。

99 Chauncey Golston
stats: 15G(先発0G)22tackle(solo13) 1.0sack 2TFL 9pressure 2QB hit 1PD / PFF grade: 69.3
2021 R3 85th

昨季後半にパスラッシュで光るものを見せた汎用性が魅力の選手。昨季は体重を増やして臨み、3-techを中心に、本職の5-techも多くこなした。今年から268lbsながら、3-techに本格転向する。身体能力は高くないので、Edgeでは能力を活かせなかったが、DTに移り、長い腕を活かしたプレーがハマり、パスラッシュが昨季からよくプレッシャーをかけられる様になった。体重を見ての通りパスラッシュにDTでは全振り。今年の開幕戦も持ち味を活かしたスタブチョップでOLに勝っていた。

95 Johnathan Hankins
stats: 10G(先発4G)20tackle(solo7) 0sack 1TFL 4pressure 1QB hit 1PD / PFF grade: 46.5
2013 R2 49th NYG→2017 FA IND→2018 FA OAK→2022 trade DAL

大ベテラン巨漢NT。ランディフェンスが弱かったので、テコ入れでランストッパー要員として昨季途中にトレードで獲得し、今オフに再契約となった。元々はNYGでランストッパーとしてバリバリ活躍していて、IND、OAKへと渡り歩いいてきた。ここ2年は年齢的な衰えが隠せなくなっていて怪我がちになってしまった。Maziが準備出来るまでの繋ぎ兼教育係で往年の技術を後進に伝えるだけでなく、1-techとしてランストップにも期待。

96 Neville Gallimore
stats: 16G(先発1G)33tackle(solo16) 1.0sack 2TFL 8pressure 1QB hit 1PD / PFF grade: 36.4
2020 R3 82nd

正念場を迎えている元3巡。ドラフト時は評価が高く、315lbsながら40ydを4.78で走る快速DT。直線を走らせるととにかく速い。なのだが、クイックネスに欠けていて、パスラッシュでその直線スピードを上手く活かせていない。ラン守備が元々悪いのもあって、先発から降ろされてしまった。最後までプレーを諦めない姿勢は凄く良い。


LB(4)

55 Leighton Vander Esch
stats: 14G(先発14G)90tackle(solo54) 1.0sack 4TFL 1FF 1PD / PFF grade: 73.1
2018 R1 19th

いつの間にかベテランになっていた通称Wolf HunterことLVE。ルーキー年に140tackle、2INT、7PDという鮮烈なデビューを飾りAll Pro 2ndに選ばれてから早5年が経ち、故障と不振に苦しんだ過去3年からついに解き放たれて、昨年ついに復活を遂げた。あの18年の輝きほどでないものの、特にパスカバーでとても優秀な成績を残し、とても堅実で信頼の置ける存在になった。ラン守備も良く安定感がある。オフに2年契約。故障、特に首の怪我に気を付け、若返ったLB陣を率いて欲しい。Cowboysディフェンスの中核はThe GeneralことSean LeeからLVEへ継承されたのだった。

33 Damone Clark
stats: 10G(先発5G)47tackle(solo29) 0sack 1TFL 2FF / PFF grade: 65.5
2018 R5 176th

サイズと身体能力を兼ね揃えているタフなLB。元々3巡の評価を得ていたが、椎間板ヘルニア手術で昨季全休が危ぶまれ、5巡にスリップしてきた。しかし、驚異的な回復を見せweek8で試合に復帰。とにかくミスタックルしない安定感とクロージングスピードが売り。プレーの読みはこれから向上していかなくてはならない。2年目の今季はプレシーズンからかなりいい動きをしており、先発を確定させた。LSUでは人格者に与えられる背番号18番を着用した、キャラクターの良さも魅力。

14 Markquese Bell
stats: 5G(先発0G)1tackle(solo1) / PFF grade: 48.4
2022 UDFA

昨年のUDFAで今年もロスターに残ったひょろひょろ体型の軽量LB。元はSで、今も適性はSだと思うが、LB不足を理由に転向。開幕戦から試合に出ると、物凄い勢いでフィールドに出現した。プレーの読みが早く、クロージングスピードの速さで勝負する。レシーバーとの距離の詰め方も上手。これから弱点が見えてくるとは思うが、なかなか面白い逸材。

50 Devin Harper
stats: 3G(先発0G)
2022 R6 193th

ランディフェンスに長けたLB。去年は怪我とそうでない時はインアクティブで姿を見なかったが、キャンプからアピールに成功。プレーの読みの部分で成長し、ブロックを剥がすのも上達していたため、ライバルのJabril Coxを押し退けてrosterに残った。去年までGiffordが担っていた役割を継いで欲しい。

35 DeMarvion Overshown(IR)
ルーキー
2023 R3 90th

スピードと本能で勝負するLB。collegeではメタメタだった一昨年から昨年にかけて、かなりの成長を見せ、ドラフト候補として名を上げた。元Sでルートの認識に優れている。当たりの強さとブリッツも爆発的。一方、パワー不足を感じさせる。プレシーズンではかなり良いプレーを見せていて、Nickel,Dime LBとして幅を持たせる存在になりそうだったが、ACL断裂で無念の今季欠場。


CB(7)

7 Trevon Diggs
stats: 17G(先発17G)59tackle(solo50)3INT 14PD / PFF grade: 67.6
2020 R2 51st

ザ•ボールホーク。NFLで最もアグレッシブで本能的なCBの1人。2021年にシーズンの最初の6試合で7回のインターセプトを記録するなど、計1981年以来最多でフランチャイズ記録に並ぶ11INTを記録して大ブレイク。INTが多い分、被ydも最多という微妙な安定感だったが、昨季はパスカバーでのミスが減り、安定感が上昇した。昨年最も成長した部分はタックルとランD。元々逃げてるのかと思うくらいミスタックルが多くまずかったのだが、昨季はきちんと当たれるようになり上手くなった。昨季は3INTと一昨季の11INTから大きく減ったが、これは他のCBが弱くDiggs側に投げられなくなったのが原因。今年5年のCBトップクラスの大型契約を結び、気合い十分。息子Aaiden君は愛くるしいキャラクターで人気者。

Aaden君

21 Stephon Gilmore
stats: 16G(先発16G)66tackle(solo53)2INT 11PD / PFF grade: 79.1
2012 R1 10th BUF→2017FA NE→2021 trade CAR→2022FA IND→2023 trade DAL

2019年のDPOY、NFLを代表するシャットダウンCBがトレードで電撃加入。NE時代は最強のシャットダウンCBとして君臨し、スーパーボウル制覇に貢献。マンカバーではレシーバーにピッタリ張り付き、カバーし続ける。ゾーンカバーも良い。大ベテランとなり、近年は過去の経験から読みで抑えることも増え、選手としての円熟味が増している。年齢や故障の不安があるため、適度に休ませつつ試合に出す必要性があるだろう。Cowboysデビュー戦でINTを決めるなど完璧なカバーで、今年も変わらぬ姿を見せている。経験が少ない若手も多いDB陣の指南役としても期待。

26 DaRon Bland
stats: 17G(先発8G)54tackle(solo38)5INT 7PD / PFF grade: 66.0
2023 R5 167th

ゾーンカバーに優れたニッケル。身体能力はそこまでだが、視野の広さと思い切りのよさを活かしたフィジカルなプレーが強みで動きに無駄がない。 5巡ルーキーながら1年目からニッケルの定位置を掴み取り頑固なものにした。Lewisの怪我によりニッケルで代打で出場すると予想以上のパフォーマンスを見せ、最後は故障者だらけの外CBとしても先発を務めている。昨季はチームトップの5INTを記録し、今年も開幕戦でpick-6発進。ボールホークという感じではないが相手のミスは見逃さない。ランDを向上させ、コンプリートなニッケルを目指したい。

2 Jourdan Lewis
stats: 6G(先発4G)26tackle(solo17)1INT 1PD / PFF grade: 59.1
2017 R3 92nd

パスカバーの技術に長ける小さなニッケル専門のCB。クイックネスに富み、タックルも強く非常に安定している。昨年はINTを奪った際にリスフラン骨折でシーズンエンドとなり、これが想定以上の重症で普通に歩ける様になるまで6-7ヶ月もかかる大怪我だった。彼の様子を聞こうとしたコーチや選手からのメールに返信する気にもならなかった程、精神状態が落ち込んでしまったが、コーチや選手が彼の家に訪れて励ましたことにより、モチベーションを保った。今年は契約年で勝負の年。

25 Nahshon Wright
stats: 7G(先発2G)23tackle(solo17)1INT 4PD / PFF grade: 51.8
2021 R3 99th

細身でひょろ長なCB。6' 4"の高さが強み。ボールスキルに優れたゾーンCBだが、クロージングスピードが足りないため、天井が見えてる気も。スピード勝負になると負けるので、いかに読みとWRのルートについていけるか。タックルは上手いが、見ての通り非力。今年は開幕からIR。

19 Noah Igbinoghene
stats: 9G(先発2G)10tackle(solo8)1INT 3PD / PFF grade: 51.8
2021 R3 99th

元一巡でフィジカルなCB。名前はIGG-bin-AWG-uh-neeと発音する。Kelvin Josephとのトレードでやってきた。爆発的な運動能力の持ち主で、陸上選手としても凄かった。CBでは、キャッチポイントでボールを見つけるのがとにかく苦手でここまで大苦戦。そこそこWRついていけてるのでもどかしい。デビュー戦ではSTでTDを決めるなどアピール。

37 Eric Scott Jr.
ルーキー
2023 R6 178th

既に25歳のオールドルーキー。来年の5巡を出してトレードアップまでして獲得した。純粋なスピードと敏捷性に欠けているので、プレシーズンを見る限りマンカバーは厳しいだろう。ここまで読むと何が良いのかさっぱり分からないが、Vertical 39.5インチとBroad 11 フィート 1 はかなりの好記録。Quinnの目を信じよう。


S(5)

6 Donovan Wilson
stats: 17G(先発17G)101tackle(solo77)5sack 2FF 13pressure 1INT 2PD / PFF grade: 71.3
2019 R6 213th

タックルマシンでチームのラン守備の要。昨季はチームのリーディングタックラーで101tackleを記録。初めて故障なく全試合に先発出場した。加えてハードヒッターでDalvin Cookを一撃で吹き飛ばしたこともある。ブリッツが上手く、パスラッシュでも脅威となれる。昨年はDBとしてはNFLトップの5sackを記録した。スクリメージライン近くにセットも出来、ボックスSAFとFSをもこなすフィジカルな選手。パスカバーもまずまずのレベル。今年3年契約延長した。今季はキャンプでの負傷で出遅れ。また故障癖がぶり返さないといいが。

28 Malik Hooker
stats: 16G(先発6G)62tackle(solo44)3INT 3PD / PFF grade: 76.2
2017 R1 15th IND→2021 FA DAL

守備範囲が広く、近年減っている貴重なワンハイを守るFS。Ohio State時代からNFLを代表するFSなれるとの評だったが、ドラフトされたINDでは毎年の様に大きな故障に見舞われ、ポテンシャルを出しきれなかった。やはり耐久性は疑問符がつくものの、 21年にCowboysに来てからは転機となったのか、毎年の大きな故障からは解放され、パフォーマンスも安定するようになった。タックル、ランディフェンスも上手くなり、FSとしては申し分なく、代わりの効かない信頼の置ける存在になった。3年契約延長で今年も本能のままにプレーする。

1 Jayron Kearse
stats: 14G(先発14G)77tackle(solo55)1INT 5PD / PFF grade: 71.9
2016 R7 244th→2020 FA DET→2020 PS BAL→2021 FA DAL

背番号1に変わった、安定したパフォーマンスを見せる長身SAF。手足が長く、VersatileなSAFで、BoxやSlot、FS全てこなせる。CowboysではLBとSのハイブリッドの様な形で起用されてきた。パスカバーでは主にTEとマッチアップする。昨季は膝、ふくらはぎをシーズン中に負傷。さらに手術が必要な肩の怪我を押してプレーオフを戦い、持てる力を出し切った。昔は不真面目でかつ素行が悪かったが、Cowboysに来てから意外なリーダーシップを発揮し、フィールド内外でリーダーとしての地位を確立している。熱い漢でチームの屋台骨と言える、影の実力者である。

24 Israel Mukuamu
stats: 15G(先発3G)17tackle(solo12)1INT 1PD / PFF grade: 61.3
2021 R6 227th

6-4の高身長でサイズに恵まれたSAF。類稀な手足の長さが魅力で、本能的で粘り強いマンカバーが持ち味。掴み癖は気になるが、ボールスキルの高さも魅力の一つだ。CB出身でNFLではSAFに転向。タックルも上手い方で、ポストシーズンではニッケルで活躍を見せた。キャンプではニッケルからBOX、FSまでCBとSの全てのポディションを担当している。時々あたふたしているのも見るので、どこかに役割を絞ってあげた方が良いかも知れない。今季はより出番が増えるはず。

30 Juanyeh Thomas
昨年はPS
2022 UDFA

身体能力は高くないが、ためらうことなくランに突っ込む2年目隠し玉S。Boxが適任で、ランディフェンスが得意なタイプだが、パスカバーでも貢献できる。今年はキャンプから猛アピールを見せ、プレシーズンでも大暴れ。見事roster入りを勝ち取った。STでもキック、パントのカバーチームで優れた才能を持っていて、今年の開幕戦ではFGブロックからTDに繋いだ。


Special Team

K(1)

17 Brandon Aubrey
今年からNFLに挑戦

今年28歳の異色のルーキーK。元々は大学でサッカーに打ち込み、アメリカのプロサッカーリーグであるMLSで一巡指名され、DFとしてプレーした元サッカー選手。チームをリリースされた後は紆余曲折を経てUSFLでアメフトのキッカーに転向。そして今年のプレで59ydを決め、NFLでroster入りを勝ち取った。

P(1)

5 Bryan Anger
stats: Pnt66 3294yd avg 48.4yd max 83yd
2012 R3 70th JAX→2016 FA TB→2019 FA HOU→2021 FA DAL

3巡70位というパンターでは異例の高順位で指名された選手。これはRussell Wilsonよりも前に指名されたということである。3年契約延長した昨季も変わらず安定感抜群のパントを蹴ってくれた。平均48.4yd、最長はNFLトップの83yd蹴っている。彼がパントは他とは音が違う。彼のパントでスタジアム中に轟音が響き渡るのを楽しもう。しばらくは安心して任せられるだろう。

LS

44 Trent Sieg
2018 UDFA OAK→2023 FA DAL

LVから移籍のLS。CarlsonやAJ Coleなどのトップクラス選手と戦い、彼らの記録更新の一助となった。今年もミス、欠場なく戦い切って欲しい。

ST専門

29 C.J. Goodwin
2014UDFA PIT→2015 PS ATL→→2017 waveir ARI→2018 wavier NYG→2018 wavier SF→2018 CIN→2018 DAL

基本ST専門のベテラン。明るい性格のムードメーカーで誰からも愛される人気者。フィールドでもロッカールームでもリーダーとしてあり続けている。常に笑顔を絶やさない好漢。オフはボランティア活動に勤しみ、全国の学校や青少年グループで講演する活動をしている人格者。信頼度抜群でチームにとって欠かせない存在。


Coach

HC Mike McCarthy
長らくGBを指揮していた名将。GBを8年連続プレーオフ出場に導き、第45回スーパーボウル制覇の経験あり。今年はプレーコールするらしいが、絶妙に評判が悪い。Cowboysで彼が求められているのはスーパーボウル制覇のみ。プレーオフで勝てなければクビが危ないのだ。どちらかと言うと頑固で継続性を大事にしがち。太り過ぎな体格同様、何か変化が必要かも。

OC Brian Schottenheimer
McCarthyがプレーコールすることになり、今までプレーコールをしていたNFL屈指のOC Kellen MooreがLACに去った今シーズン。その後任として就任。前OCを務めていたSEAファンからあまり評判良くないので、とりあえず無難にこなして欲しいが、。

DC Dan Quinn
情熱溢れる最高のDC。13年から14年までSEAのDCを務め、Legion of Boomと呼ばれた最強のDB陣がいるディフェンスをコールし、スーパーボウル制覇に導いた。Quinnが就任する前のCowboysディフェンスはリーグで最悪の1つだったが、就任後2年でリーグ最強のディフェンスに生まれ変わらせた。

STC John Fassel
彼も情熱溢れるコーチ。常に選手を信じて、辛抱強く育てあげ、アグレッシブなSTを作り上げた。


動画をたくさん貼り付けたので、重いかもありますが、ご了解下さい、。ちなみに、ぼやけている表題の写真はDallasのシンボルであるReunion Towerを車から撮ったものです笑

今年こそスーパーボウル制覇しよう!!

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