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働かないオジサン増えたね。


出世レースから脱落し、向上心をも失った中高年は、見事に職場内における「働かないおじさん」になってしまう。

いや、ご本人は「働いているつもり」かもしれないが、周囲から見ると哀しいまでに「戦力になっていない(働いていない)」おじさんなのだ。

はっきり申し上げる物言いをすれば、現時点で給与に見合った仕事をしていないという自覚があるので、今の会社にしがみつく、というワケだ。

なにしろ年功序列の恩恵を受けて、平社員であっても中小企業からすればそこそこの高給をゲットし続けているのだから。

これは若い頃に低賃金で働いていた分を取り返したい(損をしたくない)、という権利者心理も働いている。「働かないおじさん」化しなければ、企業にとっても従業員の転職(流出)を防ぎ、自社に繋ぎ止める有効手段=ホステージ(囚われ状態)化であったが、いかんせん支払っている給与にパフォーマンスが見合わないので、無駄な高コストの一因――会社のお荷物となってしまっているのだ。

それに「今の会社があるのは昔、自分達が頑張ったから」理論は通用しない。

「働かないおじさん」を大量に生み出し、リストラを画策する会社にしたのは、他でもない当の「働かないおじさん」達なのだから。加えて、非正規雇用に対して自己責任論を唱えていた者は、まさにブーメランで自己責任として跳ね返ってきている。ゆえに(非正規雇用が多い)今の社会において、リストラで同情を買うのも難しい。

DXにも否定的な見解をお持ちでTeamsのテレビ会議をしたところ、マイクはミュートになっているは、カメラはいつまでもOFFになっているは、資料の共有もできない等、テレビ会議が成り立たない。

世の中の変化に気づいていない未だに、紙と鉛筆の世界に耽溺してるハゲチャビン&加齢臭のオジサンたち。

ホンマに早く退職したほうが、貴方の人件費の1/3で新規雇用ができるんだってことが自覚できない。


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